まるっとまったりまろやかに

ゲームの感想、考察、実況プレイ動画のこと。日記も。

8月4週目辺りの日記

ネクタイを巻けば裸ではない

最近は新しいゲームやってない……どう森か、セレステのB面に挑戦する日々だ。

この前スーパーファミコンオンラインでスーパードンキーコングが来ていたので、久々にやったくらいか。


ファミリーコンピュータ & スーパーファミコン Nintendo Switch Online 追加タイトル [2020年7月]

やっぱりグラフィック綺麗だな……と思いつつも、ステージ2くらいで止めてしまった。そんなに楽しくなかった。

こう思ってしまったことが、自分の中で結構ショックだった。子供の頃あんなに楽しくやったゲームなのに。

過去にやりすぎて単純に飽きたのかと思ったが、同じように追加されたヨッシーアイランドは今やってもメチャクチャ楽しかった。

この差はなんなのだろう。

ドンキーを楽しめなくなった原因について未だに悩んでいるのだけれど、とりあえず今は「作品の良さが他の作品で霞んでしまうから」だと思っている。

当時SFCで発売された時はスゲーのが出たな!と思ったし、今の2Dアクションゲームと比べても遜色ないグラフィックだ。サウンドだって当時としてはとんでもないことをしている。

当時の感覚として……SFCの作品の中にPSのゲームが紛れ込んでいるような、そのくらいのレベル差を感じていた。(実家にGCなかったけど)

最先端だ。SFCの作品の中でも屈指の映像、音楽。それがドンキーの大きな魅力だと思う。

だからこそ、かもしれない。

今は古いゲームも新しいゲームも、ハードを変えずに同じ場所でプレイすることが出来るようになった。往年の名作と期待の新作が同じ棚で売られているような状態だ。

実況でも昔の作品ばかりプレイしているから尚更こう思うのだろうけど、自分の中で「古さ・新しさ」がそのゲームの評価点に繋がらなくなっているのだと思う。

古くても面白いゲームは山程あるし、新しいゲームでも古い作品の良さを取り入れた作品は多くあるから。

最近でもドットを生かした2Dのゲームがドンドン発売されている。それらの中には、ドンキーよりもグラフィックで劣る作品も多くあるが、どれも個性的で面白いなと感じる。

ドンキーの場合、目に付きやすい秀でている部分が、今の時代の作品からすると目立ちにくい。グラフィックが良いのは割とふつうのコトだから。

スペックの良さを謳っていた電化製品が、時代の流れとと共に埋もれていくのと同じなのかもしれない。

そう考えた時「俺の好きなドンキーが……」と、ますます悲しくなった。

でもドンキーを楽しめなくなったことは、逆に良いことなのかもしれない。

だって令和にもなってドンキーよりもショボいゲームがドンドン生まれてくるような時代、私は嫌だぞ。

ドンキーの良さはグラフィックやサウンドだけではない。高難易度でありながらも難易度調整が絶妙。タル大砲やロープを使ったアクション、コンビでの冒険。キャラクターの動きも非常に細かい。

それらの要素――楽しませる心遣いは、生まれ続けている名作に引き継がれていると思う。

ドンキーが「普通」になった世界で色んなゲームに触れられる、それは喜ばしいことなんじゃないだろうか。

と、思った。この文章はドンキーコング3のサントラを聴きながら書いた。これだって初代あっての三作目だな。

 

ぼんやり

ポカリを薄めると良くないらしい。へぇ。

あの甘さは大塚製薬さんが良かれと思って甘くしているのであって、それを受け入れるべき!であれば飲む意義さえも薄まってしまう!ということか。

でも甘ぇもんは甘ぇのよなぁ……小さい頃からもやたら甘いジュースだなーと思っていたけれど、今はもう無理。始めから薄味のイオンウォーターが大好きだ。

イオンウォーターは実家の近くの自販機で売られていたのだけど、いつしか消えた。私がアレだけ飲んでいたのに置かれなくなってしまった。

しかし数年前から深田恭子のCMをひっさげ、結果堂々とコンビニやスーパーに置かれるようになった。良いぞ、薄味が世間に見直され始めているのだな。

(但し深田恭子の肉体は薄くなくむしろカルピス原液並に濃厚である)

