まるっとまったりまろやかに

ゲームの感想、考察、実況プレイ動画のこと。日記も。

実況プレイ活動の見直し・対策と実践

manmaru.hatenablog.jp

動画投稿が趣味の男は、なぜ年間35日しか休まなかったのか?今日はその文章の続きだ。

ここまで性格の問題構造の問題を書いてきた。休まないから休めない、休めないから休まない。大小様々な問題が絡み合い、大きな縄となって、気付かないうちに自分を縛り上げていた。

今回は、じゃあどうやってその問題を解決しようとしたか?実際に効果があったのか?それを書いていく。結論としては、効果があった。

 

動画編集や動画投稿を「活動」と呼ぶことにした

定義づけは大切だ。言葉一つ変わるだけで印象が違う。例えば「一日の行動スケジュール」というと私は嫌だが、「今日のしおり」と言われるだけでハードルが下がる。

自分の一連の行動を、今までは「趣味」と呼んでいた。

しかし趣味だと「ただの趣味なんだから休まなくていい」「趣味なんだから気軽に考えればいい」という考えが悪い方向に働き、それが休養を阻害していた。

では仕事と呼ぶべきか、というとまた違う。

確かに仕事には休養が必要だが、責任も伴う。どんな仕事でもだ。私のコレはそんなに大それたものでもないし、どうせその責任とやらに潰されて、必死に動画投稿するようになるのがオチである。

仕事と趣味の間のような言葉とは何か考えた時、クラブ活動が頭に浮かんだ。

部活やスポーツ少年団ほど固くなく、かといって近所の公園に集まってテキトーに楽しむほど緩くない。そういうイメージの中で過ごしていたい。これだ。

しかし創作活動というのは憚られる。なにせ私は「他人の褌で相撲を取っている」だけだから。(この考えだけは死んでも治らない。)

なのでただの「活動」と呼ぶことにした。活動には休憩も必要だし、活動には決まりきった期日もない。いいぞ!私が実況プレイ動画を投稿するのは、活動だ。

これが決まったのが正直一番大きい。他のアレコレがスムーズに決められた。

 

休憩時は横になる

作業の途中で休憩しようとするが、目の前にPCがあるとどうしてもそれを進めてしまう。

この問題を解決するため、休憩時にはPCを閉じるだけにした。しかしどうしても気になって開いてしまうので、自分からPCと距離を取ることにした。

休憩時間になったら、リビングの隣の寝室に行く。横になってゲームをしたり、スマホをいじったり、本を読んだり。スマホでブログを書いたりもする。

これもかなり効果があった。たかが1部屋だが、景色が変わるとリフレッシュされるし、本を読むのは楽しい。休憩らしい休憩が出来た。

ただし私はぐーたら人間なので、一度休むとずーっと休んでしまい、作業に使える時間が短くなってしまった。友人は「今まで休んでなかったんだから最初はそれくらいでいい、休みの日に休まないのはおかしい」と言っていた。そうかな。

 

作業の時間を測る

これは前回にも書いたが、自分がどれだけ作業に時間がかかるかを測定した。

今までは、趣味なのでのんびりやってそのうち終わればOK!と思っていた。しかし活動に変わったので、そこらへんしっかりやる意識が芽生えた。

測った結果、動画編集にはかなりの時間がかかることを知った。自分が思っていたよりもずっと。「そのうち終われば」ではいつまで経っても終わらないことが分かった。

趣味と捉えてテキトーにやっていたせいで、無駄に肩と腰を痛めていたわけだ。その時間に体を休めたり鍛えたり賢くなれたのに…私というやつは……

しかし、意識と行動のズレをチェックすることに繋がった。

 

一日のスケジュールを立てる

動画ひとつ作るのにかかる時間は分かった。

そこから1週間のうちに必要な作業時間を計算した。その時間を今度は各曜日に分配すれば、自由な時間も作れるのではないか?と思った。

なので、曜日ごとのスケジュールを立てて、それに従って行動することにした。休憩は何時から何時まで、作業はこの時間とこの時、お昼はこの時食べて…と。

この作戦は失敗に終わった。

休みの日に決まりきったスケジュールをこなせる程の胆力が私にはなく、またスケジュールに縛られると過度にストレスを感じてしまった。

そりゃそうだ、仕事のスケジュールもあるんだから、2重の時間に縛られるのはイヤだよな。スケジュール通りに休憩するって、それはもう半分休憩じゃない。心が解放されてない。

 

一日の作業時間だけ決める

合計の作業時間を各曜日に分配するけど「いつ作業しても良い」ことにした。起きてすぐに作業を始めてもいいし、寝る前でもいい。

こっちの方法が自分には合っていたようだ。

その日の気分で開始と終了の時間が決められる。作業をし始めれば勝手に集中するので、開始時間は設けないほうがストレスなく活動できることが分かった。

一日の作業時間を終えたら、その日の作業は終了。やりかけていてもその日は「やらなくていい」。なぜなら明日やれば間に合うから。

この「やらなくても間に合う」という安心感が自分を休ませてくれた。

 

タイトル数を減らす

今までは実況したいソフトの思いのままに沢山手を出していたが、今後は実況するソフトのタイトル数を絞ることにした。

具体的に言うと、ニコニコではポケモンだけ、youtubeでは何か1作品だけという、2作品だけ実況することにした。(今後の話)

タイトルが減るとその分、考える事象が減る。その分脳みそと心に余裕が生まれる。

深く考えることが出来るようになり、実況プレイ動画として良いものを作れる…気がする。インプット(実況する作品)が減った分、別のインプット(本など)を入れる余裕も生まれている。

1作品あたりの編集に当てる時間が増えるので、その分1ヶ月辺りの投稿本数が増える。つまり早く完結させられる。

これは「長く見ている視聴者が飽きてしまう」という問題を解決させることにも繋がる。なので「飽きられるかも…」という恐怖から解放され、のびのび過ごせる。

他のシリーズをやりたくなったら、自分に「今の連載を沢山更新すれば良いんだぞ」と言い聞かせている。

 

ネットを見すぎない、SNSを断つ

自分が落ち込んでいる時、落ち込みやすい時にネットを見ないようにした。あの人はすごいな、自分はダメだ…という気持ちが生まれにくくなった。

また、SNSをながら見して余計な時間を使っていることもあるので、活動中はSNS禁止。

そういえば筋トレをする関係で、なかやまきんに君の動画を見ていたら、彼が「他人の良いところと自分のダメな所を比べない」と言っていた。

私の以前の動画と比べて、再生数は落ちているかもしれない…しかし、今の実況のほうが私は面白いと思うので無問題だと思えた。この世で一番面白い実況プレイヤーは私で、二番目は過去の私。

そう思うことで、早く投稿しないと…という焦りは薄くなった。はー良かった。

 

家事とストレッチは休憩じゃない

今まで私は「30分作業→洗濯物を干す→30分作業→米を研ぐ→…」という流れで動いていた。これを友人に伝えたら怒られた。

私としては、気分が切り替わってリフレッシュ出来ていていいなーと思っていたのだが、友人からは「家事は仕事なんだから、仕事の間に仕事してどうする」「家事は休憩に入るわけがない」と言われた。

そ、そのとおりだ…目からウロコだった。

他人に対して「家事と休んでんのは一緒」と思って生きてはいなかった。むしろ逆で、家事ちゃんとこなせるなんてすごいぜ!と思っている。

しかし自分のこととなると話は別なのだった。どおりで休みの日にヘトヘトになるわけだ。起きてから寝るまでノー休憩だったんだから。

話し合いの結果、家事をしたら休憩を取る。作業の後すぐに家事をしない。短い時間でも休憩を取ることにした。

また、ストレッチも休憩にいれないことにした。3分体をほぐした所で体力は回復しないから、それとは別に休憩を取れということだ。仰る通り。

 

昼ごはんは休憩じゃない

これも友人から言われた。私は作業しながら昼飯を済ませるのだが、そのひと時を休憩に加算していた。それを伝えたらまた怒られた。

「百歩譲ってご飯を食べることが休憩になるとして、食べてる間に作業してるんだから、それ休憩じゃないぞ」と。

「本来昼休憩というのは、ご飯を食べるための時間ではなくて、休憩するための時間なんだから、ご飯を食べた後に、別で休憩時間を設けなければいけない」と。

ぐうの音も出ない。平伏。

そういえば……昔勤めていた職場で、ことごとく作業が遅いと怒られていた。そのため残業をしたり昼休憩を短くして作業にあたっていたのだった。

しかし今の職場ではそんなことを言われた覚えがない、ということを思い出した。

なるほど、職場によるのだな。自分が下等生物で[自主規制]だから休憩なんぞ取ってはいけないと思っていた。本気で。

その経験があるから昼休憩を取らないようになってしまったんだな…なるほど。でも昼休憩は取って良い。そうだ、取っていいぞ!よかったな!!

