まるっとまったりまろやかに

ゲームの感想、考察、実況プレイ動画のこと。日記も。

剣盾をプレイしてきて思ったこと後編

はじめに

 私は普段、動画投稿をしている。最近はポケモン盾を虫贔屓で実況していて、毎回すんごく楽しかった。前に、4つ目のバッジを取ったところまでのゲームの感想をブログで書いた。

manmaru.hatenablog.jp

 今回は後編!4つ目のバッジゲットから、クリアして伝説のポケモンを捕まえる所までの間に、思ったことや考えたことを書いていくぞ!対戦はやったことないから、それについては書けない。あと動画内で喋ったこともあまり書かないつもりなので、ストーリーには殆ど触れない。ストーリーの感想が聞きたい人は動画を見てくれ!では書くぞ。

 

ジムチャレンジ

オニオンくんとメロンさん

 ポプラさんはいろんな所に出没しては少年たちを助けて?あげてたし、ネズさんは開会式に出ないというだけで随分インパクトがあった。両者とも変わったバトルだったもんね!キバナさんは言わずもがな。

 でもオニオンくんとメロンさんは特に大きな出番もなく、あっさりとジムが終わってしまったように感じたな。過去作でもシナリオ上で出番の乏しいジムリーダーは多くいたけど、今作は彼ら2人を除いたジムリーダーとの絡みがあって楽しかった分、余計に寂しかった。ファイナルトーナメントでオニオンくんとバトルしたときも、嬉しかった反面「だったらもっとシナリオで掘り下げても良かったんじゃ?」とも思ったよ。

 マイナーチェンジ版の影響なのかしらと思った。ほら、オニオンくんの活躍の場をポケモンshに用意すると、サイトウさんの分もswに用意しないといけないだろうから。手間がニ倍、いやそれ以上だもんな。今作のマイナーリーグという設定には面白いな~と思ったけど、マイナーに降格した側のリーダーたちとバトル出来ないどころか顔も見れないのは残念だった。メロンさんの子供に挨拶したかった~!私がパパだよ~!(?)

 たしかオニオンくんは薄明の翼というアニメで登場したらしく、見た人がみんな良かったと言っていた気がする。私はぜっったい見ない。ゲームで掘り下げられなかった部分をアニメで表現する手法に対して、私は拒絶しているからね。ゲームでやれ!

 

ジムミッション

 ポプラさんのがとにかく面白かったな!クイズに正解すると仕掛けが動くものはカツラさんのジムにもあったけれど、今回は不正解だとステータス低下が付与されたままオーディションが進行していったのが面白かった。出題されるクイズも難しすぎるし。メロンさんのジムが氷の仕掛けになっているのも良かった。氷の洞窟のようなエリアがフィールド内にあると、繰り返し移動するのがすごく大変だ。その仕掛けが1度きりしか挑戦しないジムにあるのが、なんとなくホスピタリティを感じた。クイズに不正解でもジムを進められるのも、ある意味優しい。

 スパイクジムとナックルジムのリーダーとのバトルはすんんごい楽しかったけど、ミッションは地味だったな…ただ戦うだけだから。それぞれのジムミッションがなぜああなのかという理由はなんとなく理解はできる。スパイクジムはスタジアムもないジムの苦肉の策として、寂れた街でバトル!ってのが良い。悲壮感を漂わせつつ特別なイベントの空気も感じられる。私が街に入ってからマリィちゃんが兄に決意を語りバトルが始まるまでの一連の流れすべてが、スパイクタウンのライブだったな…とすら思える。

 でもその一方で、ナックルシティはあんなにデカイ城があるのに、あれに一切触れず、宝物庫とも全く関係なくただダブルバトルをするというのは勿体なく感じたな*1。ただバトルするだけのミッションが2連続続くというのもどうなのよ。スマブラで終点ばっかり選ばれたら飽きるぞオレ。挑戦者10人の中からランダムに組を作って、マルチバトルさせたらより二人の英雄みがあって楽しいと思う!ホップかマリィちゃんで選べてもいいよね~。

 

