まるっとまったりまろやかに

ゲームの感想、考察、実況プレイ動画のこと。日記も。

6月2週目辺りの日記のつもりだった

【第44話】逆転裁判2 初見実況【のんびり】 - ニコニコ動画

 

立見リカは、死んだら星になることを信じていた。
木下大作は、リカは弟が星になったと信じている、と言っていた。
しかし木下一平は、生きている。

彼女でも、目の前で噛まれた男の生死は分かるだろう。生きている一平のことを星になったと認識するのは矛盾している。

団長や他の皆が、一平が死んだと伝えるということも考えにくい。

もしかしたら。事故が起こった後、団長はリカにこう言ったのではないだろうか。「バットにはしばらく会えないんだよ」と。

だから彼女は「しばらく会えない、つまりそれはレオンと一緒にお星さまになったということだ」と考えた。

そんな彼女の「お星さまになった」という言葉を聞いた大作は、死んだと言われたように思った…のではないだろうか。

木下大作と立見リカ、それぞれの「星になる」ということの認識の違いも、この事件に関わっていたのではないだろうか。

分からない。これ以上触れるべき話題ではないし、いくら考えても答えの出ない問題だ。

それでも考えてしまう。

 

木下大作と一平は、病院で治療していた。彼らの医療費は一体どこから捻出されていたのだろう。

当然彼らが働くことは出来ない。警察に届け出ていないのだから保険も保障も降りるわけがない。

となると団長が払っていたことになる。団長の収入は勿論、サーカスの興行だ。

ならば、猛獣使いである立見リカの演技によって得た興行収入で、彼らは治療を受けていたとも言えるのではないか。

勿論、彼女だけが働いているわけではない。サーカスに関わる全ての人間によって、彼らは生かされている。

しかし彼の思う「皆」に彼女を加えざるを得ない以上、彼女の無邪気な笑顔で彼らは生かされているという事実は変わらない。

その上毎日食事の世話をされ、片付けや身の回りの世話をされている。自分ひとりではそれすらも出来ないからだ。

……彼らは、いや彼は立見リカが引き起こした事故によって人生を狂わされた。しかし狂った後の人生を補填してくれていたのも、立見リカなのだ。 

それが木下大作にとってどれほど屈辱的だっただろうか。生き抜くための力を削がれ、身動き取れぬ自分の世話をされて。

窓の外をぼうっと見ている彼は、檻の中の猛獣と変わらないではないか。

 

木下大作は立見リカを殺した後、どうするつもりだったのだろう。

上から物を落として殺す。彼が実際に考えたことはこれだけだ。マックスに罪を着せることが出来たのも、目撃者がいたことも全て偶然である。

しかし彼が実際に行ったことはもう一つある。証拠の回収だ。ギリギリとロープを引っ張り上げて凶器を手元に手繰り寄せた。

当然彼は窓の外を覗けないのだから、団長を殺したことに気付けない。だがそれでも証拠を回収したのだ。

それはつまり、保身による隠蔽工作ではないのか。

それ以外にあのタイミングで証拠を回収する必要性が無いのではないか。

立見リカが亡くなったら団長はひどく悲しむだろう。サーカスも立ち行かなくなる。興行が無くなれば、自分も弟も生きてはいけない。

そもそも彼の弟は、立見リカのことが好きだったのだ。目覚めた後の世界にはその女性がいなくなっていて、その原因は自分の兄にある。果たしてその事実を受け入れられるだろうか。

木下大作の行動は矛盾しているのだ。

自分の生きる意味にもなっている「家族への献身」を考えると、立見リカを殺してはいけない。殺すということはつまり、生きる意味を捨てるということだ。

だのに彼は”立見リカを殺した後”に証拠を回収した。我々が聞いていた「生きる意味」を自ら捨てておいて、なお生きようとしていたのだ。

木下大作は立見リカを殺した後、どうするつもりだったのだろうか。死体の移動も出来ず、三階から逃げることも出来ない。なのに証拠だけは回収した。

私は、どうするつもりもなかったのだろう、と考えている。殺したかったから殺したのだ。ただそれだけ。

あの殺害方法は「自分でも立見リカを確実に殺せる方法」だ。その先へのアプローチなどは無い。

自分の計画を実行し、冷静になってから証拠を回収した。怖くなったからだ。

両親に捨てられた。弟が眠りについた。そして今度こそ家族が誰一人いなくなるかもしれない。だって俺は、団長の子供を殺してしまったのだから。

その恐怖から、咄嗟に証拠を回収した。私はそう思うのだ。

もし同じ状況に置かれた時、私ならこう思うだろうから。「もうこれ以上失うのは嫌だ」と。

……もしかしたら彼は、弟のためではなく自分のために、マックスに罪を着せようとしたのではないだろうか。とさえ思ってしまう。

「最初は自殺を考えました。」「次に自首をしようかと。」彼女を殺してからもそうするつもりだったのだろうか。

罪を告白した時に彼は泣いていた。しかし果たして彼は立見リカを殺せていた後も、同じ顔で泣いていたのだろうか。

 

審理中、私は「彼だって本当は事実を明らかにしたいはずだ」と思っていた。

しかしそれは大きく外れた。理由はどうであれ、彼は最後まで隠し通そうとした。

あの証言台に立ち弁護士側、そして検事側からも真相を追求されてもなお、諦めずに逃げおおせるつもりでいた。

思えば私の予想は、彼に初めて会った時から外れていたのかもしれない。彼はサーカスの仲間達の、別の一面を話してくれた。私が思いもしなかったことを次々と。

この時私は「ひょっとして彼はすごい人なのかもしれない」と思っていたのだ。

しかし今考えるとそうではなかったのだな。私が知らないことを伝えただけに過ぎない、ただそれだけのことだった。

事実彼は、狩魔冥の本質を見抜くことは出来なかったのだから。

彼は普通の人間だった。普通の人間が、怒りに任せて人を殺そうとし、保身に走った。

それが誰かのためだろうと関係ない。彼は自分の育ての親が死んだことに向き合わず、逃げたのだ。

そしてまた、憎かった女はニコニコと笑っている。”自分の家族”が死んだことを認識出来ずに笑っている。

自分が殺したいほど憎んだ「死と向き合わない」という行為を自らする羽目になり、しかも現状は変わらなかった。こんな世界を地獄と呼ばずになんと呼ぶのか。

罪を認めることで、彼女だけは変えられた。もしも彼が罪を償った後にサーカスに戻って来られたなら、リカは謝罪するだろう。彼の憎んでいた彼女ではないだろう。

耐えられるだろうか。

殺したいほど憎かった女に謝罪され、皆から暖かく迎えられ、弟の目覚めを待つ。そんな世界に、罪の意識に。

罪を償えば、何もかもリセットされるわけではない。そんなことは彼が一番良く分かっているだろう。

 

情状酌量の余地などない。同情してはいけないんだ。せめて親を殺した罪くらいは、彼にしっかりと背負わせてやってくれないか。

彼の体で支えられるのは、もうそれくらいしか無いのだから。

5月4週目辺りの日記

 ■

あちこち買い物に出かけた。コンビニで、誰かがマシンの前でコーヒーを淹れている。

その間ずっとピンポーンピンポーンと鳴っている。マシンが自動ドアの前にあり、人に反応しているようでドアが開きっぱなしだ。

コーヒーを淹れるマシンも自動ドアも暮らしを快適にするためのものなのに、組み合わせると煩わしいものになる。コーヒーを淹れている人は何にも悪くない。

コンビニの店員さんなら、そういう現場にはよく出くわすのだろうけど「また鳴ってるよw」って苦笑いしたりしないのだろうか。私ならしちゃう。毎回。

ボタンを押すと開くタイプの自動ドアってあるだろう。あれを付けると良いと思う。両手がふさがっている場合は顎かなんかで押してくれ。

私はあのタイプの自動ドアが好きだ。通ると開くドアより賢い感じがするし。押した後、手をそのままにして店内に入ると、変わった挨拶してるみたいでカッコいいし。

その後デパートにも行きアレコレ買えた。途中ドラッグストアの前を通ると「日焼け止めに恋をしたことはあるか」というポップを見かけた。

俺が居ないと外も出られないもんな、という彼氏ヅラをされてみたい。今年から日焼け止めデビューだ、よろしくな。

 