濃厚を良しとする世界があるのも、その良さも知っている。体に悪いと分かっていながら、家系も濃いめ、多めで注文してしまう。

しかし小さい頃から薄い味付けのものも好きなのだ。「薄らぼんやりとした味を良しとする世界」も良いぞ。

あら、お出汁が効いているので濃い味付けなんていりまへんのよ、東京の方には口に合いませんやろかホホホという話ではない。

それは出汁が濃いのであって「薄らぼんやり」の世界には入れない。残念ながら落選ですわよ。薄らぼんやりしたものが好きなのだ。輪郭がはっきりしてないというか……。

例えば赤ちゃんせんべい。あれは良い。塩気や旨味が抑えられているだけじゃあない、食感さえも抑えられている。

あの「さわっ」という感覚。サクでもフワでもないアレ。口溶けも良いが、良すぎて煎餅のお化けを食べてしまったような。

あれを美味しく感じるし、自分が素に戻る、0になる感覚を味わえる。

先程家系ラーメンの話をしたが、ああいうものを食べると気分がアガる。濃厚さが、食ってる!感が、気持ちを盛り上げるのかもしれない。

赤ちゃん煎餅は逆に素になれる。無意識に赤子の気持ちを思い出し、一時的に物心がつかなくなるのかもしれない。

だが近くには売っていない……ココロリセット!赤ちゃん煎餅! という謳い文句でレジの横に陳列させてはもらえないか。売れるぞ、赤子になりたい大人に。

赤ちゃんのことを言いたいわけではなかった。薄味の良さよ。

アメリカンコーヒーも数年前からグングン好きになっている。 口当たりが軽いので、休憩しているな~という気分になれる。

このリンゴ、味が濃~い!みたいなものより、ボケちゃってるリンゴの方が好きだ。出来れば歯ざわりもモサッとしてたら最高。

昔母に「アンタはぼんやりしてるから、味もそっただのが好きなんだ」と言われた。なるほどそれは一理ある。母は辛口だからな。

 

最近投稿した動画

夢みたいに綺麗で泣けちゃうな。クラルテ、コンテストへの挑戦が始まった。

動画を見れば分かる通り、メガシンカをコンテストで出来るなんて知らなかったので、すごくびっくりした。アニメかと思った。

メガジュカインはこの後の動画にもちょくちょく登場することになる。コンテストは勿論だが、一つやってみたいバトルがある。それまで気力が持てばの話だが。

お知らせ動画で伝えた通り、今後AS実況は不定期で投稿していくことに決めた。こういう不定期投稿は気持ちが切れるので好きではないのだが仕方ない。

おそらく強化後のリーグ戦は、Lv.70あってギリギリ勝てるかどうか……と勝手に思っている。そこまでのレベル上げがなかなか大変だ。

昔は好きだったのだけど……レベル上げ。しかし強化後のリーグに挑むためだけの、ただの作業でしかないレベル上げはつまらない。

楽しく冒険していたらいつの間にかレベルが上がるというのが一番好きだ。

ポケモンXYではあまりレベル上げに苦労した思い出が無かったな……バトルシャトーがあったからか。あれは良いシステムだった。

今までのポケモン実況ならば、やはりレッドに挑むためのレベル上げが時間がかかった……バトルよりもレベル上げが大変だった。

あの頃は1日あたりのレベル上げにかけられる時間が沢山あったので、期間としてはそこまで長くかからなかった気がする。

別にバトル自体は辛くはなく、楽しかった。ただ今もう一度やりたいかと言うと無理だ。悪いが時間がない。

レッド戦から振り返ると、世代が変わるごとに難易度の調整も変わっているのだなと感じる。相手トレーナーの思考、技やポケモンの選択。レベルの調整もストレスが無い。

簡単にするのではなく複雑に、そして多層になっていっている。気がする。でもやはりORASの強化リーグは勘弁してくれさてはデルタに時間かけすぎて調整ミスったな

USはどんなバトルになるのかしら……楽しみだ!ま、ASでもリーグ以外にまだやりたいことはある。ひみつきちとか。それものんびり楽しもう。

 

終わりに

昨日の帰り、バスの中で子供の声が聞こえた。母親に話しかけているようだが、何を言っているかはあまり分からなかった。

突然クラクションが鳴った。バスがカーブする際、トラックに鳴らされたようだった。

子供は「こわいね!おおきなおとはこわい!」と言っていた。本当にその通りだ。大きな音は怖い。心臓がドキドキした。

大人になってからも、怖い時は気軽にこわいと独り言を言うことが出来れば、少し気が晴れる気がした。バスから降りた後「あーこわかった」と言って家に帰った。

ではまた。

8月2週目辺りの日記

人の家の駐車場に、女の子が2人寝ていた。

2人の洋服はとてもおしゃれだった。小学生かもしれない。子供の身なりに疎い私には判別できなかった。

彼女らはアスファルトに寝そべり、大きな紙に絵を描いていた。彼女らの周りにはビニールバッグ、雑誌、パステルカラーの水筒。よく見るとシートの上で横になっている。

あ!似た光景を見たことあるぞ!……洋画に出てくる子供達の週末の過ごし方っぽいんだ!

