wander around holding a soft oval

日記を書いてます。人からはエッセイだとも言われます。

掃除・やるべきことに助けられ

今日は久々に、何のやる気も起きない日だった。

起きてから2時間くらいかな。コーヒーを飲んでぼーっとしていた。

せっかくの休みなので何かしたいんだが、何も思いつかない。編み物、紙粘土、アイロンビーズ。読書にゲーム。筋トレはおろか、ストレッチもしたくならない。ご飯も別に、どうでもいい。

何かあって落ち込んでいたり、体が疲れているわけじゃないんだけどな。一体どうしたってんだろオイラは。こうやって時間だけがジリジリ過ぎていくのがイヤだ。今この休日に自分がしたいことは水を飲むことくらいだ。ゴクリ。したいこと終わり。

こういう時は、無理にしたいことを探そうとしない方がいい。と思う。

トイレに立つと、風呂場が汚れていることに気付いた。風呂掃除を始めるとするか。こういう時は、やらなければいけないことを、淡々とこなしていく方がずっと捗る。

やりたいことをやろうとする時、何もない空間に壁を作って、その壁を壊すことを楽しもうとするような感覚がある。出かける予定でもいいし、何かを作るでも良いな。タスクの壁を拵えて、それを突破していくことを楽しむ。勿論その壁自体が楽しいのだけれど、壁を乗り越えた達成感も大事だからな。

そのタスクの壁を拵えるのが面倒な時は、すでにある壁を崩していく…つまり、やらなければいけないことをやっていく方がずっと楽だし楽しくなれる。

 

オイラの家はユニットバスだ。そこが気に入っている。風呂掃除とトイレ掃除をいっぺんに済ませられるし、トイレ掃除にシャワーを使える所が良い。水で何もかも洗い流せるからな。お風呂の床=トイレの床なので、お風呂掃除用のブラシで一気にこすれるし。流石にトイレを拭いたり中を掃除するのは、専用のアイテムでやっているけどな。

別の場所の掃除に使った「お酢のティンクル」が余っているので、それを使って風呂掃除をしている。掃除が終わった後の香りが酸っぱくて、それがなんとなく良い。掃除した感が出る。掃除した感が大事。

スポンジはゴムポン。ブラシはバスボンくんと100均の硬めのやつ。バスボン一つあれば大体は掃除できるんだけど、細かいところはスポンジでこすりたいし、強くいきたい所は硬めのブラシがあると、掃除してる感が出る。掃除した感大事(2回目)。

色んな掃除グッズを試しているけど、結局1つで全部解決できるってことはない。1つだけで掃除してるとアラが出るし、1つだけ使ってると、そのモノの耐久値がゴリゴリ減っていってすぐダメになる。困難は分割せよ。

トイレ掃除は特段変わったことはしてないけれど、今一番改善したいのは、トイレクリーナーだな。安いのは拭いてるそばからボロボロになるし、丈夫なのは高い。頑固な汚れはシャワーでお湯をかければ取れるから、軽い汚れにさっと使えるような掃除アイテムが欲しいな……とここ半年くらいずっと思っている。

 

トイレと風呂の掃除が終わり、ひとやすみ。マストドンを眺めると、窓掃除をした人の報告が流れてきた。えらいな。でも丁度いいかもしれない。こっちも天気は良いし、まだ明るいし。師走に入る前日に中掃除(大掃除よりもちいさめ)をするのは良いかもな。やらなければいけないことが一つ増えたぞ!