先日オンライン飲み会で、もっとブログとか更新したほうが良いぞと言われた。言ってきた男は私と同い年なのだが、最近Youtuberになったばかりで鼻息が荒い。

やはり皆に認知されないといけないので、色んな媒体を通してアピールしていかないと云々と言っていた。そんな彼はチャンネル登録者数で私を越えている。

私はチャンネル登録数は1000人いったら十分だと思っている。1000人越えるとスマホでもライブ配信出来るから。出来たら便利だろう。でもPS4が一番手軽で良いかな。

ほんでじゃあアドバイス通りブログ書くかーと思って、ここにこうやって書いた。これで認知度が上がるぞ。自動ドア好きの層にな。

そんな彼もフェイスブックをやっているということで見に行った。書いてる内容がマルチ商法一歩手前の所まで来ていて面白かった。

高校時代の部活の先輩もマルチになり、大学時代の後輩はネズミ講になった。縁があるのかもしれない。

 

「言葉の誤用」については結構根深い問題がある。らしい。

そりゃあ私だって大声で「誤用だ!誤用だ!」と岡っ引きのように騒いでいる人の近くは通りたくないなーと思う。

親しくもないのに突っかかってきたら怖いだろう。誤用かどうかはともかく誤った距離感取ってるよね?とは思う。そういうのはこういう場所でグチグチ言うべきだ。

私はあんまり言葉の使い方に気を配れない。バカだから。

役不足と力不足をいつも間違えちゃうし。昨日はシャンプーする前にリンスしちゃったし。

でもトリビュートという言葉の使われ方には変だよなーと思うことがある。

例えばクッパを尊敬した軍団の皆が集まって、クッパにまつわる絵や歌を作りまとめたら、それはトリビュートナントカになると思う。

でも自分の記念日を祝うために、自分で企画して人を集め、自分でタイトルだの出すタイミングだのを決め手作ったものも、トリビュートナントカと呼ばれている。

それはトリビュートの持つ「称賛・賛辞・尊敬・感謝」とはズレている気がする。

称賛は浴びるものであるが、シャワーのように蛇口を捻って能動的に浴びるものではないだろう。受動的なものであれよと思う。

自分にも相手にも、自分を祝って欲しい。それはトリビュートではなくお誕生日会と呼ぶのではないか。

感謝されたい、祝って欲しい。それはふつうに思うことだし、私も一度くらい誕生日会やっておけばよかったと思う。

というか祝って欲しいなら祝う。むしろ祝わせてくれ。祝われるだけのことをしてる人もモノも沢山ある。

でも自分でやっといてトリビュートと呼ぶのはやっぱり変だなと、私は思う。

今や称賛や人気そのものもモノ化して売ることができるのか。ゴミですら商品になる。メルカリって昔でいう「どうぐやのかんばん」だな。

私は絵も描けないし歌も歌えない。しかしまぁ、それでもやっぱり祝いたい。おめでとうございます。

 

 ■

最近やってるのはやっぱりセレステか。いっせいトライアルの期限までに、無事登頂完了した。

丁寧で優しいゲームだ。ストーリーも丁度いいし、演出とストーリーがしっかり噛み合っていて、シンプルながらも心地よい時間を体験できた。

チャプター6と7での画面切り替えのエフェクトが、それぞれ下向きと上向きになっているのが地味だけど気持ちが盛り上がった。あとは登るだけだ!みたいな気持ちになれた。

途中であと20、あと10とステージの数を教えてくれたのも良かった。ワクワクするし、諦めたくない気持ちになれる。盛り上げ方が素敵だなと思った。

そう、盛り上げ方が上手い。登頂完了までに1000回ほどやられたのだけど、やられることに対してノーリアクションなのも良かった。

仲間が悲しがったりとか、敵が喜んだりとか、がんばれ!という文字が入るとか。ああいうのが一切無いから、そのステージを突破することだけに集中できる。

「アクションをすることが楽しい」という気持ちを切れさせないというのか。それが嬉しかった。

多分ここらへんは登山することとリンクさせているのかなと思う。登山をする目的というのは人それぞれ違うのだろうけど、段々と無心になって一つの目標を達成させようとするところが似ている。とにかく登ろうという目標。

結局クリアしてから製品版を買った。この後プレイしなくてもいいかなとも思ったのだけど、感謝のつもりで……といってもセールで1000円だった。

買ってからプレイしておらず、ついさっきイチゴ(収集アイテム)を集めにセレステをプレイしてみたのだけど、なるほど。

各チャプターは3~4つのエリア区切られている。どのエリアでイチゴを取り逃したか、それは何番目のイチゴなのかが事前に知ることが出来る。
(イチゴを取り逃したかどうかはステージ中で一時停止しても画面下部に表示される)

そしてチャプターの最初からではなく「各エリアの最初から」始められるので、気軽にイチゴ狩りに行ける。

セレステは……確かに難易度は高いかもしれない。でもストレスを感じないのは、プレイヤーが遊びやすいように配慮されているからだと思う。

やはりゲームにおける優しいと易しいも、全然違うのだな。

完全クリアまではまだまだ先の話だが、多分すると思う。それくらい楽しいゲームだ。それに、人の優しさに気付くと嬉しくなるから。

 

今月も無事に誕生日を迎えることが出来ました。色んな方からお祝いのお言葉を頂戴しまして、ありがとうございます。

私の誕生日は丁度GWやこどもの日やらと被るから、学生の頃は同級生から祝われず、両親からも子供の日と一緒くたに祝われていたなぁという思い出がある。

逆に大人になってから、同僚や友人に祝われることが増えた。こうやって動画を投稿するようになり、暖かいお言葉もかけて頂いたり、絵を書いて頂いたり。

いい思い出が増えました。私もトリビュート実況とかするかな。視聴者の所に車かなんかで行って、一緒に実況撮るの。それをまとめて動画にしたい。ではまた。

4月4週目辺りの日記

多分コーヒーの飲みすぎ

腹が痛かった。今は元気。

院長と顔なじみになってしまった病院があるので、今回もそちらで診てもらうことにした。そういえば幼い頃も週1で内科に通っていた。小さい内科が好きだ。

今回はいきなり行くのはやめて、来院の可否を判断してもらおうと思って電話した。TVやネットで聞いたことのあるような質問をされ、来院の許可を得た。

その日は仕事を休ませてもらった。朝上司に連絡すると、まさかの休んでいいという発言。いや、まさかではないか。一応先に伝えておこうか、くらいの気持ちで伝えたのだが。

病院に着くなり別室に案内された。いつもの院長がすぐ出てきてくれたが、私とのディスタンスが遠い。触診無し。問診を取り、採血へ。

なるほど、コロナウイルスの症状を抱えてやってきたと思われてるな?大丈夫、私も自分自身が怖いから事前に電話してきたのだ。

採血の部屋に行くために、別室から待合室を抜け、また別の部屋へ。途中子連れの母親と目があった。ごめんなさいね、怖いでしょう。

採血する部屋で待っていると、すんごい格好の看護師さんがやってきた。厚手のゴム手袋、ビニールエプロン、透明なサンバイザーみたいな奴。簡易的だが重装備だ。

でも中身はいつもの採血メチャウマおばさんなので不思議な気持ちだ。

貴方やっぱり採血苦手なのね、はい針怖いですでも献血には行くんです、良いじゃないバンバン行きなさい、等という話をして、採血自体はあっさり終わった。

また最初の別室で待たされた。やることもないのでスマホを見ていた。

今日も誰かが誰かを怒ったり、誰かのミスを茶化したり、怒ったり茶化したりしている人をRTしたりしているな。お盛んである。

最近、教養を持つということが少し怖くなってきた。

怒っている人や茶化したりする人は、ただ闇雲にウンコーとかハゲーとか言ったりしていない。おそらく私よりも教養があるのだろうなと、文を読んでいて感じる。

多くのことを知ると、多くのものに目を向けられる。目を向けられるということは、それだけ多くの素敵なこと、嫌なことを目にしてしまうのだろう。

私のようなアホでは到底及ばない所で問題を提示したり腹を立てたりしている所を見ていると、アレコレとものを知るというのはすごく疲れることだなぁと思うのだ。

もし字が読めなければ「死ね」という字は読まずに済むだろう。字が書けなければ「死ね」と書かずに済むではないか。

そりゃあ「立ち入り禁止」も読めないかもしれないが、家にこもっているならどこにも立ち入らずに済む。

私はアホだが、賢くなった場合にそれらを上手く扱えるだろうか。力への恐怖みたいでかっこいいな。

箸にも耳の裏にもかからない話を考えていたところで、採血の結果が出た。

至って良好。帰ってよし。しかし怖かったら休んでもいいし何かあったらすぐに連絡すること。

帰りに薬局に寄り処方箋を出してもらった。先程の親子も同じ薬局に来ていたようで、会計を済ませていた。

私の前を通る時、少し間隔を開けていたように思える。いいぞその調子だ。母子ともに強く健やかに生きて欲しい。

その日はゼリーだけ食べて寝た。

 