 

散歩や筋トレをする

これもすごい効果があった。良い気分転換になるし、帰ったらアレをやりたい!と思えるようになった。「やらないと」ではなく「やりたい」だ。この変化は大きい。

椅子にずっと座っていると健康に悪いそうなので、これからも散歩はする。散歩したらまた数分休憩をとり、そこから作業再開。

筋トレを始めたことで、少しだが疲れにくくなった気がするし、肩や腰の痛みも和らいだ。気がする程度で充分だ。ありがとう、きんにくんさん。

 

作業中にして良いこと・ダメなことを決めた

サムネ制作、文章の執筆、据え置き機のゲーム、小説やマンガを読むなど。これらを別の作業と並行してやらないことにした。集中できなくなるので。SNSもダメ。

並行して進めても良さそうなのは、携帯機のゲーム、学習用の本を読む、小さなメモを取るなど。集中力が必要ない・集中できないものならOKにした。

もしも確認中に別の作業がしたくなったら、今の作業を中断してからにする。そういう風に決めた。

実践した結果、中々良い。それぞれのタスクに対してまっすぐ取り組める。効率が上がった。やはり私はシングルタスクに向いているようだ。

あとはそれぞれの作業が、やらなければいけない面倒くさいものから、楽しい趣味に変わった。いや元々楽しかったんだけどね?より楽しく出来るようになった。

もっとこうしようというアイデアが生まれやすくもなった。脳の空き容量が減ったからかも。

でもまだ、確認作業を中断せずにサムネを作ったりすることはある。まだ慣れてないな。

意識してシングルタスクを行うようにしたので、タスクを完了した満足感が小さく積み重なっていくのが気持ちいい。

お試しで、作業と並行してムーミンの本を読んだらめちゃくちゃ面白くて、全然作業に集中出来なかったこともある。一概に本だったら何でも良いとは言えないようだ。

 

進捗を手帳に書く

自分の活動における作業を、全て手帳に書くようにした。やらないといけないこと・やりとげたこと・次回やりたいことを、進捗報告も兼ねて。

効果はかなりあった。

頭の中にある問題をいったん手帳に閉まっておける。すると頭の容量が空くので、別のことを考えられる。

タスクの保存のためではなく、目の前の(手帳に記された)問題を解決するのに頭を使える。作業がグンと捗った。

明日の活動予定を書き込むことで、その日はこれ以上作業のことを考えずに済み、頭が休まった。明日の活動がより楽しみになった。

また、その日に完了したタスクも書くことで満足感が得られ、自己肯定感が高まった。

今までは「書くこと自体が一つの作業なので、そんな事する暇があったら別の作業を一つ終わらせたほうが良いのではないか」と思っていた。

今もそう思っているので、数分で終わるようなものは書いていない。書く時も時間をかけずに。

 

 

終わりに、休憩して何か変わったか

こんなところか。

後から読んでも思うけど、特に変わったことはしてない。しかし、こういうことも思いつかないほど、自分は日々、切羽詰まっていたんだなと思う。

自分としては、のんびりストレスなく過ごしていたつもりだったのだけど。外側から見ないと分からないものだな。

今は割と休憩できている…と思う。休みの日に休みらしく休憩している。このブログを書くのは趣味なので休憩ではない。書いたら休憩するぞ。

休憩を取ることで、頭もハッキリするし次の活動への意欲ももりもり湧いてくる。締め切りに追われ視野が狭くなっていたが、おかげで他の楽しみも見つけられた。

休憩をとったことで、一週間の作業にあてられる時間は減ったが、この先長く活動するためには必要なので、長い目で見ると時間が増えたと言える。休憩最高だな。知らなかった。

 

これを書いていて思ったが、もうすぐ実況活動11周年になろうとしているのか。早いものだ。10周年記念動画の制作に追われてたのが、先月のことのようだ。

これから先20年、30年とこの活動を続けたい。なぜなら楽しいから。

実はこれを書き終えた後も、自分に休憩は必要ないのではないか?楽しかったら多少体を壊しても良いのでは?と思うことがある。

そう思う時は大体が、落ち込んでいる時だったり自己肯定感が低くなっていたり、ネットを見すぎているときだったりする…ということも分かっている。

心の余裕がないから焦って先に進もうとするようだ。

実践したことの半分以上が、結果として自己肯定感の向上に繋がっている。どうやら私は、自分の活動を自虐的に、否定的に捉えて生き続けていたように思う。

あまりにも自信がなく、おどおどしながら前に進んでいたようだ。

今回実践したことで、自分の活動を認めることに繋がった。自分と一緒に、のんびりやっていきたくなった。

来年も、今年以上にのんびりと。ではまた。

 

追記

もちろん今見てくれている人には感謝しかない。ありがとう。

休憩を取ることで心の余裕が出来た。そこで「自分はどんな人に見てもらいたいか」「自分はどんな動画が好きか」など、活動の方針などについても色々考えられるようになった。

それで思ったのは「すでに、見てもらいたい人に見てもらえてるな」ということだった。私は自分の実況が好きなのだが、多くの人間には響かないことも分かっている。

そんな中で、趣味が合う?人間にもう見てもらえているのだから、焦る必要はないなとも思った。とはいえやはり、定期的な投稿もしていきたいし、初めて見に来た人でも楽しめるような動画作りを目指したいと思った。

ではまた、動画で。

アローラの虫ポケの待遇とシナリオ攻略についての面

知らない虫ポケ好きからいきなり連絡が来た。そのことでアレコレ考えた。

ポケモンUSUMのレディアンについてどう思いますか

知らないアカウントからこんなDMが来た。お前は誰だ。アローラ。

フォロー数1と始めた時期が最近…捨て垢の可能性たけーな?!

DMを誰からも受け取る設定にしてた…これはめんどくさい奴かもしれない…と思いつつ、少しやり取りした。

どうやら送ってきた奴は私と同じく虫ポケが好きなようだった。こういう所が好きで、こういう所がイヤだと。

そのイヤな点は、全体通して虫ポケが不遇な扱いを受けているということだ。

今は剣盾で対戦もある程度やるらしい。しかし、虫ポケを連れている人に殆ど出会わない、強い人は虫ポケを使わない等、虫ポケの弱さをなんとかして欲しいというゲーフリへの熱い思いを私にぶつけてきた。

でもネタバレを避けてくれたのはありがとう……本当にありがとう……

知らね~~~!!!捨て垢作ってまでやることか~~~~~~~~!??!?!?!