その他ジムのあれこれ

 「ネズさんとバトル→最後のジムへの挑戦」この間がすごく短く感じてしまって、後半4つのジムチャレンジ自体までもが短く感じたなー。スパイクタウンからナックルシティまでの道のりがすごく短いんだよな、きっと。トンネルもただあるだけだし。ローズタワーでの出来事やブラックナイトが控えているから、あっさりさせたかったのかもしれないけど。

 そうでなくても、ガラルの町にある建物や歴史的建造物は「ただあるだけ」なものが多い気がする。デカイ城、いろんな道路にある遺跡、トンネル、観覧車、そしてワイルドエリアのエリア名などなど……ああいうものにも触れたかった。でも、あれって一体なんなんだろ~って考える楽しさもあるな。なんでディグダが祀られてるんだろ?とかね。

 ジムミッションについてもそうだけど、多分時間が無かったのかもなぁ、制作間に合わなかったんだろうな~と思う部分は結構ある*2。ムゲンダイナとバトルした時にガラルの風景が蜃気楼のように浮かび上がるんだけど、結局アレがなんなのか、なぜムゲンダイナとバトルした時に浮かび上がったのかはサッパリ分からない。プレイヤーの想像に任せきって未完成のものを提供してくる姿勢は好きじゃない。けど、不確かな部分を想像するのは楽しいし、それによって生まれるものも多い。

 マップの構造自体は好きなものが沢山ある。特に、吹雪止まぬ10番道路を抜けてシュートシティが見えるあのシーンは素敵だし、アオガラスが飛び立っていくのもいい!10番道路にいるタクシードライバーさんが「アーマーガアがガラルからいなくなると…」と教えてくれたその後に、アオガラスが飛び立っていくのも少し不穏な感じがして好きなんだ。街に入ると石像が建っていたけど、あれは「いつまでも飛び立たないアーマーガア」を街に置いときたかったのかな~とか色々考えてた。

 

ポケモン育成

育てやすい

 以前のブログでは、第8世代のポケモンはどの子も育てやすくていいな!と書いた。けれどシナリオを進めていったことで「この子は後半から更に育てやすくなった・活躍できるようになった」と思えたポケモンは、そんなに沢山はいない。みんな個性あふれる活躍を見せてくれはするが、特別に抜きん出ている子は少ない印象だ。

 抜きん出ている子が少ないのは、バランスとしては良いような気がする。この子だけ育ててたらOK!というのが無いところが私は楽しいな。あのアーマーガアだって育ててみると意外に活躍してくれないもん。強いんだけど、1番じゃない。

 その中でも、カジリガメは育てやすかったな!岩石封じを自力で覚えるし、専用技くらいつくがあるのでポケモンから逃げられずに済む。思い出し技でシェルブレードもある。通常特性にがんじょうあごがあるのもポイント高い。あれでいて進化のレベルも早い。天候の変わりやすいガラルのジム戦では、雨でも砂嵐でも恩恵を受けられるので、非常にありがたい存在だなーと、育てながら思った。

 専用技といえばモルペコのもすんごいな!あれを覚えるのはかなり後半までレベル上げをしないといけないので、一緒に冒険する仲間として頼りになるかというと微妙だが、それでも今までの無進化電気ネズミ枠の中ではかなり育てやすい気がする。トゲデマルはUSUMになってようやくアイアンヘッドを教え技で覚えられるようになったが、モルペコは始めからかみつくを自力習得出来るのがいいよな。

 

育てにくい

 タイレーツは育てにくかったな~!レベルをあげるとインファイトを覚えるんだけど、それまでの一致格闘技はいわくだき・きしかいせいの二択なんだよ。冒険中にいちいち「背水の陣→起死回生」を狙っていくのは面倒くさい。毎回のバトルで波をザッパンザッパンさせたり九死に一生を得るくらい真剣にやらなくていいのよ……と思いながら、彼らの後ろ姿を眺めている。

 バトルが終わると毎回しっかり回復させないといけないので、そこらへんもシナリオ攻略ならではの面倒くささがつきまとうな。専用技はすごいんだが、バトルに慣れてない人は使い所が難しいのではなかろうか。PP少ないし。特に第8世代はタイプ単色が非常に多いので、ポケモン交代させたかろうし。かといって使わないとタイレーツである意味がないし。難しい。