そのままの君でいて

トロパズのレビューが消えていて少し悲しかった。2度目である。まさか自分のレビューも消されるとは。生きているとそういうこともあるな。もうトロパズのことは忘れよう。

やはりコンシューマのゲームが私には合ってるということ……あ、そういえばマリオラビッツをプレイし終えた。残っていたミッションを全て終わらせた。

といってもほぼ作業になってしまって戦略の楽しさは無かった。キャラが強くなりすぎてしまったから。

ああいうのはバーっとやらないと突然「俺は何をしていたんだ…?」と虚無感に襲われるのでスピードが大切だ。スピードに乗ってる時と、好ましい作業の時は楽しい。

テラリアやビルダーズ2をやっている時なんかは黙々と岩を削るが、あれは好ましい作業だなと思う。作業をさせるための作業だから。

作業目的ではなかったはずの遊び方を作業にされることが私は嫌なのかもしれない…レベル上げともまた違うんだ。レベル上げはレベルを上げさせる作業。お金集めはお金を集める作業だ。貯めるの楽しい。

そうだそういえばあつ森をやっている。先日一応のエンディングというか、スタッフロールを眺めることが出来た。あれは私だけのエンディングなのでここに載せたりはしない。

あつ森でも自分の悪いクセが出ているのだけど、元々あった島の形をなるべく変えたくなかったりする。なので今でも木がモリモリ花がモリモリ生えている。

ただ歩きにくいので、人が通らない所に植え直したりしている。雑草のためのスペースも用意してある。

これではいつまで経っても島は発展しないのだけれど、良いのだ。後からやってきたのは我々の方なのだから、先に住んでいた木や花に迷惑をかけるのも申し訳ない。

ただ魚を釣ったり貝殻を集めたりもするので、この先住民を尊ぶ思想には矛盾している所がある。

ちなみにこのクセはビルダーズ2でもいかんなく発揮され、結果島は全然形が変わらなかった。どうしてもトンネルが必要になった時、泣く泣く削り、その削った岩でまた新たな岩山を作った。

島が全然発展もせず、地面に絵も描かずに楽しいのかと聞かれると、とても楽しい。趣味は水やりとぼーっとすることだ。最高である。

「来た人皆がぼーっとしてしまう島」にしたいと思っている。例えるならホウエン地方のコトキタウン。私あの雰囲気好きなんだ。

 

最近投稿した動画と感想

youtu.be

最高のライブだった。もうこれ以上の言葉は必要ないし、多分未プレイの人に伝わる気がしない。でも書く。動画を見てから読んで欲しい、ネタバレになるから。

3-12の楽しさは、ライブに似ている気がした。

ハナチャンちゃんとワイワイと楽しく移動して、島に着くと弦楽器の音が小さく聞こえる。奥に進むと段々音が大きくなる。

更に進むとそこにはボスが、と同時に曲が激しく変わる。バトル開始。

ボスはターンごとに攻撃法が少し変わり、バトル中のBGMに合わせてボスも攻撃を仕掛けてくる。まさに踊るような攻撃だった。

バトル中のBGMも、ターン経過につれて曲調が鈍重なものに変わっていく。ボスが特殊な攻撃をしてくる頃には、1ターン目のBGMにあった楽しさ、というかコミカルさは大幅に薄れているように思えた。

この時は本当に焦らされると言うか、むしろ怖かった。しかしこの怖さは、このバトルだから味わえた怖さだと思うのだ。

このゲームでは、プレイヤーはタイミングよくボタンを押すことで攻撃をガード出来る。そしてこのバトルでは、ボスはBGMに合わせて攻撃を仕掛けてくる。

つまりプレイヤーも半ば強制的に、BGMに合わせてガードすることになる。あちらは踊るように攻撃をし、こちらも踊るように守る。

相手に攻撃を加えようと考える、その間ボスはずっとクラップでBGMを盛り上げる。

BGMの中にクラップ音がある、という方が正確なのかもしれない。しかし私にはそう感じられない。BGMに合わせて、自分も相手も動き続けているのだ。

攻撃を防ぎ、反撃をし、それでも減らないボスのHP。特殊攻撃により減らされる体力、楽しくも焦らされるバトル。そんな時に、だ。

ボスの特殊攻撃をカウンター。ボスは怯み、反撃のチャンス。この瞬間!暗雲がパッと晴れたかのように全く変わるBGM。マリオシリーズではおなじみのあの曲だ。

これが流れた瞬間、私は完全にペパマリシールの世界に入り込んだ。

私がライブに例えたのはこういう理由だ。ただ素敵な曲が流れ、シナリオに感動して感情移入したのではない。このバトルに散りばめられた要素全てが、心を揺さぶるのだ。

このステージはゲームから自分へ伝えられる楽しさと、ゲームへの自分の反応が一つになることで完成する、いや完成させられる。

見物人ではなく、この世界の要素の一つとなって世界をつくるこの感覚。ライブ、フェスと言っても良かったと思う。

この没入感は、今までのペパマリシリーズでは体験したことのなかったものであった。

 

私はゲームのBGMのタイトルも、作曲者も何一つ知らない。その代わり「これはあの時流れた曲」ということは覚えている。

それは多分、ゲームミュージックを自分が体験したものセットで強く覚えているからだと思う。情報ではなく体験を覚える。曲単体として鑑賞するのではなく、映像も思い出も全て含めてそのゲームのBGMなのだ……と思っている。

だから曲を聴いてもタイトルは浮かばないが、しくしくと泣いたりニヤニヤしたりする。

このペパマリシールの曲は、まさに私が強く覚える方のBGMだと思う。ゲームに寄り添うような……劇音楽や付随音楽といった言葉が当てはまるのかもしれない。舞台劇で使われるような盛り上げ方をする。

これは今までのペパマリらしくない曲であると思う。今までのはゲームらしい曲で、シールの方は舞台らしいというような。どっちも素敵だ。

なのでインテリジェントシステムズはペパマリシールコンサートをやってくれ。頼む。後生だから。

 

