まるっとまったりまろやかに

ゲームの感想、考察、実況プレイ動画のこと。日記も。

3月4週目辺りの日記

プロローグ

春ね。こういう時期は身の回りがアレコレ変わったりする。私も変わったよ。花粉症になった。いやなったのかな、分からん。

ある日突然目が痒くなり、くしゃみが止まらなくなってさ。なんだなんだと狼狽えながらマスク買って付けたらピタッと止まったから、そうなのかな~って。

でも周りの人間が花粉症で苦しんでる中、私はマスクもせずにのほほんと仕事してるから…どうなんだろうな?まだ軽度なのかもしれないね。

妹に花粉症の話をしたら「私はスプレーとお茶で対策してるよ。でもまだ自分は花粉症じゃないって信じてる」と言っていた。

信じるものは救われるからね。しょうがないね。

 

3月4週目辺りの日記

去年の冬からワイヤレスイヤホンを使っている。便利なのは知ってはいたけどここまでとは…あぁ恐ろしや文明の利器。

去年買ってよかったものベスト5に入るよ。1位はゾウのぬいぐるみだよ。最高にかわいいんだ。今も机の横において撫でてる。

外より家でワイヤレスイヤホンを使うことが多い。家事しているとしゃがんだり伸びたりと、意外と色んなポーズをする。そん時にワイヤレスはビーンって引っかからなくて良いなぁと思う。

 

自分で使うにはすんごい便利だけど、人が使っているとビビるな…この人独り言でかいな!?と思ったら通話中だったってことがよくある。

夜。大声で笑いながら、自転車乗りが後ろから無灯火で突っ込んでくると、私は怪獣から逃げる人達みたいな顔してビビって避けるよ。あれは怖い。

すき家で牛丼に罵声を浴びせながら食べてる人がいたけれど、よく見たらワイヤレスイヤホンしてたってこともあった。

食材になった牛たちに対して「轢き殺すぞ!」と言ってたのでおかしいなとは思ってたんだ。通話してたんだね。

でもよく考えると、これワイヤレスじゃなくても普通に怖い。自転車はOUTな案件だしすき家の人は交友関係大丈夫か心配になる。

ワイヤをレスした分人は自由になるが、飯時や運転中でも自由になってしまうね。

 

そもそも外でのイヤホンの使用というのは、世界と隔絶されるのが利点なのだろうけど、それは一方的なものであってこちらからは丸見えだもんね。

謂わば逆マジックミラー号だ。…取調室とかICUとか、もう少しまともな例えが良かったかな…

幼い頃に描いていた未来の一つと、ワイヤレスイヤホンでの通話は近いものを感じていたけれど、実際はすき家でミラー号だったか。俺の未来を返してほしい。

映画アイアンマンで主人公が、空間ディスプレイみたいなものをシャシャーっと手で動かしていて、あれも未来っぽくてカッコいいなーと思ってた。

でももし今実現したら、情報保護のために他の人からはディスプレイが見えないようになるだろうから「うわコイツ喫煙所で急にパントマイムし始めたぞ」って見られるのかな。バリバーリー。

 

すき家を後にしてから「ワイヤレスイヤホンのお陰で変な人が目につくようになったな~」と思ったけど、多分それは違うね。

学生の頃、椅子に正座し大号泣で牛丼食べる男性とマジギレしてる女性のカップルを、別のすき家で見かけたし。

変な人にもワイヤレスが普及しただけの話なんだろうな。私みたいなのとかにな。

 


先日、中学生の定期演奏会にお呼ばれした。友人は教育関係の仕事をしている。教え子から誘われたのでお前もどうだと勧められての参戦だ。

参戦とは言うけど、小さな文化会館みたいなところでアットホームにやるような感じだったので、そんなに気合はいらないようだった。

演奏する中学生のご家族以上に大人が多い空間だ。この街の人達は皆楽しみにしていたのだなと思うと和む。

演奏自体はそりゃあもうすごかった。私は誰かが頑張ってるだけですごいと思うので、それが何十人も一斉に頑張ってると、もうすごさの竜巻に襲われるようだった。第一あんなに指動かないぞ私(昔テナーをやっていた)。

どうやらこの定期演奏会をもって3年生は引退するようで、それに合わせた演出などがあった。初めて見かけた中学生たちの、小さな卒業式を見せられて泣きかけた。心配させてはならんと心を殺し踏みとどまった。

定期演奏会は生徒達それぞれの見せ場があり、ソロを貰っている子が多かった。ある2年生の女の子がソロを吹くため立ち上がり、マイクの前まで歩いてきた。すごい。

私なんて楽器持ったままどこにもぶつけずに歩ける気がしない(昔テナーをやっていたが毎度ぶつけていた)。

 

その子はソロを間違えた。私ですら分かるレベルで、だ。

その子はソロを終わらせると、ニコッと笑顔を見せ、頭を下げて戻っていった。そしてまた皆と一緒に懸命に吹き始めた。

私はあの女の子が一番かっこいいなと思った。

他の子達は難なくソロを吹いてみせた。ああいった場で成功するというのはすごいことだ。

しかし運悪く失敗した時に、その失敗にどう始末をつけるか。物事を畳む力というのかな。それは成功させる力とは別方向にすごいものだと思う。

監督の指導が行き届いているとも言えるが、ああいう場でその指導を活かせるということ自体がすごいのだ。尊敬する。

その2年生の子は、小さな卒業式の時に泣いていた。先程まで楽器を拭いていたそのタオルで、自分の目を必死に抑えていた。

先輩がいなくなるから寂しいのか、そんな最後の演奏会で失敗したことが悔しいのか、それともまた別の理由なのか。

友人が来年もその定期演奏会に行くのかはわからない。しかし私は行くことに決めた。

 