 ただタイレーツが出現する8番道路では瓦割り、アラベスクタウンでリベンジのわざマシンが手に入る。これらを彼らに覚えさせると楽になる*3。モルペコもわざマシンで覚えられるものは多い。ここまでプレイすれば多くのわざマシンやわざレコードが手に入るので、単色タイプな第8世代でも技に困ることはなくなるんだろうな。これも「抜きん出て育てやすいポケモンが思い浮かばない」理由の一つだろうか。

 ま、私はレベル技の取得からポケモンの成長を感じるのが好きなので、マシンやレコードはあまり使わなかったな!意外なポケモンの意外な習得を見るのは面白いけどもね。ヤクデの熱湯とかさ。

 

新技の習得の遅さや夢特性

 第8世代からのポケモンたちの中で、専用技を持つポケモンの、専用技を覚えられるレベルが高めに設定されている子が多いなーと感じた。モルペコのオーラぐるまは55で習得なので、キバナさん戦にはもちろん、下手するとセミファイナルにも間に合わないんじゃないか?*4

 あとは専用特性が隠し特性で、普通にプレイする分にはそれに触れることすら出来ないのは、ポケモンの個性としてどうなんだろうなと思った。普通にプレイしている私としてはつまらなかった。

 でもでも、夢特性も新技も、シナリオ攻略でのレベルデザインとも関わってくるだろうから、ホイホイと出すことは出来なかったのかなとも思う。モルペコがレベル30くらいでオーラぐるま覚えちゃったら、私ならそれしか撃たないもんな。かといってオーラぐるまの威力を下げられたらガッカリするだろうし。苦労して苦労してようやく手に入った技がむちゃくちゃ強かったら嬉しいもん。

 それに、夢特性はある意味でレアリティになるわけだから、交換しあったり探して捕獲する楽しみにつながるだろう。期間限定のレイドイベントとの相性もいいから、プレイヤーみんなに渡すというのはなかなか難しいんだろうな~。と考えながらワイルドエリアを歩いていた。

 ただそんなものとは一切縁のない私からしたら、隠し特性は廃止にして3つ目の通常特性にしてほしいけども!お金払うから隠し特性出させてくれない?オジサンもう手間かける体力がないよ?任天堂くんさぁ時間ってプリカで買えないんだよ???

 

図鑑とガラル

通信のアイコンや図鑑の煩わしさ

 YY通信のあのアイコン!邪魔だったな~!!自分がポケモンを捕まえる・キャンプをする・ポケモンが進化をする等などで画面左下にぴょこんと出てくるのは、通知としては100点なんだろうけど、ゲームに没入したい私からすると不快極まりなかったもんな。あれ2画面構成のハードだったら下の画面に出てたのかしら。

 前作で出来てたことができなくなるの悲しいぜ…特に図鑑関係はさ、ちょっとどうかしてると思ったよオイラ。ポケモン捕まえた時に、彼らの仕草や姿を見回せたりができなくなってたりとかは、まぁ我慢はできるんだけど…検索できないのはもう意味分からんもんね。デジタルである意味よ。スマホアプリにするからこんなことに…ってレビューと共に☆1を添えたくなる。

 紙の図鑑の索引なら、ア・カ・サ・タ・ナって大きく見出しが付いてるけど、ポケモン図鑑はそれも無いし、五十音順で並び替えると進化前・後の順番変わって調べにくくなるしで!!もう!!!紙よりレベルの低いものを作って満足すな!ダイマックスエネルギーばっかり研究してないで、ポケモン研究とアプリ開発に熱入れんかい!!重さ比べ機能まで付けろとは言わないから、ちゃんとして!!!!と心の中で言いながら真顔で図鑑見てたね。

 

図鑑がしょぼい理由とガラルの人の好み(長い)

 図鑑について1プレイヤーの私がフォローする義理なんぞ、無い。使いにくいものを使いにくいと喚いて何が悪いんじゃ。けれど……ガラルの図鑑を眺めていると、それだけこの地方では図鑑というか、ポケモンそのものについての研究が進んでいないのではないか?とも思えてくるんだよな。