駐車場を庭の代わりにしているのか?いや違う。彼女らにとっては庭そのものなのだ。友達がいて、可愛いものに囲まれて、好きなことをする。

最高の休日だ。私も眩しい太陽の下でGBを使って遊んでいたことがある。反射して全然見えないのだ。だが楽しかった。

友人は洋画に出てくる家や庭の大きさをありがたがる。ああいう広い土地の上でBBQしたりデカイ棚を組み立てたいらしい。

広い場所ででかい棚を組み立てたいのはわかる。ニトリでテーブル買ったときに、壁にぶつかるのをいちいち気にするのはめんどうだった。

でもそれ以上に、土地が広いと掃除がめんどくさそうだな、というデメリットばかり頭に浮かんでしまう。つくづく豊かさを貰い受ける素質がない。

広い土地なのに草がボーボーだったり、ゴミだの落ち葉だので散らかっていると、寂しさを感じてしまう。掃除する体力か気力がないのだろうか…と心配になる。余計なお世話である。

我が家はユニットバスだ。最初は風呂とトイレが一緒かぁ……と不安だったが、掃除がめちゃ楽なので勧めたい。

トイレの床にシャワーぶっかけても良いなんて最高だと思わないか。お風呂に使う防カビ燻蒸でトイレごとカビから守れるなんて素敵だ。

この際ユニットバス付きの部屋に引っ越しませんか、一戸建て?ならばリフォームしましょう、ハンコがない?大丈夫ですよ各種取り揃えております。

 

※虫の話注意

神奈川に引っ越す時に、なるべく階層が高い所に住もうと決めていた。防犯や治安のことはよく分からないが、虫がなるべく入ってこないほうが良いなと思って。

虫ポケは好きだが、ゴキブリやバカでかい蛾は無理だ。普通に怖い。ダンゴムシカメムシは見慣れているので別に良いのだが……

そんなのが我が物顔で侵入してきたらと思うと気が気じゃあなく、高すぎず低すぎずを狙って探し、運良く見つけた数階建ての最上階に住み、今に至る。

のだが。数階程度の階層だと普通に虫が入ってくるな?知らなかった。

私の部屋にやってくることは無いのだが、コガネムシが毎日廊下で死んでいる。今年は全く見ないがゴキブリもいた。

何故かいつも開きっぱなしの、廊下にある大きな窓から入ってくるのは分かる。入ってきたならなぜ出られないんだ。廊下までやってきて死ぬな。

虫には正の走光性を持つものが多い。なので夜に廊下の方へやって来るのだろう。しかし朝になったら光は無くなるのだから、廊下にいる意味はないだろう。

コガネムシは食いしん坊で有名だ。ならば「腹が減ったので帰ります、さようなら」と外に逃げていければ良いのだが……そうもいかないのが虫なのか。

昨日はキリギリスが廊下で死んでいた。何故来た。こんなところで死んでは蟻の餌にもならないだろうと、一階まで降りて道の隅に置いた。

最近やっているどうぶつの森でもキリギリスはよく出現する。捕まえると「夏の間に働こう!」というメッセージを見ることが出来る。

夏の間に働きすぎると、私もおそらくこのキリギリスのようになるのだろうな……と思い、家に帰って水を飲んだ。

#このブログを読んだら水を一杯飲む

 

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【1日目】くるくるくるりん 初見のんびり実況【角無】

まとまった休みを貰い、私は実況を撮っては編集し、撮っては編集しの生活を送っていた。

それでもこれくらいしか動画が出来上がらないんだから、逆に毎週私以上の本数を投稿しつつ別のゲームもやっている人はどう生きているんだ……と心配になった。

多分私よりもずっと丈夫か、何かしらのスタッフがいるか、金で解決しているんだと思う。そのどれも私は持ち合わせていない。

まぁ趣味だから良いのだ。この夏休み特別実況を楽しみにして下さる方がいらっしゃるそうで……嬉しい限り。ありがとうございます。

実はくるくるくるりん以外にも、短編実況の候補があった。

夢の泉DX/スーパールイージU/メイドインワリオ/タッチカービィ/ルクスペイン/どーもくんの不思議TV/などなど。

探してみると、短くサクッと終われて楽しいゲームというのは沢山あるものだな(ルクスペインは違うっぽいが)。気軽に出来るというのは実況的にもそれ以外でも嬉しい。

ゲームの息抜きにゲームをするということがあるだろう。勿論あるな。私もだ。実況の息抜きにゲーム、更にその息抜きにゲームをするから編集が進まない

今は殆どスマホでゲームをやらないので、コンシューマの短いゲームは丁度いい。

BotWのような長編のゲームの息抜きに、ドラクエみたいなのをプレイすると「BotWでもドラクエでも周辺の探索が続く」日々がやってくる。

長編のゲーム同士でジャンルが被ると、例え違う作品でもゲーム内での時間の流れが被ってくるので、そういうことになりがちだ。探索は好きだがそれを2本も3本もやると辛い(実況でもやるし)