とは思ったが、頷ける点もいくつかある。とにもかくにも虫ポケは様々な点において扱いにくいなと思う。

第5世代で大幅強化されたと曰う人間もいるが、それは幻想だ。ウルガモスの舞う姿が網膜に焼き付いた人間のな。

ポケモンに限らず、ゲームのキャラクターを弱いと判定するのは意外に難しい。

どのキャラにもいいところは1個くらいは見つかる。個性が光るやつもいる。

しかし、その個性が殆どの相手に対して通用しない奴もいる。アゲハントあたりがそれにあたる。

また、個性はあるが他のポケモンと似ていて、あちらの方が輝きが強い場合もある。レディアンバタフリーみたいな存在だな。そういうのが虫ポケには多い。

弱くても活躍する場があればいいと思う。ただ私としては「活躍する場を選ばない」「自分の個性が大勢の相手に通用する」ことが強さの証だと思っているので、そういう点で言えば虫ポケは強くない、と言わざるをえない。

そもそも、虫タイプが絶対有利に戦えるのが草タイプのみで、その草には他のタイプで十分通用する時点でヤバい。

虫タイプであるからという理由で虫タイプを選ぶ戦術的?理由が無い。

 

まとめよう。虫ポケの中には個性が弱かったり霞んでる奴がいる。時々勝てるが時々しか勝てないので虫ポケは弱い、よって虫ポケは不遇。はい終わり。

とは、私は思わない。

USUMに登場する虫ポケは、皆そこそこの良待遇を受けていると思う。何匹かを例に挙げて書いていく。

もちろん私が普段実況しているシナリオ攻略においての話だ。対戦は知らん。

そろそろここいらで、そのDMを晒そうかなとも思ったがやめた。何の意味もない。

 

レディアン

まずはDMでも怒りをぶつけられた意見を貰ったレディバについて。技から見ていく。

必中特殊技のスピードスターを Lv.8 で覚えられる。これは序盤ではレディバしか覚えられない。

ハラの大試練まで沢山バトルすることになるが、多くのポケモンが「すなかけ」をしてくる。これが非常に面倒くさい。

必中技は冒険の頼りになるぞ。また威力60のノーマル特殊技というのも序盤では貴重だし、一つあると便利だ。

レディバといえば壁貼り。光の壁、リフレクター、しんぴのまもり という3つの壁をLv.12 で全て覚えられる。これは全ポケモンの中でも相当に早い。

マーイーカはもっと早くLv.4でリフレクターを覚えられるが、他の壁は貼れないのだ。序盤の壁役としては申し分ない。

途中でわざマシン「はねやすめ」を貰えるが、これは壁を貼ることが出来るポケモンでは中々に珍しい個性だ。虫単体になるメリットも見逃せない。

まとわりつくと組み合わせれば、序盤のポケモンとしては他に真似できない戦い方が出来る。

実は、メレメレ島に出現するポケモンで、レディバよりも早く進化するポケモンはいる。ケーシィとか何気に早い。マネネもうまく行けば15で進化だ。

但しケーシィは育てにくい、マネネは技を覚えないと進化しないので、レディバの素直さは初見プレイヤーにとってはありがたいのではないか。

そして何より、このレディバレディアンが1番道路で登場してくれる!その点が一番優遇されてるな~と感じるポイントだ。

なぜそう思うか?実はレディアンはそんなに強くないからだ。

 

2つ目の島のカンタイシティに着くと、リフレクターや光の壁が売られている。値は張るが、レディアンよりも好みのポケモンに壁貼りを頼むことが出来るようになる。

もし買えなくても、Lv.22でバリヤードがどっちも覚えてくれる(はず)。

タマゴから孵ったイーブイをエーフィにすれば、足は速くて火力が高く、その上特防もかなり高いポケモンとして壁貼りを任せても良い。

ここまで来たら、レディアンのリストラを考えてしまうかもしれない。

私はそれでも構わないと思う。そんなに強くないから。特性は地味だし攻撃技は貧相。種族値も400以下なので厳しい。だから別のポケモンを連れていけばいい。

ポケモンは対戦ゲームとしての側面もあるが、RPGとしての側面も、キャラゲーとしての側面もちろんある。

そんな中で、最序盤に登場することでレディバレディアンの強みをいかんなく発揮させられる。適切な場所に、適切なタイミングで登場させてもらえる。活躍する場がある。

これは、しっかりとした待遇を受けていると言ってもいいではないだろうか。

マザー2でいいバットがスカラビで売られてても誰も買わないだろう。アレは序盤で手に入るから強くて頼りになる。

最後までいいバットを振り回すのか、それはプレイヤーの判断だ。そこで「いいバットでラスボスは倒しにくいから威力を上げろ」とはならないだろう。

ポケットモンスターというゲームを引き立てつつ、レディバの面目も経つ。高待遇ではないか。

今までありがとうレディアン、これからよろしくエーフィ!で良いだろう。

少なくとも2匹のポケモンと触れ合うことが出来たと考えると、いい経験だと思うし、レディバのおかげでここまで楽ができたと考えたら充分ではないだろうか。

 

それに先程も書いたが、まとわりつく/壁2つ/羽休めでの戦い方は、やはり他のポケモンにはあまり真似できないものでもある。そのまま使い続けても不満は感じないはずだ。

ちなみに、レディバに会える1番道路では、夜はなんとイトマルにも会える。

金銀のバージョン違い虫ポケモンたちにこんな最序盤で出会えるなんて嬉しくないか?こういう楽しさもしっかり用意されているんだ。

 

 

バタフリー

キャタピーも最序盤で登場する。特筆すべきはその進化の早さ。Lv.10で2段進化まで駆け上がる。その時点の特攻・特防・素早さは魅力的だ。

また、レベルが上がるとねんりき・かぜおこしを覚える。どちらもバタフリーの特攻と噛み合うし、タイプ一致かぜおこしは特に強力。それが出来る飛行ポケモン序盤では存在しない。

補助技も豊富。キャタピーの時点で覚えられる糸を吐くは素早さ2段階低下。ヌシ戦でも有効だ。

なんといっても特性複眼から放たれる粉技よ!捕獲にも役立つしバトルでも猛威を振るう。羽休めで回復しながら眠らせるのは害悪と言っても良い。

またバタフリーは通常特性が複眼だけなので、狙って捕まえる必要がないのも初心者に優しい。

これはレディアンの時にも言えることだが、虫飛行は弱点が多い。特に岩技は4倍だ。

しかし、序盤は岩技を撃ってくる相手とあまり遭遇しないこともあり、意外と楽に進める。

特にハラの大試練では格闘技を0.25倍に出来る。マケンカニはおいうちを撃つことしかできないぞ!

そんなバタフリーも、2番目の島辺りから少しずーつ能力不足を感じると思う。やはり初代からいる序盤虫ポケ、種族値不足は否めない。

タイプ一致技はしばらく風おこしのみ、後で覚える銀色の風もPPが5なのでシナリオ攻略向きではない。

必中眠り技もせせらぎの丘辺りから珍しくなくなってくるからな…

だから、最序盤で出てくるのだ。最序盤だからこそ蝶の原始は光り輝く。バタフリーがせせらぎの丘付近で出てきても、普通の人は見向きもしないだろうからな。

バタフリーは蝶の舞を覚えられる。必中眠り技からの蝶の舞なんて、私がシナリオ攻略中には絶対にできない。強すぎるから。

なので後半まで育ててもきっと良いことがある、そんなポケモンだと思う。

ちなみにアブリーとバタフリーは蜜や花粉を奪い合う仲らしい。新世代の虫ポケのバーターとしての側面もあるかもしれない。

アブリーと共にアローラの生態系に彩りを加えてくれている点も嬉しい。

 

 

フォレトス

進化前のクヌギダマは3番目の島で登場するので、加入としては遅い。しかしこの子はこのタイミングで出てくることに意義があると感じる。

その前に少し、フォレトスのことを書こう。

Lv.31でフォレトスに進化する。そして出現した時のクヌギダマのレベルは大体28。少しレベルを上げるだけで、炎以外に弱点のない虫鋼ポケモンになる。

その先ではマーマネの試練が待っているが…トゲデマル達の攻撃を、全て等倍以下に抑えることが出来る。

こうそくスピンでステロを除去出来る。物防が高いので数発の攻撃なら耐えられる。

加入時には既に炎の試練が終わっている点も良い。その後の道路でコータスにはぶつかってしまうが…

ただフォレトス自体は物攻がまぁまぁあるし、わざマシンで岩石封じや地ならしを覚えられるのもポイントが高い。頑丈持ちだし。

 