掃除用具を集めて取り掛かった。窓の表側を拭く。マイフロファイバーってやつでごっしごっし拭く。こういうタイプの雑巾って、いつが替えどきなんだろう。ファイバーがゴワゴワしてきたら、マイクロじゃないって合図なのかな。マイクロより大きい単位って、ミリだよね。ミリファイバー。

窓の下の方には黒い点が幾つか。カビだ。うちの家は乾燥しやすいので、カビが生えることはほぼ無い。それでも1年以上放置していれば、こうなるか。キッチン泡ハイターをかけて、ブラシで擦って拭いた。スッキリ。窓のパッキンはカビてなかったが、予防としてしっかり掃除した。

窓の外側の掃除に取り掛かる前に、秘密アイテムの準備。庭用ホースリールを風呂場の蛇口に取り付けて、ベランダまで持っていく。取り付けがうまくいかず、風呂場やリビングをびちゃびちゃにした。靴下もじっとり。この感触、意外と嫌いじゃない。

ホースリールは、春頃に近所のホームセンターで買っておいた。小さめのタイプ。前に窓そうじに取り組んだ時、何度もバケツの水を取り替えるために室内に入っては汲んでを繰り返すのがめんどくさかったし、水を窓にかけるのにも手間取った思い出があったので。ついでにベランダ掃除もしやすくなるしな。

効果はテキメンだった。元々ついていた泥汚れも、洗い終わった泡も、窓サッシのホコリも全部、シャワーで流せる。こんなに楽なことが許されて良いのかと、ゴム手袋をつけた左手で額を抑え、天を仰いでしまった。全国民に配ったほうが良いぞ、ホースリール。

洗剤はお風呂場のをそのまま使った。久々の窓そうじなので、薄手のスポンジで窓もサッシもキュッキュと擦る。薄手だと、ガラスの摩擦係数の度合いが分かりやすい気がする。こすり続けると引っかかりがなくなっていくので、汚れが取れたんだなと予想ができる。あくまで予想なので、本当にどこまで汚れていて、それがどこまで落ちたのかは分からない。

神が与え給うた、間違えたホムセンで買ってきたホースのシャワーで洗い流し、ハンディワイパーで水を切り、終わり。終わってから室内に戻ると、白い線が窓に残っている。すすぎが甘かったり、元々の汚れが落ちてなかったり、ワイパーが汚れていた可能性がある。だが、これでいい。掃除した感がある。

風呂掃除の時も書いたけど、掃除した感ってめちゃめちゃ大切だ。掃除ってしないといけないことではあるけれど、きれいにするのが面白くて頑張る所がある。その満足感が味わえさえすれば、汚れが100%落ちようが30%落ちようが、どうでもいい。何点で満足するかは人によるだろうから。

 

オイラは電子レンジで調理が完結させられるようなレシピを使わない。レンジは下ごしらえに使う。それは、結局オイラは料理がしたいからだ。意味もなく鍋を振りたいし、スライサーがあってもネギをみじん切りにしたい。例え水に栄養分が逃げるとしても、野菜を茹でるのは面白く感じる。そういうことと、オイラの掃除に関する考え方は、ちょっと似てるのかもしれない。

非効率なところを尊ぶのとはちょっと違う。スライサーはにんじんを千切りにする時に使うし、圧力鍋で肉を煮ると柔らかくなって美味しい。肉を下味付けて冷凍すると便利だし。

効率的・非効率の数直線上ではない、別のどこかにも、人間の生活がある。

そういうことを考えながら、ベランダの掃除もした。虫の死骸は見当たらなかったな。もう少しベランダでゆっくりしてても良いんだが。カナブンとかダンゴムシとかさ。害虫と言われるような虫たちも、1匹くらいならベランダで飼っても良いと思ってる。たくさんはイヤだ。犬猫や人ですらたくさんいたらイヤだもん。ベランダの掃除が終わって、ちょうどティンクルが空になった。

 

けっこうキレイになった窓越しに夕暮れを眺めて、今日のタスクは終了。やるべきことを片付け、ココスに出かけて甘いものを食べ、好きなスーパーで美味そうな大根を買ったら、なんだか元気が出てきた。掃除をしてよかった。おかげでお腹もすいたし、一日を大切に過ごしたような気持ちになれた。明日から12月だ。何をしようか。

 

まるいひと lit.link(リットリンク)