終わりに

ニトリでリビング用のテーブルを買った。天板を横にずらすと折りたたまれていた部分が伸び、広くなる。

これは一粒で二度美味しいな!お得だ!と思って買った。買う時に店員さんが「でもなんだかんだで、ずっと広げて使っちゃうんですよね~私がそうだから」と言っていた。

全くもってその通りであった。広げると物がたくさん置ける、たくさん置くと畳めない、畳めないけど広いからOK!!となってしまった。無精テーブルである。ではまた。

4月1週目辺りの日記

私はLを着ています

この前チャンピオンのMサイズのパーカーを見た。別に人様の服のタグをまじまじと見たわけではない。胸の右側にチャンピオンのロゴ、その隣にはMと書かれていたのだ。

f:id:marui-mono:20200405174137p:plain

胸に輝くロゴとM。

胸を覆うほどのロゴとMだった。もう今となってはチャンピオンだったかすら怪しい。それほどまでにMの衝撃が凄まじかった。あんなにもサイズを主張する服があるとは…

興奮して家に着き、ブログに書こうとメモまで取った。でも一日経ってよく考えたら、MでもLでもどうでも良いと思えた。なぜ昨日はあそこまで興奮したのか。

あの興奮は、赤の他人に自己紹介する、される時に感じる気恥ずかしさに少し近いのかもしれない。あぁ、そういうご趣味があるのですね……みたいな恥ずかしさ。

……いやそもそも私以外の人間が、自己紹介されることに恥ずかしさを覚えるかどうか分からない。

いきなり貴方のプロフィールを知って良いんですか、まずはお互いの距離を大切にしながらタイミングを見て…と思ってしまう。気にしいなのだ。

私が自己紹介をする側に立つのもこっ恥ずかしい。名前くらいしか言うことがない。年齢は!?彼女は!?それは9周年の時にもうやった。

バイバイ

この件は有名な話であるしほぼ決着がついてしまったことなので、この映画についての私の意見は必要なかろう。見てない映画を語ることも出来ない。

やべー映画だなとは思う。そして、思うだけで口には出せない。

なぜなら私は9年前、BWの観覧車イベントで山男のナツメに対してホモネタだと笑って実況しているからだ。

観覧車イベは製作側が同性愛を笑いのネタに変えているわけでも、ましてや病気だの宗教観だのと括り付けているわけではない。

ただ汗まみれの男と観覧車に乗り、暑いなとトークかますだけ。私はそれを見て面白がっていた。ただそれだけだ。だから大丈夫。

そんなわけがないだろう、私よ。未だにきんのたまオジサンを引っ張っているゲーフリが、あれだけ盛り上がった同性愛ネタに対して第6世代からほぼ触れていない。

制作側は理解して作っているのだ。もうそういう時代じゃないと。アレはそういうネタで、それを私はゲラゲラと笑ったのだ。

バイバイの方も、9年前ならここまでのことにはならなかっただろう。しかし大丈夫だ、時代が悪いわけじゃない。満場一致でバイバイが悪い。

そして9年前の私ももれなく、悪いのだろう。だから今の私も、決して石を投げつけることは出来ない。

今観覧車イベを実況している私に会ったら、その自分を捕まえて本荘大橋の上を原付で引きずり回したくなる。しかし当時の私には、その理由が理解できないはずだ。

9年の間でセクマイへの理解や他との違いへの理解が多少進んだ。そしてそれらを攻撃する人を見ると呆れるようになった。

しかし悲しいかな、私は今でもゲームのホモネタを面白いと思ってしまう。一番嫌悪するのは自分になのだ。

クレヨンしんちゃんが風間くんにせまるシーンで笑ってきた。とんねるずの保毛男で笑ってきた。阿部さんでニコニコにハマってしまった。そこかしこにそういったものがあったのだ。しかしこんなもの、言い訳になるのだ。

自分の、セクマイに対して別に良いじゃんと考えるのも、他国で同性同士の結婚が認められるニュースに喜ぶことも感情だ。

しかし面白いと思うのも感情なのだ。私のこの感情は、もう変えられないのかもしれない。それが私は悲しい。

面白いと思うことが悪いとは思わない。勝手に思えばいい。なんなら笑っていればいい、それは私には関係ない。しかし私は私のそれを悲しいと思う、それだけの話。

追記

一夜明けて読んでみて、どうしてもこの文に気に入らない部分があるので追記する。

もう変えられないかもしれない、と決めつけて終えるのはおかしいんじゃなかろうか。

確かにそういったネタを滑稽だと思う気持ちは変えられないかもしれないが、そういったものから遠ざかることだって出来るんじゃないか。

感情は変えられなくても、態度は変えられるだろう、これから先も。それを悲しいで締めるんじゃない。追記終わり。

 

ラビィッ

www.nintendo.co.jp

昨日ようやくマリオラビッツをクリアした。まだシナリオ攻略しかしておらず、この後残りのアイテム集めやサブミッションをこなしたい。全て済んだら追記するなりしようと思うが、今の所の感想を書いておく。

なお、マリオラビッツの良さみたいなものは既にあちこちで書かれているので、そういうのが知りたければそちらのブログを読む方が良い。

一言でいうとかなり楽しかった。でももう少し具体的に書く。(ネタバレ注意)

①マリオ・ラビッツピーチ・ピーチの個性

登場するのはマリオ側のいつメン、そしてラビッツ達。彼らのキャラがしっかりと立っている。特に上で書いてあるキャラ達の出番が多い。

主役は勿論我らが世界の配管工であるが、正義のヒーローらしい立ち振舞をしてくれる。ポジティブで明るく、そしてカッコいい。

特にマリオが最初のステージに到着するシーンは「UBI……ちゃんとマリオさんの顔立ててるじゃねぇか……」と思ったものだ。このゲームの制作はあのUBISOFTである。

ピーチも途中で参戦するのだが、この登場の仕方が実にピーチらしい。気品が溢れ慈悲深く、そしてお転婆。「姫はいい加減クッパルートに進んでくれ」と願っている私も、このピーチには好感が持てた。マリオとピーチの関係が良いんだこのゲームは。

そしてラビッツ側のメインヒロイン、いや下手するとこのゲーム全体の主役であるラビッツピーチだ。プレイすると必ず、必ず「ラビッツピーチ可愛すぎない???」と頭を抱えることになる。必ずだ!三回言った。

ラビッツピーチとピーチ、見た目も大きく違うが、最大の特徴はここだ。

f:id:marui-mono:20200407224046j:plain

いとしのマリオをみつめている。

「マリオのことが好きだ」と明文化されているのだ。報酬にキスをするピーチとは違う。いつでもキスをする心構えが出来ているのだ。あのメスウサギは!(個人の見解です)

ピーチに対抗意識を燃やし、マリオの隣を常にキープ。そして大好きなスマホのストラップにはマリオの形の人形が。

f:id:marui-mono:20200407224032p:plain

絶対この時ラビッツピーチはドキドキしてる。

何?この一文だけでマリオを好きかどうかは分からんだと?良いぞ、ラビッツピーチのマリオLOVEエピソードは細かいがまだまだある。

このゲームはバトル終了後にリザルト画面に映る。そしてチャプターをクリアするとHPが回復する。それらの時の固有のモーションで、ラビッツピーチは必ずマリオの方を見るのだ。

どんな編成でバトルしても、リザルト画面ではマリオの右側をキープ。そして身だしなみを整えてマリオの方を見る。は?可愛い。

f:id:marui-mono:20200407224052j:plain

せっせと身だしなみを整えて、チラッ。

そしてもう一つ。このゲームは一度遊んだステージをやり直すことが出来る。私はステージ2のボス戦をやり直した。編成は変わらずだ。しかし。

やり直した時の、ボス戦前のムービーがかなり違うのだ。やり直す前はラビッツピーチが強制退場。やり直した時は、ラビッツピーチがメンバーに参加。

つまりラビッツピーチが参戦した時に限り、専用のムービーが流れるのだ。ラビッツピーチの魅力が溢れるムービーが、だ。これを見るためにはステージ2をクリアする必要があるが、ぜひとも見て欲しい。可愛いから。
(もしかしたらやり直す前でも見れたのかもしれないけど、条件がわからない)

ラビッツピーチの活躍はこれに留まらない。EDではピーチと和解し、あんなものまで建つ。そしてスタッフロールでは……もうUBIのラビッツピーチ推しがすごい。

勿論他のキャラクターの個性も結構立っている。不気味でヤベー奴ヨッシーラビッツとか。マリオとマリオラビッツ、ルイージルイージラビッツが初めて会った時は中々に可愛いんだ。

一方で、その後マリオラビッツ達の出番は少し少ないように思える。ヨッシーは加入時期の関係上仕方がないが、ストーリー上では全然出番がない。寂しい。

なおストーリー上というだけで、バトルでは皆活躍の場が多い。それぞれ独自のスキルを持つので戦略の幅が広い。そうだバトルのことも書こう。

②意外と難易度の高いバトル、不便な点、初見殺し

公式サイト等を見て貰えれば、どういうバトルをしていくのかは知れると思う。なので説明はしない。でも思ったことは書く。

このゲームは隠れることが大切なのだが、相手の武器の射程と移動歩数が長いので、割とすぐ横を突かれる。また遮蔽物を挟めば弾は当たらないかと言うとそうではない。

f:id:marui-mono:20200407224057j:plain

この場合マリオはブロックに”隠れていない”ので敵の攻撃を食らう。

遮蔽物に隠れていても、一人で突っ込めばあっという間に裏を取られて負ける。例え隠れていても、武器の持つ効果(スーパーエフェクトという)によって無理やり移動させられることもあるので油断できない。