私は以前、わざわざクヌギダマをタマゴから孵して育てた。別に厳選とかそういうのではない。興味があったからやった。

【第96.5話】ポケモンUS虫贔屓実況【レベル上げとコメントU返答回】 - ニコニコ動画

1番道路に戻り、そこでクヌギダマとマンツーマンでレベルを上げていった…

「もしクヌギダマが最序盤で登場していた場合、彼は活躍出来ていただろうか?」

彼とのレベル上げは、その疑問への答えを導くことに繋がった。

私なりの答えとしては「無理」だ。

よほどの物好きでもない限り、めんどくさくてクヌギダマは育てない。

 

金銀時代ならともかく、今はポケモンの種類がグッと増え、シナリオ攻略とは言えど様々な相手とバトルする機会が増えた。

そんな中で、Lv.31まで虫単体の進化前ポケモンが冒険するのは厳しい。

楽なのはせいぜい一番道路まで。そこから輪をかけて辛くなってくる。

彼以外にも進化が遅いポケモンは山ほどいるが、タイプが優れていたり覚える技が強力なことが多い。

1つ目の島で見つかるタツベイベトベター、コイルなどがいい例だ。彼らの場合は途中で手に入る しんかのきせき を持たせることで更なる活躍が見込める。

しかしクヌギダマ、悲しいかな虫単体だ。持たせても辛い。

上で少し書いたが、虫タイプは「相手にタイプ一致効果抜群の攻撃を与えられ、かつ相手からの一致技を半減できる」ような相手が非常に少ない。草単体のカリキリアママイコくらいしかいない。

耐性を生かしてシェードジャングルのナゲツケサルを倒そうとしたが、岩砕きを連発されるだけで負けた。こっちに弱点をつける技が無いからな。

クヌギダマは虫喰いが唯一のタイプ一致技だが、野生のアローラッタを確実に倒せるほどの物攻はない。仲間を呼ばれると鈍足なので逃げることも出来ない。

サブウェポンとして岩技、地面技を覚えるがそれが通用するのも最初だけだ。

周りが続々と進化していく中、ケララッパを岩石封じで倒し切ることはできない。

特性は強力だが、それが発動したからといって、確実に相手を倒せるか?無理だった。

岩石封じ→頑丈発動→次のターン先攻でZ技…と進めるのが理想だが、鈍足が原因で次のターンも後攻になってしまう。

よって、結局「Zじばく」「Zしぜんのめぐみ」の不一致技をぶっ放すのが一番手軽だと分かる(それでも倒しきれないこともある)が…普通の人がわざわざクヌギダマにZ枠を割いてまで育てたがるだろうか?

そう。シナリオ攻略で連れて行きたくなる強みが全くないのだ。

虫喰いならアゴジムシも覚えるし、クヌギダマが進化する前にデンヂムシオニシズクモなども加入する。

補助技も覚えないクヌギダマをいつ連れて行って、いつ活躍させられる?Zじばくからのじばくで大ダメージを与えるのなら、彼の経験値はどうやって貯める?手間だ。

ゲーフリ側の調整として単純に種族値を見直したり、技を追加させることもできただろう。

しかし他とのバランスもあるし、技を追加させられるほどクヌギダマは器用でもない(腕も足も羽根もないからな)

だからこそ、なのだ。

だからこそ、あと少しレベルを上げれば進化するようなタイミングで登場させられているのだと思う。

クヌギダマとして、フォレトスとしてのメンツを保ち、プレイヤーに新たな楽しさを与える、そんな絶好のタイミングを渡された彼らを、不遇だと言えるか?私は言わない。

 

終わりに

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ここまでで出会えた全てのむしポケモンについて書ききりたいが、ここまでにする。

あまりそれらのポケモンのデメリットや、メリットの影にあるデメリットは書かないようにした。そういうことは既に他の人間がやっているだろうから。

こう見てみると、シナリオ攻略中に登場するポケモンの、選出がとても上手いなと感じるのだ。虫ポケのことばかり話してしまったが、他もそうだ。

それ以外でも、Z技はどのポケモンでも撃つことが出来るし、ロトポンを使えばイベント戦でもグッと楽になる(らしい)。自分の好きなポケモンを活躍させる機会は、実は結構多いのだ。

そういった部分を見て楽しむのも、またひとつのポケモンの楽しみ方かもしれない。ま、実況中にはそんなこと考える暇なんて無いんだけど。

 

強いポケモン弱いポケモン、そんなの人の勝手。だそうだ。

ポケモンには確かに対戦するキャラとしての側面はあるが、それは一面に過ぎない。

もちろん私から見たポケモンもまた、一面であろう。そんなものだろうよ。

私から見たら、序盤から登場しないドラゴンポケモンは不遇だと思うし、ダブルでよく使われる技だってシナリオでは殆ど使われないから不遇だとも思う。

でも実際はそんなことないだろう?そんなものだよ。

不遇だから改善が必要だというのは、もしかしたら自分の周りにある狭い世界だけでの話かもしれない。もちろん逆もある。

だから一度立ち止まり、別の面から見てやると良いと思う。そうすると知らない奴に初手クソ長DMなんて送らずに済む。

なにより、別の面を知ることは結構楽しい。

もっとも、無理やり知らない世界を押し付けられるのなんて、まっぴらゴメンだ。もう一度言っておくぞ、まっぴら御免だ。分かったな。

でも、そうやってDMをくれたから、こういう記事を書く機会を得た。ありがとう。

自分の世界を大切にしつつ、少しだけ他の世界を覗くことが出来ればいいよなと思うのだ。

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無印手帳とアウトプット

ネットのあちこちに文を残しているが、手帳にもゲームの感想やら一日の記録やら書いている。

去年は書くスペースが多いほぼ日を使っていたのだけど、私には紙の書き心地が悪くて合わなかった。

使うペンに対してどれもこれも滑りすぎる・乾きにくい・擦ると紙が歪むなどの問題があって…付属のジェットストリームくんでさえ滑る滑る。こんくらいが普通の人は合うのかな?

今は無印のマンスリーウィークリーノートを使ってる。

中身自体は普通のマンスリー・ウィークリーがくっついてるだけ。手帳の厚さも普通のマンスリーとウィークリーの間。厚すぎると机との段差が気になるし、薄すぎると傷みやすそうだな……と思うので、これでよし。

一番気に入ってるのは書き心地かな。

紙自体が薄すぎないので、フリクションボールペンの尻でこすってもグシャグシャにならない。インクが乗りすぎないのですぐ乾く。ジェッストくんで書いても滑りすぎない。すき。

私は手帳のウィークリー部分に日々の日記を書き、フリーページ部分に実況プレイ活動の記録を取る。色々試してそれが一番やりやすいことに気付いた。

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使用例。本当はもっとドチャーって書いてる。

私は一つのことをずっと考え続けるタイプだ。その問題が解決するまで四六時中考え続ける。

そのため「長期に渡って解決に導く必要がある問題」が複数個降りかかるともう大変。

頭がパンパンになって使い物にならなくなる。タブを開きすぎたブラウザみたいな感じ。

イライラするし、新しい考えも生まれなくなる。それを解決するために私がとってきた方法は唯一つ。「1つずつをできるだけ早く完遂させる」。パワープレイ

これはマルチタスクが苦手な私と相性が良かった。しかし、あまりにも多くの問題が頭に詰まっている時に、コレをするとどうなるか?休めなくなるんだ……

このままだと死ぬぞ!と思って、手帳にやらないといけないこと・やりとげたこと・次回やりたいことを書くようにした。進捗報告も兼ねて。

こうすると頭の中の問題を一旦手帳に閉まっておける。すると頭の容量が空くので別のことを考えられる。

やらないといけない作業が32項目あった時、頭の重みで死ぬかと思った。その時に始めたんだけど、無事に終わらせられたので、この方法も自分と相性がいいみたいだ。

この話はまたいずれ書く。他人にとっては当たり前でも、切羽詰まってる本人には中々思いつかないこともある。

「書いておいて後で考える」というのはこの前読んだ「思考の整理学」にも書いてあった!私だけが困っているのではなくて安心した。

 