 所詮スマホアプリなんだから機能はしょぼくて当然、だとは考えてないんだよ。ではなぜスマホアプリ程度の機能しかないのか?って思っちゃう。それについて、ここからオイラなりの解釈や考察を書くんだけど、ガラルについての批判をしたいわけではないんだ。それを覚えておいてほしい。

 結論から書くと、ガラルの人はあんまりポケットモンスターに興味がないんじゃないかなって思ってる。いや!もちろん!ポケモンは好きだろうし、ヒスイの人とも違って「当たり前に」ポケモンと一緒に暮らしている。

 でも例えば、リージョンフォーム。それについてガラルの人って全然話さないんだ。ヒスイでも聞く話題なのに。アローラで大盛りあがりもしてたじゃん。なのにここじゃ話題に上がらない。なぜリージョンフォームが存在するかも、分かってないのにね。

 他にも例えば、ガラルデスマス。彼の進化条件って、むちゃんこ難しいと思ってるのよ。だって進化へのヒントがさ、ポケモン図鑑読んでもさっぱり分からないんだもんね。でもそれってつまり「ガラルの研究者たちも”解っていない”」ってことなんじゃないかなーと思って。解ってないから記しようがない。

 世代を重ねるごとに、図鑑の内容は地方の色が現れるようになってきた、という話を色んなところでしてる。アローラ図鑑ならディグダメガシンカポケモンの説明が特徴的だし、ヒスイ図鑑ならヤミカラスビッパが面白い。そしてこの剣盾にもそういうものは沢山ある。地方ごとに図鑑の説明が違うのは、その土地でポケモンの生態が変わるからだけでなく、地方でそのポケモンをどう捉えているのかが違うからだし、地方の歴史や風土が異なるからだ。と私は思っている。

 そんな今までの前提(と私が勝手に決めつけていること)から考えてみると、ガラルの人たちはあまりにも淡白に、いや違うな、カジュアルだ。カジュアルにポケモンと接している。そしてガラルの歴史や風土については、深く考えていないように思える。

 マグノリア博士やカブさんも言ってたでしょう、ダイマックスはガラルの文化だって。じゃあ、ダイマックス以外は文化じゃないのかな?って思って。

 図鑑が必要最低限の機能だけなのも、そこに繋がる。オススメ機能はロトムの性質によるものだし「図鑑」らしくない、どちらかといえばソシャゲの再プレイ促進の意味合いが強い。そこがカジュアルで良いと私は思っているけれど、ガラルの人もそれで充分だと思っていて、思っているからその機能しかない。と、私は考えているのさ。

 さっきも遺跡の話を書いたけど、あれだけの遺跡があるのに、考古学の研究がさっぱり進んでないでしょう。観光地にしかなっていない。だからウカッツさんみたいな人がカセキ研究の代表みたいなのになっちゃうんだよ。

 ソニアはガラルの伝説について調べようと頑張っているけど、逆に、今まで誰も調べてなかったの?って思う。こーんだけ伝承が残ってるのに手つかずって。シロナさん白目むくよ。

 そりゃクリア後のエピソードを見ればそこらへんもなんとなく察しが付くけれど、それを加味しても、このガラルに生きる賢人たちは、誰もなんにも思わずにホテルにデカイ英雄像建てて満足してたってことでしょう?タペストリーをボブの店に飾ってても触れられないし。そもそも、このガラルには「けんきゅういん」と呼ばれるトレーナーすらいない。*5

 そういうところを見ていると、ガラルではある意味で”大衆的な方向”へポケモン研究への舵を取っているんじゃないかな~って、感じるのさ。

 ガラル地方の中心、背骨はジムチャレンジというスポーツで、それを軸に生業や営みが生まれている。背骨の中ではダイマックスエネルギーの髄がドクドクと流れている。ダイマが無ければガラルは栄えなかったし、ジムチャレンジもここまで盛り上がるものにならなかっただろうね。

 だからこそ、その軸から外れた研究をする意義が、ガラルでは薄い。だもんでポケモンに対しても考古学の分野でも、研究が進んでいない。それを、ガラルを冒険していて感じた。少なくとも、ヨロイやカンムリを除いたガラル地方ではね。