そして敵も移動中にスライディングで攻撃をしてくるので、相手の射程、歩数、地形を把握しながらしっかりと、かつ臨機応変に立ち回るのが基本となる。

特にステージ1の中ボス戦やボス戦、ステージ2のボス戦は相手の行動をよーく理解する必要がある。そして雑魚やボス含めAIがしっかりしている。無駄な行動もとらず、かつただ突っ込むこともせず。危なくなったら退くことも普通にする。

見た目とは裏腹にしっかり考えないと全然勝てないゲームだ。それがすごく楽しい。

特にステージ3からは私の中で悪名高いピーカーブーが登場する。彼には本当に苦戦して、初めてのバトルでは4回ほどgoodになってしまった(バトルの結果によってランクが決まる、goodはB勝利みたいなもの)。

但し、各ステージが終わった頃にもう一度チャレンジすると、大抵はPERFECTを狙える。なぜなら強い武器が買えるし、ステージをクリアすることでHPも上昇するから。

特にこのゲームは強い武器が大切だと思った。FE烈火のように鉄シリーズにも良いところがある!とかではない。とにかく新しく買える武器が強い。

敵はステージごとにHPと火力がグンと伸びるし、特殊スキルも使うようになり、敵の種類も増える。なので新しい武器がないと戦闘は辛い。しかし新しい武器を買うと急に楽になる。というかなりすぎる時がある。

特に武器と敵の強化のバランスで気になるのは、各ステージクリア後に挑めるチャレンジバトルだ。ステージ1のチャレンジバトルの中には、ステージ2で武器を強化しておかないと詰むものがある。しかし強化しておくと本当にあっさりと終わってしまう。

ここらへんのバランスは気になるところだったが、ゴリ押しが通じるのは一部で、あとは緊張感を持ったバトルができる。はず。常に最新の装備を!と武器をポンポン買いすぎると金が足りなくなるので注意。

ちなみにチャレンジには敵全員を倒す以外にも色々とある。中にはパズルゲームのようなものもある。

バトルで思ったのはこれくらいか…あ、バトル中にカメラをグルグルと回転させられるのは良かった。近くが見やすい。それと、バトルのやり直しがしやすい。やられても永久ロストにはならないし、デメリットが少ないのが良い。

しかしバトル中にミニマップであったり全体を見渡すということが出来ないのは面倒。あとボタン一つで各ユニットを選択できなかったり、移動マスや射程マスを見るのが少しやりづらかったり……バトル中のクリティカル演出をスキップ出来ないのも気になる。

FEや他のSRPGに慣れている人は不便に思うこともあるだろうし、大味に感じる部分もある。しかし難易度は高いので、そこらへんは楽しめると思う。

ただしボス戦、テメーはだめだ。初見殺しが過ぎる。

ボスは第1形態から第3形態までで攻撃法が全然違う。形態が変わるのはボスのゲージを一定まで減らした後。つまり自分フェイズの途中だろうと形態が変化する。

そしてボスは形態が変わる度にある行動を起こすので「自分フェイズの途中で形態変化→ボスの行動により味方が強制移動→味方が孤立したままフェイズ終了→取り巻きに囲まれてやられる」ということが起こる。特にラスボス戦。

これに対処するためには、事前にボスの行動を知り、かつ味方がその行動に巻き込まれぬように事前に配置しておく必要がある。勿論始まる前のヒントは無い。

なお知ってしまうとラスボス戦もかなり楽だ。事前に知っていたら簡単になるというのはSRPGあるあるだが(増援とか)、ボス戦まではそれが無かった分残念だった。逆に言うと、それ以外では初見殺しMAPのようなものはない。ここらへんはありがたい。

とはいえ最初は何度もやり直す羽目になると思う。それくらい難しくて面白い。

f:id:marui-mono:20200407224738j:plain

これはラスボス戦でゲームがフリーズした時の画像。
③綺麗なステージ、探索要素、そしてパズル

マリオ達は、あることが原因で物と物が混ざってしまったり、ラビッツのいたずらでめちゃくちゃになった世界を冒険することになる。例えて言うならマリオの世界×おもちゃ箱×ウサギ。

その世界がすごくキレイで面白いのだ。さすがUBI。そこかしこにウサギを象ったものが飾られていたり、ラビッツが遊んでいたり、キラーがパンツを被せられていたりする。

ラビッツのことを何にも知らなかったのでラビッツの映像作品を見たが、そのノリを守りマリオ達の世界をいい意味でめちゃくちゃにしてくれている。

そしてステージのBGM。これがまた……なぜかレア社っぽいのだ。すげーぽい。バンジョーとカズーイのそれにしか聞こえない時がある。レア社がアレンジしたマリオBGMという感じ。どの曲も良い。

探索するとその曲を聞くことが出来たり、設定画像を眺められたり、武器までもらえたりする。それ自体はすごく面白いのだけど、探索はあんまり楽しめなかった。

というのも、このゲームの大筋はSRPGだ。戦略脳になっている時にのんびり探索はしていられない。私はそこで気持ちがダレてしまった。

ただし景色を見るのはすごく楽しめた。特にステージ4の作り込みは…良いぞ。

そしてこのゲームには多くのパズル要素が存在する。解くことでアイテムをゲットできたりするが、本筋のシナリオを進めるためにもパズルを解かねばならない。

しかし、やはりSRPG中にパズルをしたいかと言われると難しい。よし!ヴァロール島へ行くぞ!決戦だ!パズルを解け!……は?となるだろう。

そのパズルもブロックを押すばかりで面倒だし、自機は色んな方向に動けるのに対してブロックは上下左右の4方向だけしか動かないので、操作しずらい。

f:id:marui-mono:20200407224102j:plain

これはまだめんどくさくなかった方。

ここらへんは公式サイトに大きく「探索!バトル!探索!」と書かれているので、探索が嫌いな人がこのゲームを買うとは思えない。

しかしながら、その探索やバトル間の移動が地味に長いので、私はダレてしまった。

④マリオらしさ、ラビッツらしさ、UBIらしさが詰まった良いゲーム

タイトルそのままだ。マリオ達はキャラを壊すことなく冒険の舞台を駆け回り、楽しみながらバトルしている。ラビッツ達はしっかりとふざけている。ここらへんはすごく楽しい。勿論バトルも熱中してプレイしていた。お気に入りはラビッツルイージとラビッツピーチ、マリオの初期メントリオです。

UBIらしいグラフィック、音楽にゲームのボリューム、奥深さはありつつも、要素の詰め込み方、若干のバランスの悪さもUBIらしいかなと思ってクスッとした。

どこぞの紹介記事みたいになってしまうが、歯ごたえのあるSRPGをお探しの方は是非。損はしないと思います。ということで改めてリンクを貼っておく。

マリオ+ラビッツ キングダムバトル - Switch

なおラビッツの映像作品はUBIJAPANの公式チャンネルで見ることが出来るのでよければ。私は起きてラビッツが好きだ。


『ラビッツ インベージョン』Season 1 起きて、ラビッツ!

