まるっとまったりまろやかに

ゲームの感想、考察、実況プレイ動画のこと。日記も。

本を沢山読んだし、これからも読む


図書館で本を借りてきた。

今回は「すごすぎる天気の図鑑」「うずまき猫のみつけかた」「『おおきなカブ』はなぜ抜けた?」など。

天気の図鑑は借りるのが2回目だった気がする。去年借りたんだったかな。前に借りた時と同じ図書館に行き、同じ棚の同じ場所から取った。その行為がなんとなく面白い。自分の本棚みたいに感じて。

数日後、その本を読み切った。ぜんぜん内容を覚えられなかった!わはは!図鑑は難しいけど、読むのは楽しい。こういうものって、手元において何度も何度も読むものだよな。

この本の中では、空が青色の理由を何回も書いてくれているんだけれど、いつまで経ってもそれが分からなかった。ちょっと読み進めると「あれ?なんだっけ?」となって読み返す。なんとなく分かった気になってると、数ページ後にはあれ?となる。

書いてあることを理解できないとか、覚えられないわけじゃない。内容を飲み込んでから、更に疑問が湧いてきて、それについては書いてあったかなーと読み返してみるんだ。でも、疑問が解消されるようなことは書いてなくって、仕方がないのでスマホで更に詳しく調べて、納得する。こういう時スマホって便利だなと思うけど、本を読まなければ疑問にたどり着くこともないので、やっぱり本も大切だ。

 

今このブログに、図書館で本を借りてきたことを書こう!と思ったんだけれども。それって悪いことなのかな……と不安になった。図書館で本を借りると、嫌がる著者がいると聞いたんだ。利益が入らないから。筆者が嫌な顔をするのは分かるし仕方がないとしても、その筆者のファンとか、過激な読書家が偶然オイラのブログを見つけて「買わずに読むとはナニゴトだァァン゛っ」って怒ってきたらどうしよう、と思って。

困ったので、Bingchatで聞いてみた。答えの出ない問題のような気がしていたけど、Bingは「ぜんぜんOK😁」と教えてくれた。マジか。色々調べると、別にぜんぜんOKってわけじゃないみたい。けれどどうやら、図書館で読むことで筆者に利益がいくらしい。更にいろんなメリットがあるそうなので、一安心。これで怒られずに済む(かもしれない)し、何より筆者に利益が多少なりともいくなら、後ろめたい気持ちなく、図書館に行ける。わっはっは、オイラは税金払ってるんじゃい!(急に強気

 

本を読んだら、小さなノートにタイトルを記入している。見開き1ページ分が埋まったので、ペラリとめくって更に記入した。気になってタイトルの数を数えたら、100冊を越えていた。図書館で読んだもの、借りたもの、本屋さんで買ったもの、全部合わせて100冊だ。雑誌とか、去年買ってまた読んだものは含めてない。

オイラは絵本とか児童書も読むので、ぽんぽんと冊数を重ねていく。読みやすいからな。さらに、1節くらい読んでみて、これ以上読まなくていいなと思ったものも、記入している。

例えばハウルの動く城の原作「魔法使いハウルと火の悪魔」は、50ページくらい読んでイヤになってやめてしまった。「ローワンと魔法の地図」も、作中の人間関係がギスギスしてしんどくなって、途中で図書館に返した。そういうのも記入している。

イヤになったことも、しんどくなったことも、覚えておきたいのでメモしている。自分に本が合わなかったことを”失敗”と呼ぶとして、その失敗も読書だ。それに、例えばハウルなら50ページ読んだ中での数行くらいは好きだし、内容は面白かった。面白くても、読みたくないものってあるんだよ。そういうのも含めて読書だと、オイラは思う。

 

読書なんて趣味なんだから、テキトーにやったら良い。と思うことにしている。本をしっかり読み込んで、本を書いた時の筆者の環境や、時代背景、宗教観、隠された意図も全部読み込んでこそ読書!ってなると、息苦しすぎるから。学問か推し活だよそれは。

あとがきだけ読んで満足しても、本人が読書と言うなら読書。オイラはあとがき読んでみて、合いそうだなーと思ったら読む作品もある。大人向けの文庫本とかには、よくその手を使うんだ。大人向けの本ってだいぶトゲトゲしてるのがあるから、読むまで分からないんだよな。表紙にポップなイラスト書いてても、中身がバキバキに他人を否定していたりするから、こわい。

ただ、読んでみて「どうしようもないな…」と思ったものはメモしない。思い出すだけで不愉快な気持ちになる本も、年に1冊くらいは、ぶつかるな~。矛盾するようだけど、自分が自分のイヤな気持ちに耐えられる時はメモする。これは耐えられない!って時は、忘れる努力をする。大概は忘れられず、思い出してはイライラするんだけどもね。

 

最近読んで一番良かった本とかはないな……あ!「セロ弾きのゴーシュ」は読んでよかった。オイラは岩手県民だから宮沢賢治の作品名に触れる機会は結構ある。でも読んだことはあまりないので、図書館で見つけて読んでみたんだ。良かったなゴーシュ。

動物と心を通わせて、素直になっていくことで楽器の腕が良くなっていく……というような話かもしれない。でもオイラは、動物と出会うまでの彼が、セロを捨てずに一心不乱に練習したこともまた、大切なことだったように思う。

キッカケによって人の能力は伸びたように見えるときがあるけど、そのキッカケに出会うまで続けることは大変だし、コツをつかんでも基礎力がないと、少ししか伸びない。セロもゴーシュもがんばったな。でも猫はかわいそうだったな。次会った時は優しくしてやって欲しい。

まだ読んだことのない、とても有名な本ってたくさんある。シリアスなのは苦手なのであんまり読めないけれど、それでもオイラが読めるものはいっぱいあるはず。来年もどんどん本を読みたい。そんで時々ここに感想を残したい。

感想を書こうとすると本を読む時間がなくなるのが問題だな。今日はここまで。

 

活動場所のリンク:まるいひと lit.link(リットリンク)