 そこがアローラとはまったく違うところで、私はすごく面白いし好きだ。ここまでガラルのカジュアルさについて書いてきたけれど、これは悪いことだけじゃない。どんなことにもいい面悪い面っていうのはあって、その両方を見たり片側だけを見つめたりするのは、私にとっては大切なことなんだ。

 図鑑が詳しくないと困るのは私であって、ガラル地方の誰かではない。ここはハッキリさせておく必要がある。研究のレベルが低いからダメということもまったくない。その分、別の分野の成長があるわけだし。

 歴史を理解できなければポケモンを楽しんではいけないか?んなことないよねぇ。ポケモンバトルが楽しいという理由だけでポケモンを育て、そこから未来の扉が開かれる、大いに結構!シュートシティのスタジアム前で、ガーディと競争していた子供がいたでしょう、すごく印象に残っていてね。あの生き方はガラル地方ならではだと思うのよ。ジムが生活の一部になっている。

 もちろんこの件について「ゲーフリがジムチャレンジを際立たせるためにシナリオ上でガラルにおけるポケモンの研究や歴史の部分を省略した」とも「ジムチャレンジャーである人間からはガラルの歴史の深い所まで見えなかった」とも捉えても全然いいと思う。別の捉え方でもいい。キミの好きにしなさい。

 (スパイクタウンが寂れているのはダイマックスが出来ないからと言われている。でもジムチャレンジには8つのジムすべてが必要不可欠であり、ガラルの人がジムチャレンジ大好き民なのであれば、ガラルの人々はスパイクタウンにも訪れるはずだ。ナックルシティからずいぶん近いし。なのにあの街が寂れているのは、多くの大衆が求めているのはジムチャレンジという”伝統”ではなくジムチャレンジという”興行”であるから、と考えることも出来る。そういう意味でもガラルの人はすごくカジュアルだと思う。本筋とは少し逸れちゃうからここに書いたよ。スポーツはしないけどスポーツ観戦はする、それについての色んな良さ・悪さがガラルのジムチャレンジに感じられる。そこが良い。)



ポケモンキャンプなど

 前作のポケリフレからキャンプに変わって、ポケモンを直接触れなくなったのは寂しいけれど、一緒にご飯食べられるようになったのは嬉しかったな~~~!!!!!

 いいのよ触れなくて…ただ見つめ合ってご飯を食べられる。互いにいろんなことを考えて生きていく中で、ご飯の前で同じ「美味しい」という感情を共有できる、それってもう家族じゃん!!キャンプについてはこれ以上書くことないんだよな…自分が作ったご飯を美味しい美味しいと食べてくれる人、それが私の理想の人なので、これ以上求められない。センキュー。

 あと今更だけどさ。今作っていろんな道路にそらをとぶが出来るけど、それって全部キャンプ地を目印にしてるんだね。だから色んなところで他の人とキャンプが出来るし、そこで体力回復が出来る。キャンプのミニゲームが苦手な人でも他の人と一緒に作れるからカレーランクが上がりやすい。良いよね!

 でもPP回復が出来ないのはめんどうだったなー。今作は木の実の取得がランダムだから。ハロンタウンの木の実屋さんで色んな種類を売ってくれたらよかったのにー。ただまぁそのPPの管理も、RPGっぽくて良いよね。かみなりのわざレコード手に入ったけどスパークのほうがPP多いし…って考えられるし。今作は一度覚えたわざレコードの技はポケセンで思い出せるんだよね。あれすごくありがたかったな。

 

クリア後の冒険について

 実況はしていないけれど、一応エンディングを見た後に遊べるシナリオはプレイしたんだよ!正直に言うと、実況してなくて助かったな~と思った。いや!良いところはたくさんあるんだけど、どーしても1つ、許せないことがあったから。それに対しての怒りというか、悲しさを抑えて実況できる気がしなかったから、実況してなくて助かったな~と思ってる。

ポジティブ

 良いところはそりゃ~もう山程ある。ソニアやホップたちみたいな、仲間の成長を感じることが出来たし!ビートくんがいたアラベスクジムとかでの出来事や、ナックルシティのキバナさんとネズさんとのやり取りとか最高だったし!カブさんの笑顔を見て思わず「くわぁ~!」と叫んじゃったし!メロンさんと話した時、スクショ30枚くらい撮っちゃった……へへ……