 

PCが壊れたり偽トロが使えなくなったりでバタバタしていたが、先週辺りからようやく以前の環境に近い状態で作業できるようになった。

それでも前とはやはり違うな。Windows10はなんだろう…使いやすいんだか使いにくいんだか。ま、そのうち慣れる。慣れるってのは良いことだ。

ただ、実況してない環境に慣れてしまったのでそれはそれで困る。機器が届くまでずっとPS4でゲームばっかりしてたからね。

ビルダーズ2を一旦終えてから、ゼロドーンとスパイダーマンをやってたよ。どっちもプレイ中はめちゃくちゃおもしろかったな~

どちらもアクションゲームだけど、方や素材集めて武器を強化して戦い方を増やしていく楽しさ。方や街に散らばるミッションをこなし、ポイントを使用して戦い方を増やす。

色々な戦略でやれるってのが良いし、敵も種類豊富だし、あっちの攻め方も色々あるしな。止め時がわからなくなるねああいうのは。ストーリーそっちのけでサイド進めてたよ。

 

ゼロドーンのストーリーは最初「おっ宗教関係かな?」と思って進めてて、神や悪魔が人間と機械に入れ替わり立ち代わりで立場が変わっていくところが良かったな~

そこに振り回される只の人間の模様とかもね。いや只の人間しかいなかったな。あの世界には。

でも段々プレイしてると「勝手だな~」っていう思いがどんどん強くなっていったね。勿論最後辺りの展開は熱いものを感じたけれど。

時代の流れに翻弄されながらも懸命に生きる若者というのは好きだ。自分の大切なものを手放さずに生きる若者は。

しかしゼロドーンの主人公には、最後に何が残ったのかわからない。その時代の流れが余りにも大きくて、そして自分の大切にしていたものはあっさりと時代に否定…いや無かったことにされた。

ただ生かされていた、というのかな。”神”の都合で生かされていた。それは序盤から語られていた宗教の話にもリンクするところがあるんだけど…

終始ああいう信念を貫いていた彼女にとってはな~テーマとしてはすごく良いと思う!思うけど、申し訳ないが主人公が不憫すぎてなぁ…

”お釈迦様の手のひらで”という言葉がぴったり当てはまってしまったなって思う。

勿論私も本当にそうなんだと思う。”神”の前では70億分の1が描く模様などはちっぽけなものに過ぎず、しかしその模様を描くことを神は喜び、そうであれと望むのかも知れない。

が、喜びも悲しみも親との離別も全て思召なのだとしたら、やりきれない。少なくとも私は。

そして、これから先も延々と”神”のために生き抜かなければいけないのだと思うと、ゲームとしては興味が沸かなくなってしまったのよね。

 

面白くないわけじゃない、間違いなくめちゃ面白い。全国民に是非一度はプレイして感想を提出していただきたい。喜ぶから。私が。

ただエンディングを迎えてみると、もうこれ以上アーロイの歩みを見る必要がない、と思ってしまった。

私が思うゲームというのは主体性あってこそなんだ。正直ハッピーエンドとかもどうでもいい、自分で選んだ物語であれば悲劇でも良い。

逆に、製作者にプログラミングされたレールを走らされている(要はやらされてる)な~とハッキリ自覚してしまうと、それはプレイヤーの物語ではなくデバック作業になってしまうなーと思うんだ。

 

そしてプレイヤーの行動さえも全て神、あるいは”神”のお導き「のみ」で歩まされる物語にはもう主体性はない。それは遊んで楽しむものではなく、見て楽しむものだ。

そう映画だ。メインストーリー後半ずっと思っていた。これは映画をなぞらされているんだと。 

私が買ったゼロドーンはDLC付きのソフトなんだけど、プレイしないと思う。したくないのではなく、しなくて良いなと思った。もうあそこからは、彼女の世界だからな。

スパイダーマンのストーリーにも同じようなものを感じる。クリアして、じゃあ何が残ったんだ?というような。

どっちも単純にアクションカッコいいし、ストーリー自体もすごく良いんだ。お話として素晴らしい。ただ私の好みじゃなかったな~っていう感じだ。

 

どんなゲームも結局、用意された無数のレールの上を1つ以上の終着駅に向かって走らされるものではあると思う。

ただそこでプレイヤーが「走っている」と感じるのか「走らされている」と感じるのかには、どんな違いがあるんだろうね?

 

エピローグ

最後ゲームのレビューというか批判?みたいになってなかった?大丈夫かな?もう一回言うけどハチャメチャに面白いからね。腕と瞼が痙攣するまでやってたくらいハマったよ。

ハマるといえば最近ソイジョイにハマり直したね。あれ発売当初からうめぇうめぇって食べてたんだけど、健康ブームが大きくなりすぎて逆にやめちゃったのよね。

なんだろう…アンチ健康ブームとかじゃなくって、敷居が高い気がして。最高の栄養バランス!とかスーパーフード!とか言われるとビビる。良いんですそんな上等なものじゃなくて…じゃあカステラの切れ端詰め合わせとかで良いです…ってなる。

カステラでフレンチトースト作ると美味いんだってね。ではまた。