実況の息抜きに別のゲームで探索をすると、息抜きにならず本腰入れ始めて作業が全然進まなかったりすることもある。セレステなんか特にそうだ。

なので短いながらも有意義な体験が出来るゲームというのは、大変にありがたかったりする。上等なお茶請けのような存在だ。

インディーズ作品は短いのが多い印象だけど、最近はそうでもなかったりする。この前配信でやったヨクスプレスもやりこみを考えると長めだし。

ということで(?)短いけども面白いゲーム、ご存じの方は教えて下さい。怖くないのが良いです。

 

サクッと暇を潰すことを考えると、スマホゲーも良いのだろうな。でもスマホゲーは私には合わない……というのは散々書いてきたのでそれはいい。

この前iPhoneをSEから新SEに変えた。画面がずいぶん大きくなったので、細かい操作がしやすくなったぞ!と、Dr.マリオをやり始めた。

それでも結局、置きたくない所に薬を置いてばかり。自分のやぶ医者プレイに嫌気が差す。画面に実ボタンをつけてくれ。ではまた。

7月1週目辺りの日記

 

募金をした後はなるべく呟くようにしている。とはいえ忘れることの方が圧倒的に多い。

かなり前に、募金の報告は要らないと言われたことがある。直接言われて1回、有名人の方々がボロカスに言われていたのも何回か見た。

私が言われたのは大したことのない難癖のようなものだった。しかし募金をする度に思い出すのだから、本当は大したこと、ある。あるぞ。

でも呟く。

記録のために残しておきたいという意味でもそう思う。そして遠くの困っている人が万が一私の呟きを見て「助けられてる」と感じられたら、すごく良いなと思う。

少なくとも私は嬉しかった。どこかの誰かが募金してくれた、その事実だけで嬉しかったから、そうなったら良いなと思って呟いている。

”私が与えて、困っている人が受け取る。募金とはそういうものだ。他の人間にとってはあまり関係ない。仮に私がどう思われても、私は募金を止めないし、その影響で募金する額が増減することもないだろう。”

と、自分に言い聞かせている。私は臆病者なので、こうやって言い聞かせないと、怖くて呟けないのだ。情けない。

全然関係ないのだけど、好きな漫画家さんがこういった呟きをしていた。

この呟きを見て膝を三回くらい叩いた。本当にその通りだ。

この方と私のようなゴロツキを同列に語るなんぞ烏滸がましいが、私もおそらくすごく喜ぶと思う。

長年私の実況を追いかけてくれている方がいるのは知っているし、本当に嬉しいなと思う。でもそれと別ベクトルで、新規で実況を楽しんでくれている人の存在は嬉しい。

「一見さんお断り感」を出したくない、内に向いてる実況を作りたくない。趣味でやっているものだけど、内輪ネタでニヤニヤして楽しむようなものにはしたくない。

だから、この漫画家さんが喜んでいる姿を見て、私も嬉しくなったのだ。これからも応援しています。

ただ、往年のファンの方々のリプライを見るに、おそらく漫画家さんが何を喜んでいるかには全く気付いていないか、気付いても自分の感情を伝えたくて仕方ないのだろうなと思った。

でもその気持も分かる。やっぱり作者に「あなたの作品で私はこう思いました」なんて伝えられるってすごい。でもちょっと怖い。 

 

今週はBotWをクリアしたし、どうぶつの森とディスオナードとセレステを同時並行で進めていた。ディスオナードは前々から欲しかったのだけど、PSストアでセールだったのでようやく買った。やっぱり面白い。不殺プレイを貫けているよ、今の所は。

やはり最近のリアルを追求する作品よりは、人物や物の描写が簡素なのかもしれない。

でも私はあまり気にならなかった。元々画質や現実味ある映像には、そこまで興味をそそられない。

むしろ、そんな「リアルなグラフィック」の部分を削ぎ落としていかに現実味を持たせているか、削ぎ落とした代わりに何を際立たせているのか。それを感じるのが好きだ。

こうやって考えるのは、あまり流行りに乗っからずにゲームしてきた経験があるから、なのかもしれない。

高校生まで、誕生日とクリスマス以外は新品のゲームを買うことを許されていなかった。どれだけ貯金していても、買うのは何千円までと決められていたから。

なので専ら中古コーナーをうろつき、面白さ3値段7の比率で判断してゲームを買っていた。家にネット環境は無かったので、ゲーム おすすめ で検索することもなかった。

そんな買い方をするので当然様々な壁にぶち当たっていた。GBのタスマニア物語は面白くなかったし、SFC貝獣物語はカセット内部の電池が切れていて、買った時からセーブ不可だった。