ただ最近は、日記の部分をもっと書きたくなり、ページを狭く感じてしまっている。

沢山書くために日記用と進捗用で手帳を分けるのは面倒だ。続かなくなるのでパス。

いっそ手帳をやめてノートもいいかと思ったが、こーゆーのは雰囲気が大切なのでパスだ。

そういえば……少し前、お前はブロガーになりたいのか配信者になりたいのかハッキリしろと言われたことがある。

動画投稿やブログの更新が鈍くなったことに対するイライラをぶつけられた。なんて暇なやつなんだ。

ブロガーになれるほど沢山文章は書かないし、動画で食っていけるほどの知名度もないことは、相手方だって百も承知だろうに…

今もこうやってアッチコッチ文を書いたりTumblrをやったり動画投稿したり、金にもならずバズりもしないことをし続ける。それは多分、自分がアウトプットするのが好きだからなんだろう。

それは単なる創作活動とも違う。自分の内なるものを形にして眺めていたい。そういう思いがあるから、書いたり喋ったりする。

自分はたくさんの情報を受けるとアップアップしてしまう。なのでインプットは少しでいいのだ。それも最近分かったような気がする。

本屋さんでも同じことを思う。表紙が沢山こっちを向いている本屋さんは苦手だが、背表紙ばかりが向いている図書館は大好きだ。

結局の所、一人遊びが好きなんだな。

まぁ来年になったら、また違うことを書いている気もするが。それでも良いかなと思う。そんな変化も書き記しておこう。

 

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銀河と星とTumblr

最近の実況のことや日記っぽいものを書く。

ここ数日、実況プレイ活動の見直しのことばかりまとめていた。(こっちはまたいずれ

まとめることにも、それなりに時間を割いた。私はそこまで筆が早くないんだ。

これで結局時間がなくなって、動画編集に追われたら本末転倒だな…と思ったが、意外にそんなことはなかった。多分いくつかの実況シリーズにケリがついたからだと思う。

 

【角無】伝説のスタフィー2【のんびり実況】 - YouTube

【第76話】マリオギャラクシー初見実況【新たな銀河を目指して】 - ニコニコ動画

マリオギャラクシースタフィー2。2つの収録が全て終わった。投稿はまだ!

おめでとう。ありがとう。同時期に実況を始めたこの2シリーズは、1年かけて完結した。

どちらも星つながりのアクションゲームでめちゃくちゃ楽しかった。あ、どっちもアレコレをコンプリート出来たんだな…?すごい!マリオの方はちょっと違うけど。

そういえば……この2作の実況は、割と沢山の人に見られるだろうと思っていた。

しかし蓋を開けてみたら、最近投稿した動画などは100再生もままなならない。

前作にあたる初代スタフィーマリオサンシャインの実況は結構伸びたので、ちょっとびっくりした。

ま、仕方ない。サンシャインを実況したのが7年前、スタフィー実況は6年前だ。いろんな意味で時代が違うのだから、前と同じような再生数は望めない。

私がもったいぶって次回作をすぐに実況しなかったのが原因だ。楽しみに待っていた方、飽きて見なくなっちゃったらごめんね。

 

ただ私は、再生数が落ちても落ち込みはしなかった。

私は私の実況が銀河で一番面白いと思っている。しかし再生数が低い。一方で私が面白いと思わない配信や実況は、チャンネル登録者数も再生数も多い。

どうやら私と世間の感覚には、思い切りズレがあるようだ。ズレがある、というだけなら劣等感は抱かない。普段から一人で遊ぶのが好きだったからな。

さっき「世間」と書いたが、ここで言う世間はどれだけ広くて自分に関わりがあるのか考えると……ね?って話で。そう考えると益々どうでもいいなって思う。

どんな人に、どれくらい見てもらいたいのか?と考えてみるのは大切だ。私の場合、そこまで沢山の人の目に留まらなくてもいいかなーって思う。

いつも言ってるけど、再生数が増えるとめんどくさいことも沢山起こる。初見でのんびりプレイするには”多くの視聴者”が障害になるかもしれない。

私は大勢の前で何かやるような器じゃない。一緒に楽しむ人間が見つかればそれで良い。とはいえ、入りづらい赤提灯の店を作るつもりはない。気軽に見て欲しい。

こう思えるのは10年以上実況してきたからかもしれないなー。多分去年なら落ち込んでいたと思う。

自分は自己肯定力が弱いので、すぐ人と比べて落ち込んだり、自虐する。去年なんかはTwitterでの告知に力を入れてみたのだが、結果はサッパリ

ネットを見る時間が長くなると特防が下がる。すると威力40程度のツイートでも瀕死に追い込まれる。ネットを見すぎて落ち込みやすくなっていたのだ。

落ち込んだらネットは見るな。好きなものの好きなとこだけ見ろ。ようやく少しだけ自分のことが分かったような気がする!気がするだけ。

 

私の世間は狭い。誰かの世間も狭い。

そんな中で私の動画を見てくれるなんて、私はなんて幸運なんだ!皆ありがとう!って思うし、見てる人に対して「私の激烈面白い動画が見れるなんて良かったな~!?」って思ってる。

任天堂が複数人のYoutuberに、新作の配信を依頼したようだけど、私に声かけなくて大丈夫?くらいに思ってるぞ。ごめんね。

そして時々、何かが切欠で私の動画を見る人が増えたりすると、それはもう喜ぶ喜ぶ。今までよりも喜びが増した気がする。なんでかは分からないけど。

 

今日はクランクアップのお祝いに焼きそばを食べにでかけた。すんげー人いたな。10月に入るまでどこにいたんだ。

隣のテーブルの子供がチャーハンを残して帰っていった。久々のシャバの飯じゃないのか?それ私食べていい?

 

 

最近Tumblrを始めた。今流行っているサービスとは言えないが、やってみると面白い。

投稿した動画の感想とか、自分が書いたブログを読んで追記の感想を書いたりとかするので、興味があったらチェックして欲しい。

始めたキッカケは、自分の活動内容をいっぺんに知れるようなページ…ポートフォリオというのか。それが欲しくなったから。

今はここにまとめている。

f:id:marui-mono:20211010100804p:plain

記事を横に繋げたもの。薄い。

これでは、一目で何してるかは理解できても、興味を持つかどうかは分からんべ~と思った(人に勧める時に便利なものが欲しいとも言われた)

私はシステム系の大学を出たのにプログラムは殆ど覚えていないし得意じゃない。なのでポートフォリオを用意するのは大変だ。魚を捌くのなら出来るけど…

で、その代わりにTumblrを使うことにした。Tumblrは動画も画像も文章も同じ場所にドンと載せれるから、ポートフォリオとして使えるな!と思った。

Twitterは沢山スクロールしないとダメだしそういう使い方には向いてない。でも散らかしてっても下の方に流れてくれるから気軽。ブログは長い文章を書くのがいいのかな。

短い文章長い文章、動画も含めていっぺんにまとまってる場所。そういう感じで使いたい。

流行ってなくてもまぁ…ブログ/Twitter/動画のどこかで、Tumblrのリンクを見た人だけ見られりゃ良いかなと。あと勧める用だから、プラットフォーム?として人がいるかどうかはどうでもいい。

ということでよろしくお願いします。頻度には目をつむって下さい。私の活動が活発になっていたら逆に心配してあげてください(???)