 

終わりに

なんだ今回は実況のことを書いてないじゃないか!全くもう!といっても特段書けることはない。書きたいことはたくさんあるが、まだそのタイミングではないから……

ラビッツをとりあえずクリアしたので、ようやくBotWをプレイできる。もちろん忘れたことなどありはしない。しかし、クリアするのが勿体なくてな。ずっとプレイしなければ、この世界はこのままだから…と考えてしまうことがよくある。しかし良くないな。

行こうか、ガノンに会いに。その前に島の石カンカンやってきていいかい?あと花に水あげたいんだけど…ではまた。

2月4週目辺りの日記

2/22

どんなブログにも大体はブログネタというものが用意されている。

運営が定めたキーワードをネタにすることで、書くのがスムーズになるし盛り上がるよねというサービスだ。

今日ブログの編集ページを開いてみると、やはりブログネタが用意されていた。

f:id:marui-mono:20200226220325p:plain

3分前のブログネタ。

おかしくなったのかと思った。運営側がハードなワークとダンスっちまった結果幼児退行……というか獣になってしまったのかと。山月記か。

ちなみにネコについて書くことはない。モルモットが可愛いので皆可愛がろう。おしまい。

 

冷やしたぬき

薬局にトイレのルックを買いに行った。マスク品切れについてのお詫びという張り紙があった。

次の日に木の板をホームセンターに買いに行った。そこにもマスクについての詫びの文章が貼られていた。

何にも悪いことしてないんだから謝らなくていい。ねぇよ!別の店に行くかこれでも巻きな!っつって手ぬぐい売りつけたって文句はない。

木の板を運びながら、秋田に住んでいた頃に食料品がスーパーとコンビニから消えたことを思い出していた。

あれは3月11日のことだったか。私の目の前でLチキを買い占めた子連れのお母さんを忘れられないでいる。その後コンビニを出て、冷麺を茹でて食べたのだ。

板と帰宅し、棚の一部にしてやった。昔買ったカラーボックスを、ガッツリ補強したり棚板を丈夫なものと交換し、TV棚としてリメイクした。

DIYか…そのうち自作マスクの記事が書かれたりバズったりしないだろうか。と思ったらもうあるのか。恐ろしい。

あの日々で得た教訓は色々ある。責任の無い人間の発言は信用しないのが賢明だとか、冷麺は冷やして食べるのが一番美味しいとか。基本的に冷たい麺が好き。冷やしたぬきそばとか大好き。

揚げ玉が入ってたらなんだって美味い。これは丸亀製麺に行って得た教訓だ。

 

推しが5年間馬鹿にされた後に死ぬ

タチャンカとは (クソザコアイドルとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

大体ここら辺を読めば、R6Sをプレイしたことがない人でもR6Sの内容と彼というキャラがどういう立ち位置かが分かるはずだ。(ニコ百ではボロカスに書かれているがほぼ事実だ)

あまりにも弱すぎる。彼に出来ることは大体他のオペレーターが出来ることであり、他のオペレーターが出来ることを、彼はできない。

しかしこの度運営から、大幅強化の発表がなされた。これにより彼は生まれ変わる。選出率0%のオペレーターではなくなる可能性がある。

私はそれがとても悲しい。

Ubisoftが「タチャンカ」の調整を語る―『レインボーシックス シージ』で最も愛され最も使われない男 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

この記事内のインタビューでディレクターは、彼は皆に愛されているから強化はしないと語っている。

自分たちが作ったキャラクターが、自分たちの調整ミスで、誰からも馬鹿にされるほど弱いキャラになったのに。それを愛されていると解釈して、弱いままにしておくのだ。

インタビューが行われた後も、彼は公式からもプレイヤーからも馬鹿にされ、ネタにされ続けた。選出率は上がらなかった。

私は悲しかった。情けないとも思った。自分の仕事のミスを自分でネタにし続けて、それで金を稼ぐのか。ただの道化じゃないか。

 

その後しばらくして、運営は開発陣を一新したそうだ。更に随分日が経ち、今回の強化の発表だ。

内容は強化という易しいものではなく、リワークだった。特殊装備と武器を一新する。これで少なくとも、上で紹介した記事に書かれているようなオペレーターではなくなる。

発表を聞いたとき、一瞬だけ嬉しかった。その後どんどん悲しくなった。胸が苦しくなった。

リワークが入った後の彼は、もう彼ではない。ガワが同じなだけの、中身がぜんぜん違う、新オペレーターだ。彼というキャラクターを削除し、新キャラを追加したのと変わらない。いやそれよりも酷い。

もう諦めたのだ。結局運営はR6S初期の頃に作ってしまったキャラの一人を、いくら知恵を絞っても強化できなかった。だからイチから作り直したのだ。5年も経ってから。

今までの、弱すぎてコケにされ続けることで生み出された人気を、新たなキャラクターに名前と見た目ごと預け渡し、消される。

運営の選択は何も間違っていない。これでR6Sが盛り上がるだろうし、弱いキャラを強化するというのは当然のことだ。

しかしそれでは、彼はなんのために生まれてきたのだろう。

プレイヤーからも運営からも馬鹿にされ続け、使用されるだけで煙たがられ、人気だけを稼ぎ、そして削除される。

運営の選択は何も間違っていない。

それでも私は、5年前からずっとタチャンカというキャラクターが好きだった。それだけだ。

 

ジンギスカン

相変わらず美味そうな名前だ。私はジンギスカンとか羊肉のような、ちょっとクセのある肉が好きだ。臓物とかも好き。

でも自分のポケモン…特に虫ポケモンに対して肉の部位の名前は付けられない。火炎放射喰らったときに「上手に焼けました~♪」って脳内で浮かんでしまうから。

他のプレイヤーはどんな思いで名前を付けるのだろう。拘りとかあるのか。

私は実況始める前までは確か……全てのポケモンに「○○たろうorこ」と付けていた気がする。ルカたろう、ミルこ、ケムたろう。

体験版とはいえ最新作をこんなに早く実況してしまうとは。多分他の誰も気にしていないだろうが、私だけが気にしている。すみませんゲームフリークさん……

常に申し訳無さを抱えて実況している。未だに。多分死ぬまでこうなんだろうな私は。

しかしさすが最新作。大画面で可愛いポケモンたちの可愛い姿が見れた。もうそれだけで大満足だ。

いや本当に満足出来る。バトル中には見られないポケモン達の姿。寝てる姿、食べる姿。これを見られるのはポケダンの魅力の一つだ。

本家ポケモンシリーズの、例えばパルレとかで見れるそれとも違う。催眠術を喰らって寝てるのとも違う。人が介入していない、素の姿だ。野生ともまた違うだろう。

ああいった視点でポケモンの村を見れたのも嬉しかった。やはり3Dのポケダンは、よりポケモン達の視点で物を眺められる。よりポケモンらしくなれる。

ニンテンドーのチケットが一枚余っているので買おう。

……と思っていたが、どうぶつの森が面白そう過ぎるので実況関係なしに無人島生活をしようと思う。

ポケダンは多分5年後くらいにプレイすることになる。5年先の予定が決まっている実況者ってかっこいいな。良くないな。

 

 

終わりに

帰りに空を見上げると雲がなく、キレイな空を見ることができた。雲があっても無くても、夜空を見るのは好きだ。雲が月に照らされた模様も良い。

雲の切れ間の月を探すも良し、その雲を綺麗だと眺めるも良し。雲の後ろにある月の表情を思い浮かべるのも良い。

どういう状況に置かれても、素敵なものはある。ではまた。

2月1週目辺りの日記のつもりだった

【第24話】逆転裁判2 初見実況【のんびり】 - ニコニコ動画


彼女がこめかみに弾丸を撃ち込んだ理由を、ずっと考えている。

あの弾丸に憎しみは込められていたのか。答えは出ない。

「殺したかったらとっくに殺している」。彼女はこう証言した。

彼女は一度リセットボタンを押した身だ。多分我々よりもずっと、今の彼女は安寧を求めていただろう。妹の死を犠牲に変えてまで、彼女は生まれ変わったのだから。

彼女の安寧のためには、霧崎を殺す必要がどこにもない。拳を振るわれぬ暴力に苦しんでいた過去は終わった。もう葉中実々と霧崎の関係は終わったのだ。

もしも殺したかったとしても、殺す必要性がない。しかし、殺す理由ができた。彼女の穏やかな日々が脅かされるとなれば、理由が生まれる。

「殺したかったらとっくに殺している」。そう、彼女はこう証言した。

葉中のどかとしては、復讐心からの殺害以外に動機がない。事件が起こるまでに殺していないのだから復讐心がない。だから殺していない。という筋の話を証言していた。

しかしこの発言だけでは、葉中実々が霧崎を憎んでいたかどうかを結論付けられられない。彼女は復讐心があったとしても、自分を守るためならば殺せないのだから。

私は、どういった方向から考えても、葉中実々の真意を図ることは出来なかった。実々が霧崎に言及したのは一言だけ。「コケにしてくれた」。

これだけでは殺意に変わるほどの憎しみを持っていたかまでは分からない。本当に彼女は最後の最後まで自分を出そうとしなかった。

…もしも私が同じ立場なら、憎しみから霧崎を撃つことはしない。

彼女と霧崎の関係は終わっている。霧崎の存在そのものが自分の過去に繋がっているのだから、終わらせておく必要がある。

男の体に刃を突き立て、綾里真宵を葛籠の中に入れている最中、銃声。振り向くと息も絶え絶えの霧崎が銃を構えている。銃声が対面の間の外にも聞こえた。

妹を犠牲にしても、自分を捨てても、ナイフを刺しても断ち切れない過去。過去がまた自分を追いかけてくる。その恐怖から、引き金を引く。

今度こそ本当に、確実に過去を断ち切るために。私ならそう思って殺す。

 