それでも「買ったんだし楽しもう」という思いの中でゲームしていたので、すっかりこういう人間になってしまったのかも。ラッキーだな。

 

あ、勿論実況も撮っている。実は今バトルハウスにいるのだけれど、X実況の時同様、18人目の壁を越えられない。オコリザルが速すぎる。

今はマタドガスで物理受け、ドクケイルで特殊受けと毒撒き、ロズレイドで速攻決めるという戦法でやっていて、中々上手くいっていたのだけど……

18戦目のサメハダーが特殊アタッカーで、マタドガスが冷凍ビームで凍ってしまい、残り2匹がオコリザルの岩雪崩を耐えられなかった。

3匹でバランスを取るのって本当難しい。そもそもこのチームだと炎タイプもドラゴンも止められないな。書いてて気付いたけど。

やはりドラミドロドククラゲで炎とドラゴンに対処した方が良いのか……毒々を併用したほうが上手くいくか……難しすぎる、大変だ。

元々対戦をしてこなかったのに、統一パで挑むというのがおかしな話なのかもしれない。でも虫統一より100倍楽だ。

そういえば「エピソードデルタ初見のんびり実況ダイジェスト版」を投稿して2週間ほど経過した。

コメントを頂けて嬉しい。ありがとうございます。

私の考察を聞いて考えがまとまったりスッキリした人がいると。また、プレイ中は全然気にならなかったけれど話を聞いて面白かったとも聞いている。

正直安心した。

デルタをプレイし終わった直後は「私の頭がおかしくなったから流星の民にキレ散らかしているのでは」とさえ思っていた。

しかし一夜明けて「なぜ私は怒っているのか」。さらに先の「なぜその対象はそういう言動をとるのか」を考えてみて、それを動画にすることにした。

その方が建設的だと思ったし、実況者としての私らしいなと思ったから。第一他人の褌で相撲とっているような人間が製作者を誹謗するなど、烏滸がましいにも程がある。

でも動画を投稿して反応を伺うまですごく緊張した。投稿して良かった。

あの40分という長い動画の中でもまだ話せなかったことがある。例えばこれ。

レックウザを信仰している彼らは、メガシンカレックウザがもたらした物と考えている。

命を奪う古代兵器なんぞがメガシンカをもたらした、だなんて考えたくもないだろう。

だから古代兵器を過剰に嫌っている、そして古代兵器の技術も嫌いで、それを利用するデボンも嫌い……という可能性はある。

スマホのメモに残っていた文章だ。他にもある。供養のために幾つか載せることにする。

ヒガナは流星の民だが、彼らほどレックウザを信仰しているわけではないし、レックウザを信頼していないように見える。

だから流星の民なのにも関わらず「レックウザ」と呼び捨てなのだし、いともたやすく命令に従うと思いこんでいる。所詮使命の為に扱う道具としか見ていないのだろう。

これは歴代の悪の組織の考え方に似ている。特にアオギリやフラダリ達の「なるべく世界を良いものにしたい」という思想に似ていると思う。

フラダリは分かり合うことを諦めてしまった、アオギリは分かり合うという道が見えなかった。

その2つの属性?思想を、ヒガナからも少しだけ感じた。但しヒガナからは彼らと違い、自分のポケモンへの愛情を感じられなかった。

推敲していないのでいつもよりも文章が雑……いや変わらない気がする。南無。

レックウザが隕石を壊したのは、単にトレーナーがボールで捕まえられたからではないか。レックウザには向かってくる隕石を壊す理由なんて一つもない。

どんなポケモンも命令に従う8つのバッジを持ち、そのポケモンを管理できるボールを持っている、普通のトレーナーだったから。だから壊せたのではないだろうか。

そしてボールの技術は、残念ながらデボンの科学力で成り立っている。

この辺にしておこう。これくらいのことを考えるくらいだから、やはり私はエピソードデルタを楽しんでいたと言える……のかもしれない。

第6世代の作品には、大きく変えようとする意思を感じられた。第5世代まではずっとパワーアップし続けようとしていたけれど、今シリーズからリファインしようとしていたような感じ。

進化も変化もどちらも変わることに違いはないのだけれど。第7世代の作品はどうなるのだろう。面白いところも気に食わないところも、全て楽しみたい。

 

マスクで右側の頬が少し荒れている。美肌は私の持ち味だ……なんとかしなければ。ではまた。

6月2週目辺りの日記のつもりだった

【第44話】逆転裁判2 初見実況【のんびり】 - ニコニコ動画

 