タイプすぎてだめだ…誰か…

ネガティブ

 けどね。シーソー兄弟が、とにかくかわいそうでさ。彼らは何のために生まれてきたんだろうって思って。

 彼らって、既存のキャラと伝説ポケモンを引き立てるための存在でしかなくない?いろんなところに喧嘩を売って、ポケモンを苦しめて、伝説ポケモンの力に対処できなくて。過去に登場した悪の組織を濃縮還元した人って感じ。しかも良いところ全然ないじゃん。カッコよくもないし。バトルも強くないし。

 この感じすんごい似てるのよね、エピソードデルタと。ORASのエピデルに登場したヒガナと、シーソー兄弟ってやってること全く一緒なのさ。他人をディスって笑いを取ろうとする所も一緒だし。でも、プレイして受けたショックの具合なら、Shの方が上かなぁ。

 エンディング前ではエール団やローズさん、ビートくんみたいな、プレイヤーの障害となる存在はたしかに出てきた。でも彼らは、自分たちなりに色々考えて、ポケモンや人のために行動していた。その行動にエゴが含まれていたとしても、ね。

 そして彼らを慕ってくれる人がいた。エール団にはマリィちゃんやネズさん、ローズさんにはダンデさんやオリーヴさんが。彼らは今作における諸悪の根源でも悪いヤツラでもない、ガラルに住む普通の人と、あまり変わらなかった。

 私は今作をプレイしていてそう感じたし、それがとても嬉しかった。きっちりと善悪で線引をしなかった、このソシルドのシナリオに触れられて良かったとすら思っていた。

 だってのに。あれはなんだ。シーソー兄弟は何のために生まれてきたんだ。いや、なんのために生んだんだ、ゲームフリークは。

 別に悪いやつをこの世界に登場させるな、なんて言ってない。悪いやつは存在して良いし、というか私が決められることじゃあない。だけど、人から愛されるキャラクターだけが更に愛される権利を与えられるような、そんな世界まっぴらゴメンだね。このガラルでは、特に。

 だからやっぱり、クリア後のガラルを冒険してなくて良かったなーと思う。多分、自分が小学生とかだったら笑って許してるんだろうな。わーコイツ負けて白目むいたおもしろーいっつってさ。参ったな~

ネズさんとずっと一緒にいれたことが一番良かった

おわりに

 たくさん書いて疲れたから、そろそろ終わるか!ここに書いたこと以外の、ポケモンソシルドについての感想は、全102話の実況の中でたーくさん話したから、ぜひ動画を見てほしい。あとマシュマロで今作の難易度に関する質問を頂いて、それについて答えたから、よかったらこれも読んでみてくれ。めちゃ良い質問、というか意見だったなー。ありがたい。

marshmallow-qa.com

 そーいえば今回の実況は、今までのポケモン実況の中でも一番短くなったのに、終盤の再生数がすんごい低かったな。見てる人の中で飽きた人が多かったんだろうか。こんなに短く終わったのに。それもちょっと悲しいというか、寂しいな。

 まぁでも、冒険が面白かったから良いか。それに沢山の人に見てもらえたし、アンケでも嬉しい感想たくさんもらったしな!

今回の実況のアンケート。時間あったら答えてくださいな→

https://forms.gle/tCkQBqmzfV4tDZjv5

気を取り直してまた実況撮るか!ではまた。

*1:あの城ってジムとは何の関係もないんだもんな。

*2:ポケセンでBP交換してくれる人がトツゼン登場したりとかさ

*3:リベンジははいすいのじんと相性が良くないが

*4:今作は後半のレベル上げがしにくい。常に戦ってくれるトレーナーさんもいないし取得経験値の仕様が第5世代の時と同じなので自分よりもレベルが低い相手とバトルしたときの経験値の量が他の世代よりも少ない

*5:白衣を着ている女性とバトルすることもあるが、彼らは皆「けんきゅういん」という肩書ではない。ガラル地方に研究員は存在しているだろうが会うことは出来ない