それとTumblrのページのタイトル、かっこいい案あったら教えて下さい。ではまた。

実況プレイ活動の見直し・構造の問題

 

manmaru.hatenablog.jp

動画投稿が趣味の男は、なぜ年間35日しか休まなかったのか?今日はその文章の続きだ。

前回ブログに「なぜ休めない?性格編」を書いた。読み返した時に「コイツはブラック企業に入らなくて良かったな」と思った。絶対に死んでる。

歳を取れば取るほど、私が今の生活をしているのは「たまたま」でしかないなと思う。基本的に運がいいのだ。運良く生きてる。

そんなことはともかく!今日は「なぜ休めない?構造編」だ。確かに私の性格は大分アレだが、それだけが理由ではない。

不真面目な部分だってある。ぐーたらしてたいサボりたい。タバコ吸わないけどタバコ休憩とりたい。

もしサボることが休憩に繋がるのだとすると、一切サボれない状態になっているのはなぜなのか?考えることにした。

 

動画1本作るのにかかった時間

前のブログで休みの日に8時間編集して怒られたことを書いた。さぞや捗っただろうとお思いの俺。全ッ然だったぞ。

その日の作業は…「30分×4のボイス確認と動画編集の途中」までしか終わらなかったのだ。

結局どの動画も編集が終了していないので、完成した動画は 0本。もし仮に完成したとしても、たった 4本。週に7本投稿しているので、3本の赤字だ。

キレそう。腰を痛めながら頑張ったのに何故?

それを知るためにまずは、いつもの動画編集の時間を細かく測ってみた。

すると、1本の動画を作るのに 2.5時間かかることが分かった。詳しく書いていく。

いつもの動画編集には「録音したボイスの確認」「ボイスと映像を合わせる」「合わせた後の動画の確認」の3つの作業がある。

録音したボイスの確認は、ソフトで再生しつつ波形を見ながら行う。30分撮ったら 30分確認に使う。

ボイス確認中の小さなカット編集をするなら 1回5秒追加。12回咳払いをカットしたら 1分かかる。ノイズ除去、コンプレッサの編集は必ずするので 2分はかかる。

ボイスと映像は別の機材で撮っているので、それを編集ソフトで合成させる。こちらも30分撮影した動画を再生しながら行うので、最低 30分かかる。

映像の編集で一部分をカットする場合は30秒かかった。10回カットしたら 5分かかる。

テロップ(文字)を入れるのは、予め用意されたテンプレをドロップするだけなら 10秒以下。しかしイチから文章を用意するなら 1分以上かかった。難しい内容、デリケートな話だとかなり推敲するので 10分はかかる。

画像の差し込みは検索から始めると 5~10分。検索してない場合は自分で書いたり撮ったりするのでもっとかかる。アイデアを形にするのは大変なんだな。

もしも特に問題もなく、いつもどおりのテロップ+画像+カット編集を行った場合、30分以下の動画を作る場合は「映像編集だけで」1時間かかることが分かった。

エンコード後の確認は、動画を1.2倍速で再生して確認する。30分の動画なら 25分はかかる。

まとめる。30分の動画を 1本用意する場合、撮影した後に「音声確認・映像合成・最終確認」するわけだから……最低でも 2.5時間かかる計算だ。それを毎週7本分か……えっ。

働きつつゲームもしてブログも書いておいて、一体どうやって時間を捻出しているのだと不思議に思っただろう。

簡単だ!一切休まなければ出来るぞー!!ばか!!!!!

 

そんなわけで、そういうことを休まずずっとやっていこうとすれば、当然時間がなくなって休息する時間の確保ができなくなるのだ。当たり前すぎるが、それが分かった。

ちなみに、以前投稿したこの動画。

【第96.5話】ポケモンUS虫贔屓実況【レベル上げとコメントU返答回】 - ニコニコ動画

撮影して、コメントをチェックし、台本を考え、読み上げソフトで出力し、画像を用意し、テロップとBGMを動画に差し込み、映像をカットし、細かい調整をした。

結果 90時間くらいかかった。尺としては 40分の、たかが1本分でしかない動画に 90時間。

もちろん上には上がいる。先程の動画は、RTA動画の画面のレイアウトを参考にした。その時にいくつかの動画を見たのだけど、あれは相当な時間がかかる。ボカロPとして動画を作る場合もめちゃくちゃ時間かかるだろう。

だから私なんて大したことはない。と、思ったら死ぬぞ。人と比べるな。

 

休まないから休めない

動画制作に関する色んなことを記録してみた。

すると、休まないことで、より休めない状況に陥っていることも知れた。

休息をとらなければ仕事の能率が下がる。時間がないから休息をしないで頑張ると、時間を浪費し、結果休息を取る時間がなくなってしまうという負のスパイラル。

…これも当たり前か。どんなことにだって休息は必要なのだ。誰だって、どんな分野でだってそうだ。でも私はそれをしなかった。知っていたけどしなかった。何故なら趣味に休息なんていらないと思っていたからな。

時間がない時間がないと休息を取らず作業をすすめる。能率はどんどん下がる。体はだるくなり、足はむくみ、眠くなり、喉は渇き、肩はこり腰が固まる。それでも作業をすすめる。1分で出来る作業が1.5分、2分と伸びる。そして休息をとれなくなっていく…

その結果がMRI検査なのだから笑えない。

 

マルチタスク

他にも、かかった時間と具体的な作業内容を記録してみた。

音声を確認する場合、目では波形を見つめ、耳で音を聞く。それを 1時間程度行う場合、1時間ずっとマウスを動かし続けているだろうか?そんなことはない。

ハッキリ言ってなのだ。制作のための時間の中で、実際に作業している時間が少なすぎた。絵を書く時はずっとペンを動かすが、動画制作はそうではない。

なので、サムネ制作やブログを書くなどして、別の作業と並行して進めていた。アイロンがけなどの家事をすることもある。SNSを眺めることもあればゲームもよくする。マルチタスクだな。

実はこれがよくないことが分かった。私のような内向型の人間は、一部のマルチタスクに向いていない。暇な時間を有効に使おうとすると、別の作業が疎かになる。

例えば音声確認のため再生するとしよう。その間アイロンをかける。しわを伸ばしていると、カットするべきノイズが聞こえてきた。アイロンの手を止めてPCの前に座り、その部分を探して確認する。

測ってみると、ノイズに気づいてから確認するまでに 30秒ほどかかるようだ。さっき「咳払いをカットすると1回5秒」と書いたが、それは最短での話。並行して作業をしていたら 35秒以上かかってしまう。PCで別の作業をしていても同じくらい。無駄に時間を使っているのだ。

そもそも編集に集中できていないので、聞き逃す可能性もある。まったく確認になっていない。なのでまた初めから再生する…こうやってどんどん時間を捨てていく。

 

複数の行為に集中力を割くことが出来ない。アイロンだろうがなんだろうか、私は集中しすぎてしまう。1つの作業に没頭して、水も飲まないトイレに行かないなんてザラだ。

もちろん良くないことなのだが、だからといってマルチタスクを行うと集中力が削がれたり、また集中するのに時間がかかる。

結局時間を細切れにしてぼんやりして作ると、体験としてもぼんやりとした楽しさしか残らない。趣味として楽しくないのは大問題だ。

何度も言うがこれは趣味だ。楽しいからしている。それを家事の合間に…だとか、ついでに済ませておきたいことのように扱っても全然満足できないし、時間が余計にかかる。

 

常にそこにある

私の趣味を仕事として捉えた時、私は家で仕事をしている…フリーランスのような働き方をしているということになる。

なので、他のフリーランスの方がどうやって働いているかも調べて比べてみた。

私は動画制作を 1つのノートPCで行っている。撮影、編集、投稿も全てコレ 1つだ。これを、いつもいるリビングのテーブルにポンと置いていて、そこで作業する。作業用デスクみたいなものはない。

これもまた、問題の一つなのだと気が付いた。常に仕事道具が横にあって、やらなければいけないことが頭の片隅にあったら、やってしまう。仕事とプライベートを分けられてないのだ。(仕事じゃないけど)

そう!仕事じゃないのだ。でも仕事のような行為。この「仕事じゃないのに仕事みたいな趣味」が常に側にあるので、「仕事じゃないのに仕事みたいな趣味」をしてしまう。

フリーランスの人の中にもON/OFFの切り替えで苦心している人がいたり、だから職場用の部屋とくつろぐ部屋を分けてる人がいるようだった。線引があるんだな。私の場合はノーボーダー。

 

恐怖

あとは自分の趣味の特異性についても話し合った。私の趣味はほんの少しだけ珍しい。それは、締め切りがあることと、受け手つまり視聴者がいることだ。

私の趣味はいわば「週刊連載」。毎週必ず投稿しなければいけない。(また義務化してる!)