立見リカは、死んだら星になることを信じていた。
木下大作は、リカは弟が星になったと信じている、と言っていた。
しかし木下一平は、生きている。

彼女でも、目の前で噛まれた男の生死は分かるだろう。生きている一平のことを星になったと認識するのは矛盾している。

団長や他の皆が、一平が死んだと伝えるということも考えにくい。

もしかしたら。事故が起こった後、団長はリカにこう言ったのではないだろうか。「バットにはしばらく会えないんだよ」と。

だから彼女は「しばらく会えない、つまりそれはレオンと一緒にお星さまになったということだ」と考えた。

そんな彼女の「お星さまになった」という言葉を聞いた大作は、死んだと言われたように思った…のではないだろうか。

木下大作と立見リカ、それぞれの「星になる」ということの認識の違いも、この事件に関わっていたのではないだろうか。

分からない。これ以上触れるべき話題ではないし、いくら考えても答えの出ない問題だ。

それでも考えてしまう。

 

木下大作と一平は、病院で治療していた。彼らの医療費は一体どこから捻出されていたのだろう。

当然彼らが働くことは出来ない。警察に届け出ていないのだから保険も保障も降りるわけがない。

となると団長が払っていたことになる。団長の収入は勿論、サーカスの興行だ。

ならば、猛獣使いである立見リカの演技によって得た興行収入で、彼らは治療を受けていたとも言えるのではないか。

勿論、彼女だけが働いているわけではない。サーカスに関わる全ての人間によって、彼らは生かされている。

しかし彼の思う「皆」に彼女を加えざるを得ない以上、彼女の無邪気な笑顔で彼らは生かされているという事実は変わらない。

その上毎日食事の世話をされ、片付けや身の回りの世話をされている。自分ひとりではそれすらも出来ないからだ。

……彼らは、いや彼は立見リカが引き起こした事故によって人生を狂わされた。しかし狂った後の人生を補填してくれていたのも、立見リカなのだ。 

それが木下大作にとってどれほど屈辱的だっただろうか。生き抜くための力を削がれ、身動き取れぬ自分の世話をされて。

窓の外をぼうっと見ている彼は、檻の中の猛獣と変わらないではないか。

 

木下大作は立見リカを殺した後、どうするつもりだったのだろう。

上から物を落として殺す。彼が実際に考えたことはこれだけだ。マックスに罪を着せることが出来たのも、目撃者がいたことも全て偶然である。

しかし彼が実際に行ったことはもう一つある。証拠の回収だ。ギリギリとロープを引っ張り上げて凶器を手元に手繰り寄せた。

当然彼は窓の外を覗けないのだから、団長を殺したことに気付けない。だがそれでも証拠を回収したのだ。

それはつまり、保身による隠蔽工作ではないのか。

それ以外にあのタイミングで証拠を回収する必要性が無いのではないか。

立見リカが亡くなったら団長はひどく悲しむだろう。サーカスも立ち行かなくなる。興行が無くなれば、自分も弟も生きてはいけない。

そもそも彼の弟は、立見リカのことが好きだったのだ。目覚めた後の世界にはその女性がいなくなっていて、その原因は自分の兄にある。果たしてその事実を受け入れられるだろうか。

木下大作の行動は矛盾しているのだ。

自分の生きる意味にもなっている「家族への献身」を考えると、立見リカを殺してはいけない。殺すということはつまり、生きる意味を捨てるということだ。

だのに彼は”立見リカを殺した後”に証拠を回収した。我々が聞いていた「生きる意味」を自ら捨てておいて、なお生きようとしていたのだ。

木下大作は立見リカを殺した後、どうするつもりだったのだろうか。死体の移動も出来ず、三階から逃げることも出来ない。なのに証拠だけは回収した。

私は、どうするつもりもなかったのだろう、と考えている。殺したかったから殺したのだ。ただそれだけ。

あの殺害方法は「自分でも立見リカを確実に殺せる方法」だ。その先へのアプローチなどは無い。

自分の計画を実行し、冷静になってから証拠を回収した。怖くなったからだ。

両親に捨てられた。弟が眠りについた。そして今度こそ家族が誰一人いなくなるかもしれない。だって俺は、団長の子供を殺してしまったのだから。

その恐怖から、咄嗟に証拠を回収した。私はそう思うのだ。

もし同じ状況に置かれた時、私ならこう思うだろうから。「もうこれ以上失うのは嫌だ」と。

……もしかしたら彼は、弟のためではなく自分のために、マックスに罪を着せようとしたのではないだろうか。とさえ思ってしまう。

「最初は自殺を考えました。」「次に自首をしようかと。」彼女を殺してからもそうするつもりだったのだろうか。

罪を告白した時に彼は泣いていた。しかし果たして彼は立見リカを殺せていた後も、同じ顔で泣いていたのだろうか。

 