”葉中実々”は「アタシは殺されたのよ、アイツに。だから復讐してやった。当然でしょ、のどか」と語ったそうだ。

”葉中のどか”は何故こんな証言をしたのか?それは”葉中実々”に動機を持たせるためと考えられる。一番わかり易い動機。これで自分の動機を眩ませられる。

”葉中のどか”は他にも「姉を説得したら分かってくれた」「一緒に連れて行った」と証言している。

これも全て自分のためである。キミ子が綾里真宵に除霊の術を施したという証言の辻褄合わせだ。本当によく出来たウソだった。

「お姉さんに会えて、懐かしくて嬉しかった」。これは互いに警戒心が無かったことを示すための証言なのだと思っている。しかしこれだけは、綾里キミ子のミスだ。

例え血みどろで無かったとしても、死んだ姉に会って動揺しないなんておかしい。超心理学を研究している人間は何度も死んだ人間に会っていたとでも?

この発言には、霊媒師である綾里キミ子の性質が含まれてしまっている。超心理学の学生よりもずっと、霊と親しい存在である綾里家の人間が用意したからこそ、生まれてしまう証言なのだ。

 

私は最後まで葉中実々の真意を探ることが出来なかった。そういえば彼女は事件が起こるより前からオカルトが大嫌いなのだそうだ。

オカルトや霊媒というのは、結局の所「過去を探るもの」でしかないと思う。こういうことが起こったのは○○のせいだと吟味することは出来ても、未来までは掴めない。

彼女は過去を捨てた身である。ならば過去を探るオカルトや霊媒なんてものは、はた迷惑な存在だと思ってしまっても仕方がないのかもしれない。 

……もしオカルトや霊媒を信じるならば、葉中のどかの霊魂の存在を信じることになってしまう。自分が殺し面の皮を剥いだ妹の霊魂を、だ。

では彼女に罪の意識はあったのだろうか。そうだ。罪の意識だ。仕方なく妹として生きる選択をしたにしろ、意識だけは変えられない。

毎朝鏡を覗くと、妹の顔が映るのだ。その奥には交通事故の様子が、更にその奥には霧崎医院が、患者が、ミスをしてしまった自分が映し出されてしまう。

”自分”の顔を見るだけで自分の過去と向き合うことに繋がってしまうではないか。そんな毎日を、平穏な日々とは言えない。

世の全ての人間が灰根のような精神を持っているとは思わない。だが、どうやっても自分は捨てられないんだ。それなのに彼女は、霧崎を殺すことで平穏を保てると思っていた。

……葉中のどかとして生きようと決意した時点で、彼女の心は壊れてしまったのかもしれない。罪の意識も感じられないほどに。

仮にそうならば、あの証言台に立っていた人間は、本当は誰なのだろうか。葉中のどかではないし、かつての葉中実々でもない。

本当は、誰なのだろうか。

 

霧崎医院で苦しんだ女性がいた。

苦しんだ女性の心の歪みが、霧崎医院や様々な人間を苦しめる結果となってしまった。しかし元々彼女は誰かを苦しめてたのか。因果によるものか。そんな事実はどこにもない。

ただただ生きていただけで、被害を被った。心を黒く染められてしまったがために、裁かれる側に立つことになってしまった。

彼女の道は誰が決めたのだろう。道はまだ続いているのだろうか。過去を断ち切って、なお前を向いて歩いていけるのだろうか。

つぐないきれない罪を被ってしまった彼女には、断頭台への道以外に、何か残されているのだろうか。

1月4週目辺りの日記

スタジオ君

YoutubeStudio君には申し訳ないと思っている。可愛いとも思っている。

YouTube Studio のご紹介 - YouTube ヘルプ

YouTube Studio はクリエイターのための新しいホームです。チャンネルの管理や、成長に役立つ分析情報の入手、最新ニュースの確認ができます。

動画を投稿した後に説明文の編集は勿論、動画の簡単な編集も出来たりする。

各動画に寄せられたコメントをまとめて確認することも出来る。他にも色々ある。

フィードバックも簡単に送れる上に割と反映される。β版を使って思った意見の幾つかが採用されていてびっくりした。

すごく使いやすくてありがたいのだが、逆に一つ申し訳なく思う点がある。私がクリエイターと呼ばれる存在ではない、という点だ。

YoutubeStudio君の一番上の項目にダッシュボードというものがある。投稿者への情報をまとめて伝えるページなのだが……

f:id:marui-mono:20200126121301p:plain

YoutubeStudioのダッシュボード。

私のことをクリエイターだと勘違いしているのだ。

アンダーラインを引いた部分がスタジオ君の勘違いポイントなのだが読めるだろうか。すげーグイグイ来る。無機質な商売根性が伝わってくる。

人には人の事情があるんだから次々に見てもらわんでも良いだろうが!喝!とか赤文字でチャンネル減少数を表示して焦らせるつもりか!喝!!と説教したいのではない。

違うのだよスタジオ君。この店はいわば、暇だから趣味で始めた定食屋なんだ……と伝えたいのだ。

追記:売れたら売れたで嬉しいし、沢山の人に応援してもらうのもありがたいと思っている。口コミで広がるのだって嬉しい。
けれど人気が欲しいからと言って定食屋なのにタピオカミルクティーは出したくないし、経営のノウハウを学びたくはない……という話。

自分で読んで誤解されそうだなと思ったので追記した。追記終わり。

確かにそれがキミの仕事だし、利益につながる可能性は拾っておきたいのも分かるけど、申し訳ないが何にも気にしてないんだよ……他所へおいき。

Youtube様が投稿者に等しく無償で与えて下さるコンサルタントなんだから他所もクソもないのだが、グイグイくる所がなんとなくこう……可愛く思えるのだ。

「もー先生!またこんなに散らかして!お客さんが来たときどーするんですか!」

「今月の収入これっぽっちですよ!お客さんは3人だけ!もっと売り込みましょ!」

「商売に興味がない?なに言ってるんですか!ボクが派遣されたからには、先生には必ず有名になってもらいますよ!」

こう言われてる気がしないか。する。だから申し訳ないと思いつつも、スタジオ君のために頑張ってあげないとと思ってしま……これがYotube側の作戦……!?!

 

地理 

ここ最近地理の参考書を読んでいる。中学生向けのやつだ。

中学地理 改訂版 (中学ニューコース参考書)

中学地理 改訂版 (中学ニューコース参考書)

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 学研プラス
  • 発売日: 2016/02/15
  • メディア: 単行本
 

中学生の頃に地理を勉強した記憶が一つもない。本当に習ったか疑わしい。

元々覚えるのは苦手であるが、ただただ名前と関係を覚えさせられることが気に食わなかった。のだと思う。

今考えると、先生に聞かずに自分で調べればよかった。しかし当時我が家にPCがなかったので、ネットで検索するという考えがまったくなかった。

図書室に行ってもどの本を読めば解決するかも分からなかったから。資料集には書いていたのだろうか。

結局、1学期前半で私の中学地理は終わった。先月くらいまで本当に6大陸全部言えなかった。

地理がサッパリだったのは当時の先生の責任ではない、と思っている。割り切れなかった自分のせいであると。

そして英語もサッパリだった。中学英語では、私はmilkで躓いた。

昨年ようやく中学3年間分の勉強をし終えた。楽しかった。この知識は全く使い物にならないのかもしれないが、知りたかったし、知っている自分になれて良かった。

一族の仇かの如く憎んでいた英語を楽しく勉強できたのだから、地理もいけるだろう!という単純な発想で勉強し始めた。

 