まぁ……正直言うと、自分が決めた動画投稿の期日なんて、無視してもいいんじゃないかと思っている。給料が引かれるわけじゃないし。しかしそれでも「しなければいけない」のだ。

それは……視聴者がいるからだ。もちろん視聴者のために動画を投稿しているわけじゃない。そうではなく「投稿しなければ見られなくなる」と思っているからだ。

 

マンガ家が亡くなる度に「どうかお体を大切になさってください」と、SNSで叫ばれる。その言葉を無視するかのように、マンガ家は多少体を壊しても連載を続けようとする。

アレは、怖いから連載しようとするらしい。毎週面白い漫画が雑誌から電子からSNSからモリモリ生まれてる中で、自分のマンガが飽きられたら仕事がなくなる。だから無理をして仕事をするらしい。

創作のみならず、様々な仕事で「自分の代わりがやってくるかもしれない」という恐怖は付き纏う。リモワで出来る仕事なら、キミじゃなくても良いんじゃない?みたいな。

色んな所で何度も言ってるが、私は私のために動画投稿をしている。(見てくれている人のおかげで長く続けられたとも思っている。本当に感謝している。)

それでも、ある日突然誰も見なくなったら、イヤだろう?イヤだよ私は。

マリオギャラクシーの実況、いつまでも待ってます!」と言ってくれた方は、私の動画を見なくなった。今はVtuberを楽しそうに追いかけてるよ。

「USを実況するまで他のを見てます」と元気に答えてくれた方は、SNSにも現れなくなった。とある方は、リプライまで無視するようになったな。(でもフォローはされているみたいだ。外してくれればいいのに。)

そういうことは10年間に何度もあった。慣れないな。

その経験が「いつか必ず見られなくなる日が来る」「だから今見ている人がいるうちに投稿しよう」「投稿し続ければ見てもらえる」という気持ちを固めてしまったんだと思う。

毎週の期日と受け手がいる趣味だから、こういう考えに至ったのかなと。

他者承認欲求とは少し違うような気がする……私は変化することが苦手なので、今の状態を維持するために無茶をしている。みたいな。そんな感じだ。

書いてみて思ったけどこれ性格の問題でもあるな。

 

終わりに

とりあえずこのくらいか。こういう問題と、前回書いた性格の問題の影響で、10年間ほぼ毎日動画編集するようになってしまった。

それぞれの要素を照らし合わせると、矛盾している点も見つかる。でもそういうものなのだ。多少矛盾していようが、どう生きようが、結局編集してしまう。

愚か者が継ぎ足し継ぎ足しで作ったフローチャートのように、行き着く先が全て「動画編集をする」になってしまっているのだ。

それを直そうともしなかったのは、やはりそれで満足していたからだ。だって、趣味なんだから。好きにやったら良いじゃん。

 

しかしこのままだと死んじゃう。フローチャートを作り直さなければいけなかった。

ということで次回はいよいよ「対策と実践編」を書いていく。はー長くなった。ではまた。

実況プレイ活動の見直し・性格の問題

貴方がハローワークに行ったとして、年間休日の欄に35日と書かれていたらどうだろうか。更に会社で働く人のインタビューで「私はもっと働きたいんです!」とか書かれてたとしたら。

そんな会社に勤めていたのが私だ。まぁそんな会社はないけれど。

manmaru.hatenablog.jp

私は実況プレイ動画を投稿するのが趣味なんだけど、その動画投稿のことでずっと悩んでいた。ほんで、一段落がついたので、悩んでいたことと一応の解決策をココにまとめることにする。

実況プレイ活動の見直し・切欠 - まるっとまったりまろやかに

動画投稿が趣味の男は、なぜ35日しか休まなかったのか?今日はその文章の続きだ。

 

前回ブログに自分の状況を書いたことで、視覚情報として改めて自分に伝わった。そのせいか、寝る前に「嬉々として35日休んどったんか…」と怖くなった。

前回の記事には切欠というタイトルがつけてあるが、実は前から、自分が休もうとしないことに対してモヤモヤしていた。

月に1度1週間、動画投稿のお休みを頂くことにした。それまでの10年間まともに休んでこなかったから。もう歳だし。体を労りたくなった。早死したくないし。

実況プレイ活動の見直し・切欠 - まるっとまったりまろやかに

10年前から2年くらい前までは、休みが35日以下だったのかと思うと怖くなる。しかし35日でも、やはり足りない。足りないから体を壊した。

休まなかった原因や理由について、自分の性格を見直しながらアレコレ書く。

最初は、35日間の休みさえも、私には不要だと思っていた。

 

 

「動画投稿にも休みが必要だ」と友人から言われたのは1年以上前のことだ。

少しずつ体と心を壊しながら動画投稿を続ける私を心配し、今後のことについて話してくれたのだった。

冗談だろう?と思った。動画投稿なんてただの趣味なんだから。楽しいんだからそれは働いてない。第一体も動かしてないし。休みと一緒。

友人にそう伝えたら、クソデカため息をつかれた後に「じゃあ楽しく書いてる絵描きや動画クリエイターは働いてないってことになるぞ」と言われた。

ここでようやく気が付いた。

動画投稿という趣味は、一歩間違えると労働に変わるのだ。小学生憧れの職業である「YouTuber」と一緒ではないか。

金を稼がず趣味でやっているから、これは休日を楽しく過ごしていることになるぞ!と思っていたのだが……

傍から見ると「仕事を2つ掛け持ちして働いている人」になってしまうようだった。しかも無休&無給。ブラックとかそういう次元じゃあない。色で表すのも生ぬるい。

そもそも趣味ですら疲れていたら休むのに、休めない趣味とは一体なんなのか。なんなんだろう?これは趣味なのか?いや違う、ライフワークだ!

「そのバランスが取れてないから体を壊したんだぞ」と、また怒られた。そうだった。体を壊したから心配してくれてるんだった。すまん。

怒られたその日はなかなか眠れなかった。

自分は楽しいと思っていたんだけど、まさか……でも楽しいし……明日から動画投稿どうしよう……マリオギャラクシーの投稿が始まるな……と、また動画投稿のことを考えて寝た。

 

10周年記念動画を投稿してから、積極的に休むことを心がけた。

ひと月に1週間分、どこかで動画投稿を休む。投稿しなければ実況は先に進まない。進まないなら休んでも問題ないだろう!と思って。

最初のうちは良かった。本当に休んで良いものかと戸惑いながら、好きな本を読んだり散歩にでかけたり。もちろん大好きなゲームも沢山。

数カ月後、そんな余裕はなくなった。

 

投稿を休んでいる間も、動画の編集や撮影に追われるようになった。

日々の動画投稿のペースが上がったわけでも、能率が落ちたわけでもない。自分でその余裕を潰してしまうんだ。

投稿の進捗が予定よりもスムーズだと、その空いた(或いは空くであろう)時間に動画を撮ってしまう。動画を撮ったら編集し、編集したら投稿。

自分が持てる時間全てを使ってでも"自分の趣味"をしていたいのだ。

しかしそれでもまだ、満足できない。もっと動画投稿がしたい。週に7本投稿しておきながら、まだ投稿したくなる。

もっとたくさん投稿しないと、頭の中が積みゲーで溢れてしまう。もっとゲームがしたいのだ。

 

自分が1番ゲームを楽しむ方法は、実況プレイ動画として収録することだ。気持ちを声に出すことで気持ちが増幅される。

また、ゲーム体験を消費しようとしなくなる。一回きりの挑戦を楽しみに行こうとするので、結果その体験がより楽しくなる。

それに、自分のプレイを見返すことでゲーム体験を反芻できる。物語や世界を深く味わうことができる。

なので、そのゲームが楽しそうであるほど、実況するためにプレイせず取っておく。次回の実況プレイ動画用のゲームとして。

ゲーム実況をするのが楽しくて仕方がない。だから少しでも早く、沢山投稿しなければならない。出力が間に合わないのだ。

それで自分も、誰かも楽しいなら、例え体を壊しても最高じゃないか?