審理中、私は「彼だって本当は事実を明らかにしたいはずだ」と思っていた。

しかしそれは大きく外れた。理由はどうであれ、彼は最後まで隠し通そうとした。

あの証言台に立ち弁護士側、そして検事側からも真相を追求されてもなお、諦めずに逃げおおせるつもりでいた。

思えば私の予想は、彼に初めて会った時から外れていたのかもしれない。彼はサーカスの仲間達の、別の一面を話してくれた。私が思いもしなかったことを次々と。

この時私は「ひょっとして彼はすごい人なのかもしれない」と思っていたのだ。

しかし今考えるとそうではなかったのだな。私が知らないことを伝えただけに過ぎない、ただそれだけのことだった。

事実彼は、狩魔冥の本質を見抜くことは出来なかったのだから。

彼は普通の人間だった。普通の人間が、怒りに任せて人を殺そうとし、保身に走った。

それが誰かのためだろうと関係ない。彼は自分の育ての親が死んだことに向き合わず、逃げたのだ。

そしてまた、憎かった女はニコニコと笑っている。”自分の家族”が死んだことを認識出来ずに笑っている。

自分が殺したいほど憎んだ「死と向き合わない」という行為を自らする羽目になり、しかも現状は変わらなかった。こんな世界を地獄と呼ばずになんと呼ぶのか。

罪を認めることで、彼女だけは変えられた。もしも彼が罪を償った後にサーカスに戻って来られたなら、リカは謝罪するだろう。彼の憎んでいた彼女ではないだろう。

耐えられるだろうか。

殺したいほど憎かった女に謝罪され、皆から暖かく迎えられ、弟の目覚めを待つ。そんな世界に、罪の意識に。

罪を償えば、何もかもリセットされるわけではない。そんなことは彼が一番良く分かっているだろう。

 

情状酌量の余地などない。同情してはいけないんだ。せめて親を殺した罪くらいは、彼にしっかりと背負わせてやってくれないか。

彼の体で支えられるのは、もうそれくらいしか無いのだから。

5月4週目辺りの日記

 ■

あちこち買い物に出かけた。コンビニで、誰かがマシンの前でコーヒーを淹れている。

その間ずっとピンポーンピンポーンと鳴っている。マシンが自動ドアの前にあり、人に反応しているようでドアが開きっぱなしだ。

コーヒーを淹れるマシンも自動ドアも暮らしを快適にするためのものなのに、組み合わせると煩わしいものになる。コーヒーを淹れている人は何にも悪くない。

コンビニの店員さんなら、そういう現場にはよく出くわすのだろうけど「また鳴ってるよw」って苦笑いしたりしないのだろうか。私ならしちゃう。毎回。

ボタンを押すと開くタイプの自動ドアってあるだろう。あれを付けると良いと思う。両手がふさがっている場合は顎かなんかで押してくれ。

私はあのタイプの自動ドアが好きだ。通ると開くドアより賢い感じがするし。押した後、手をそのままにして店内に入ると、変わった挨拶してるみたいでカッコいいし。

その後デパートにも行きアレコレ買えた。途中ドラッグストアの前を通ると「日焼け止めに恋をしたことはあるか」というポップを見かけた。

俺が居ないと外も出られないもんな、という彼氏ヅラをされてみたい。今年から日焼け止めデビューだ、よろしくな。

 

先日オンライン飲み会で、もっとブログとか更新したほうが良いぞと言われた。言ってきた男は私と同い年なのだが、最近Youtuberになったばかりで鼻息が荒い。

やはり皆に認知されないといけないので、色んな媒体を通してアピールしていかないと云々と言っていた。そんな彼はチャンネル登録者数で私を越えている。

私はチャンネル登録数は1000人いったら十分だと思っている。1000人越えるとスマホでもライブ配信出来るから。出来たら便利だろう。でもPS4が一番手軽で良いかな。

ほんでじゃあアドバイス通りブログ書くかーと思って、ここにこうやって書いた。これで認知度が上がるぞ。自動ドア好きの層にな。

そんな彼もフェイスブックをやっているということで見に行った。書いてる内容がマルチ商法一歩手前の所まで来ていて面白かった。

高校時代の部活の先輩もマルチになり、大学時代の後輩はネズミ講になった。縁があるのかもしれない。

 