今は「第1編第2章・世界各地の人々の生活と環境」まで進めた。勉強して身につけた知識はノートにまとめた方が良いのだろうか?英単語と違うからな……

勉強してよかったと思っている。とても楽しい。世の理の1/100000000が分かった気になる。

勿論この数字は適当だ。メルカトル図法しか知らなかった奴の書いているものをアテにするな。

この参考書には覚えるべき事柄が丁寧に書かれているので、人に聞いたり自分で調べたりして理解しようとしている。

例えば熱帯雨林。本には「背の高い常緑広葉樹林」という説明があるが、なぜ熱帯雨林という名前で呼ばれるのか。

んなもん東南アジアみたいな熱くて雨めっちゃ降る所で生えっからに決まってんだろ。と思っていたがちょっと違うのだな。

赤道に跨っている土地の気候や地形、植物の性質。それらが絡み合うから雨が降るし、雨の大きな一因となっているから熱帯雨林と呼ばれるのだな。

ここで言う植物の性質というのは、元を辿れば植物科学と呼ばれる学問に関係するのだろう。雨が降るメガニズムは気象学に。中学で言えば理科の生物と地学だ。

一つの事象に様々な学問が関係しているのはなんだか面白い。地理もいろいろな学問の切欠になるのだな。というか、なってしまうのだな。

一つの用語を詳しく調べ紐解いていくと分かってしまう、色々なこと。それを他4科目以上勉強する中学生全員に学ばせるのは、お互いに酷な話だ。

私が地理で赤点ばかり取っていたのは、やはり地理の先生の”責任”ではなかったのだ。

それが分かっただけでも、地理を勉強して良かったと思える。3年間を勉強し終えるまで何年かかるだろうか。楽しみが続くのは良いことだ。

 

ストレッチャーズ!

f:id:marui-mono:20200129232003j:plain

令和最初にプレイしたゲーム。

年末年始はずっとここで救助活動をしていた。友人を連れ込み二人で、いない時は一人で。この前クリアした。

確かいきなり配信されたタイトルだったはず。紹介映像を見た時は結構楽しそうだな~と思った。出来ることが増えると楽しくなるのかな?というイメージを持っていた。

クリアするまでやってみたのだが、結果すごく楽しかった。バグはあるがよくまとまっているいいゲームだと思う。

ゲームの説明は紹介映像を見てもらった方が早いし、それ以上のことは出来ない。そのまんま、人を運んで物を壊して宝を拝借するゲームだ。


ストレッチャーズ 紹介映像

ストーリーはシンプル。主要キャラ以外の名前が分かりやすくて面白い。

平均的に1ステージクリアするのに10分かからない。サクッと遊べる。一度クリアしたステージは後で再チャレンジ可能だ。

町並みがしっかりしていて可愛い。北と南で町並みが大きく変わるところが丁寧に造られているなと思う。

そんな街の中で壁を壊したり小麦畑を踏み荒らしたり、カカシを蹴散らしたりする事ができる。しかし家や人は轢けない。良かったこれはGTAじゃないんだ。

モノの破壊はステージクリア時のスコアに繋がる。壁を壊して+10点。ステージに置いてある金庫や宝物もスコアになる。金庫を救急車に詰め込める。

勿論人も沢山詰め込める。メインは人助けだ。プレイヤーの人数に関わらず隊員は2人で行動しなければならない。が、割とバラバラで行動することも出来る。

二人が離れると視点がグッと引いてくれるので、片方が画面外に出ることはない。離れすぎると表示が小さくなるので程々にする必要があると思う。

一人が離れた場所のスイッチを入れたまま、もう一人が開いた扉をくぐったり。それぞれで別々の人間を引きずりながら運んだり。因みに掴めるものはジャイアントスイングでぶん投げることも出来る。

しかし引きずりながらだと時間がかかるので、ここで二人で一緒に運べるストレッチャーが活躍するのだ。

ストレッチャーには「面積的に載せられるのであれば重量と高さを無視して運ぶことが出来る」という利点がある。

つまりこうだ。

f:id:marui-mono:20200129232019j:plain

6人と金のオノ1つが載っている。

すごく便利だが、ストレッチャーは少しスペースがないと展開できない。そして二人で一緒に運ばないといけないので、それぞれ息のあった操作が必要になる。

上手くいくと当然面白い。そして上手く行かなくても、やっぱり面白いのだ。二人羽織やスイカ割りってそういうものだろう。

キャラクターも高いところから落ちたり鉄球にぶつかったりしてもダメージはなく、ぐでんと倒れるだけ。それもまた面白い。ふにゃ兵衛っぽさを感じる。

基本的には仕掛けを動かして人を運ぶ以上のことは出来ない。しかしステージの構成があまり被らないので毎回新鮮な気持ちで楽しめる。

 

ここまで読み進めてお気付きの方もいると思う。そのとおり!今作はバカゲーの要素を多く含んでいる。

工事現場や銀行や海で倒れているお相撲さん達を担架で運びながらレーザーを避けて進む世界観だ。これのどこが真面目なゲームだと言えようか。

 お百姓さんに謝れ。

コスチュームもゲームの雰囲気を引き立ててくれる。自分を助けてくれる隊員が、ブタの被り物していたら嫌だろう。

因みにジャージと帽子はそれぞれ12着くらいあり、各ステージに落ちていたり貰えたりする。

隊員の部屋におけるインテリアのカタログも島のアチコチに落ちているので、それを探しに車を走らせ壁を壊して面白がる。そんなゲームでもある。

最初の方にも書いたが、このゲームには幾つかバグが存在する。こういう3Dアクションゲームにありがちなバグではあるのだが、バカゲー感と相まって寧ろ面白い。

 これを撮った日は笑い転げて終わった。

プレイしていて面倒だった点やちょっと気になった点もある。それはここに書いておくので気になった方は読んでみるといい。

しかしどの点も、シナリオクリアにはあまり影響を与えないと思う。

 

 

 

気になった点

・ジャージ等を集めるのが面倒。MAPには一切表示がなくノーヒント。 中にはビルの屋上に配置されているものあり非常に見つけづらい。

・自分がどこを向いて運転しているのかが分かりづらい。操作中ミニマップが画面端に表示されるが方位が書いていないため。フルマップ表示中は自分の向いている方向にマークが表示されるのだが、自分のアイコンと重なって見えない。

・ゲームを開始するとロード→タイトル→ロード→プレイ開始となるのだが、ロードが他の作品と比べても長い。気持ちが少し覚めてしまう。プレイ開始以降のロードはすごく短い。

・ゲームに登場するオペレーターの存在。序盤は操作を教えてくれるのだが、後半になるとステージへのヒントをくれずテキトーなことを話す。そのため進行に詰まることもあった。

・オペレーターや他キャラクターから連絡が来るのだけど、表示されるテキストウィンドウが自動で閉じない。ボタンを押すまで閉じないので、例えば運転中に表示されると邪魔である。

・2人プレイと1人プレイでは操作が別物。スティックでそれぞれのキャラを移動させることが出来るが、ジョイコンの仕様上左右同じ方向に傾けるのには慣れが必要。

 

 

 

ゲームのボリュームは値段相応だが、コンパクトにまとまっていてお得感があった。同じ展開がダラダラと続くよりも良い。その方がバカゲーの持つ面白さの熱を冷ますこと無く楽しめると思うから。

最後になるが、動画で紹介されていない操作の一つに「歌う」がある。救助を待つ人げの近くで使うと一緒に歌ってくれる。下らなくてすごく良い。遊べてよかった。

f:id:marui-mono:20200129232015j:plain

 

最後に

この前ペンギンハイウェイを見た。内容は思っていたのと全然違ったので悲しかった。2時間ずっとペンギンが出てくるもんだとばかり思っていたから。

悲しさのあまり記憶を全部消してしまったので内容は詳しく言えないのだが、一つだけ覚えていることがある。それは主人公の部屋の壁に貼ってある、一枚の紙だ。

【父の問題の解き方三原則】

  • 問題を分けて小さくする
  • 問題を見る角度を変える
  • 似ている問題を探す

主人公は小学生ではあるが、この解き方三原則は解決できる問題に対してはすごく効果的だと思う。覚えておこう。ではまた。