と、今もまだ思い続けている。

 

趣味なんだから休まなくてもいい、楽しいから休まなくていい。この考え方が休まなかった原因の一つだ。

しかしそれ以外にも、ゲーム実況の投稿に締め切りを設けていることも原因だと思う。

10年間、常に締め切りに追われて活動していたら、そりゃあ休憩なんてしてられないって思うだろう。年中無休のワンオペ状態でどう休めと。

もちろん!締め切りを設けたのは、年中無休ワンオペを望んだのは自分だ。じゃあなぜそんなことを?

 

……ここ最近気付いたのだが、私は過剰に責任を感じてしまうようだ。

そして「〜しなければいけない」と自分に課して生きがちである。

人が見るなら形を整えなければ、人を大切にしなければ、人を満足させなければ。と。

私が実況中にのんびりやろうとするのは、もちろんのんびりするのが好きだからなのだけど……責任感の裏返しというか、予防線の意味もあるのかもしれない。

そうならないように、気楽にやりなさいよ、と自分に言い聞かせないと、自分のゲーム体験にまで「〜すべき」だとか言い放つ。

そして他人のアドバイスに敏感に反応するのも「自分がそれが出来ないから意見をもらったんだ、そうしなければいけない」と自分を追い込んでしまうのが嫌だから、なのかもしれない。

ああ、ご存知の通り自尊心も低いのだ。

 

こんな性格を持ってしまっているから、誰かが待っているなら投稿するのが普通だと、自ら首に縄をかけて活動していた。

趣味すら満足に出来ないのかと縄を引っ張り、作ったものの評価もせずまた次の締め切りに取り掛かる…その結果がこれだ。

もし責任を投げ出したくなったら、楽しさが支えてくれる。楽しくないとかがあっても、責任が引っ張ってくれる。

楽しさと責任が、私の動画投稿を支え、私を苦しめてきたのか。でも大丈夫、苦しくないぞ。体は悲鳴をあげてるけどな。

 

 

ここまで書いて思ったけど…もし読んでる人がいたらドン引きしてるか、そんな程度で苦しむなと思われるかのどっちかじゃないか?

私はドン引きもしてるし、苦しむなよとも思ってるよ。

こういう自分の性格について気付けたのも、友人と沢山話して考えた結果だ。

ここまで動画投稿について「趣味」と書いていたけれど、これを「別の仕事」と捉えたらどうだろう?

仕事の休みに1日中休むということをせず、必ず4時間以上別の仕事をする。立ち寄った喫茶店でも別の仕事のことを考え続ける。そしてそれには期日があり、しかし終わりはない。

そう考えると、それを10年以上やるというのは中々にハードだなと思わないだろうか。いや、思わなくていい。私にはハードだったようだ。

今は少しずつ自分の性格の問題に対処できるようになってる。それはまた次の次に書くことにする。

次回は「なぜ休めない?構造編」を取り上げていくぞ!そうだぞ、ただ性格がアレだからダメなのではないのだ。ではまた。

実況プレイ活動の見直し・切欠

最近は何かを書くということもすっかりご無沙汰でしてねーいやぁすみません。などと私は誰に謝る必要があるのか。私にだ。私は私の文が好きだからな。私ゴメンな待たせて。

私は実況プレイ動画を投稿するのが趣味なんだけど、その動画投稿のことでずっと悩んでいた。

日々の投稿と仕事に追われつつ、自分でひたすら考えたり友人知人に沢山相談したりしていたら、ブログを書く暇がなく…という感じで。

ほんで、一段落がついたので、悩んでいたことと一応の解決策をココにまとめることにする。長くなったので分けて書く。今日は前置きというか、予兆というか。

 

 

仕事中、頭に激痛。頭を殴られたようで後ろを振り返る。誰もいない…

瞬時に「これネットで見たやつだ!くも膜ナントカだわ!死ぬ予兆!」と決めつけ、早退を志願。

インフルエンザでもトンカツを食べそうなタイプの私が、青白い顔でお願いをしたのでアッサリ了承された。

帰宅途中も頭の震えが止まらない。動悸に息切れ。怯えながら近くの脳外科を探し、そこに着く。

初めてのMRI。ベルトを外そうとするが慌てすぎて外し方をど忘れした。看護師さんに外してもらう(興奮した)。

筒に入っていく。煩い。目を開けるなと言われたが開けてみたい。いやしかし煩いな。

終わった後、車椅子に乗せてもらい待つ。待合室のTVでは芸人がブラを付けて相方にバレるかどうかの争いをしていた。すっげー面白かった。

 

診断結果発表。全く異常なし!逆に怖くなる。「頭痛の大半は原因不明ですから」いや笑顔で言われてもやな。

「肩コリとかから来る場合もありますし」え!あんなに痛かったのに?!鉄パイプで殴られたんですよ?!(殴られてない)

会計しようとするも、保険証忘れ&持ち合わせが足りなくて後日来ることになった。保険証ないと4万もかかるのか…ありがとう健康保険。

起こったことをTwitterで報告。気が付いたら動悸も息切れも冷や汗も、何もかも止まっていた。

まさか本当に肩コリで激烈頭痛に…と思うと、お医者さんたちの手間を取らせたことが申し訳なくなって別の冷や汗をかきはじめる。頭の震えが止まらない。

フォロワーさんから聞いた「後頭神経痛」という言葉。調べてみたが、その可能性はある。時々、頭の表面が触っただけで痛い時があるし。

かと思うと低気圧で頭がミシミシいう時もある。そうでなくても基本肩が痛い。あっこれ肩コリだわ!

Twitterで「とにかく大事にしろ」と言われ、少し家での作業を休むことに。

1週間後、遅れを取り戻すため休みの日に8時間ほど作業をした。友人にメチャクチャ怒られた。

そういうことはもう止めろと言われた。そう言われても……

 

と、ここで思った。ひょっとして私はまだまだ、自分の体と心に対して無理をさせているのではないか。

 

実況プレイ動画を投稿して10年経った日から、月に1度1週間、動画投稿のお休みを頂くことにした。それまでの10年間まともに休んでこなかったから。もう歳だし。体を労りたくなった。早死したくないし。

なので月に一度の休みには動画の投稿のことを忘れ、のんびりゴロゴロして過ごすことにした。…そう約束したはずだったのだが。

自分の(頭痛前の)過去の日記を振り返ってみた。

どうやら前の休みには動画の編集とサムネ制作をしていたようだ。その前月の休みは動画の撮影と編集をしている。その前の休みは……と見ていくと、1年間のうち5週間程度しか休んでいなかった。

これには自分もびっくりした。動画投稿を休んでいるので随分楽だなーと思っていたのだが、結果それ以外の作業はフルパワーで頑張っていたのだ。

思い返すと、盆辺りは仕事の忙しさがピークだった。起床→動画編集→仕事→動画編集→就寝の生活を2週間ほど続けた結果が、あの頭痛だったのかもしれない。

いや、そうではない。10年と10ヶ月と2週間の結果だ。アレは誰かに殴られたのではない。私自身の体に殴られたのだ。休まないとぬぞと。

 

今日はここまで。

ここまで書いていて「オマエヨリガンバッテイルヤツハヤマホドイル」という声が、頭の中から何度も聞こえてきた。しかし、私より頑張って死んだ奴も、やはり山程いるのだ。

死ぬ時は一瞬だ。だから死なないようにする。次回は「なぜ休めない?性格編」を書く。ではまた。