「言葉の誤用」については結構根深い問題がある。らしい。

そりゃあ私だって大声で「誤用だ!誤用だ!」と岡っ引きのように騒いでいる人の近くは通りたくないなーと思う。

親しくもないのに突っかかってきたら怖いだろう。誤用かどうかはともかく誤った距離感取ってるよね?とは思う。そういうのはこういう場所でグチグチ言うべきだ。

私はあんまり言葉の使い方に気を配れない。バカだから。

役不足と力不足をいつも間違えちゃうし。昨日はシャンプーする前にリンスしちゃったし。

でもトリビュートという言葉の使われ方には変だよなーと思うことがある。

例えばクッパを尊敬した軍団の皆が集まって、クッパにまつわる絵や歌を作りまとめたら、それはトリビュートナントカになると思う。

でも自分の記念日を祝うために、自分で企画して人を集め、自分でタイトルだの出すタイミングだのを決め手作ったものも、トリビュートナントカと呼ばれている。

それはトリビュートの持つ「称賛・賛辞・尊敬・感謝」とはズレている気がする。

称賛は浴びるものであるが、シャワーのように蛇口を捻って能動的に浴びるものではないだろう。受動的なものであれよと思う。

自分にも相手にも、自分を祝って欲しい。それはトリビュートではなくお誕生日会と呼ぶのではないか。

感謝されたい、祝って欲しい。それはふつうに思うことだし、私も一度くらい誕生日会やっておけばよかったと思う。

というか祝って欲しいなら祝う。むしろ祝わせてくれ。祝われるだけのことをしてる人もモノも沢山ある。

でも自分でやっといてトリビュートと呼ぶのはやっぱり変だなと、私は思う。

今や称賛や人気そのものもモノ化して売ることができるのか。ゴミですら商品になる。メルカリって昔でいう「どうぐやのかんばん」だな。

私は絵も描けないし歌も歌えない。しかしまぁ、それでもやっぱり祝いたい。おめでとうございます。

 

 ■

最近やってるのはやっぱりセレステか。いっせいトライアルの期限までに、無事登頂完了した。

丁寧で優しいゲームだ。ストーリーも丁度いいし、演出とストーリーがしっかり噛み合っていて、シンプルながらも心地よい時間を体験できた。

チャプター6と7での画面切り替えのエフェクトが、それぞれ下向きと上向きになっているのが地味だけど気持ちが盛り上がった。あとは登るだけだ!みたいな気持ちになれた。

途中であと20、あと10とステージの数を教えてくれたのも良かった。ワクワクするし、諦めたくない気持ちになれる。盛り上げ方が素敵だなと思った。

そう、盛り上げ方が上手い。登頂完了までに1000回ほどやられたのだけど、やられることに対してノーリアクションなのも良かった。

仲間が悲しがったりとか、敵が喜んだりとか、がんばれ!という文字が入るとか。ああいうのが一切無いから、そのステージを突破することだけに集中できる。

「アクションをすることが楽しい」という気持ちを切れさせないというのか。それが嬉しかった。

多分ここらへんは登山することとリンクさせているのかなと思う。登山をする目的というのは人それぞれ違うのだろうけど、段々と無心になって一つの目標を達成させようとするところが似ている。とにかく登ろうという目標。

結局クリアしてから製品版を買った。この後プレイしなくてもいいかなとも思ったのだけど、感謝のつもりで……といってもセールで1000円だった。

買ってからプレイしておらず、ついさっきイチゴ(収集アイテム)を集めにセレステをプレイしてみたのだけど、なるほど。

各チャプターは3~4つのエリア区切られている。どのエリアでイチゴを取り逃したか、それは何番目のイチゴなのかが事前に知ることが出来る。
(イチゴを取り逃したかどうかはステージ中で一時停止しても画面下部に表示される)

そしてチャプターの最初からではなく「各エリアの最初から」始められるので、気軽にイチゴ狩りに行ける。

セレステは……確かに難易度は高いかもしれない。でもストレスを感じないのは、プレイヤーが遊びやすいように配慮されているからだと思う。

やはりゲームにおける優しいと易しいも、全然違うのだな。

完全クリアまではまだまだ先の話だが、多分すると思う。それくらい楽しいゲームだ。それに、人の優しさに気付くと嬉しくなるから。

 

今月も無事に誕生日を迎えることが出来ました。色んな方からお祝いのお言葉を頂戴しまして、ありがとうございます。

私の誕生日は丁度GWやこどもの日やらと被るから、学生の頃は同級生から祝われず、両親からも子供の日と一緒くたに祝われていたなぁという思い出がある。

逆に大人になってから、同僚や友人に祝われることが増えた。こうやって動画を投稿するようになり、暖かいお言葉もかけて頂いたり、絵を書いて頂いたり。

いい思い出が増えました。私もトリビュート実況とかするかな。視聴者の所に車かなんかで行って、一緒に実況撮るの。それをまとめて動画にしたい。ではまた。

4月4週目辺りの日記

多分コーヒーの飲みすぎ

腹が痛かった。今は元気。

院長と顔なじみになってしまった病院があるので、今回もそちらで診てもらうことにした。そういえば幼い頃も週1で内科に通っていた。小さい内科が好きだ。

今回はいきなり行くのはやめて、来院の可否を判断してもらおうと思って電話した。TVやネットで聞いたことのあるような質問をされ、来院の許可を得た。

その日は仕事を休ませてもらった。朝上司に連絡すると、まさかの休んでいいという発言。いや、まさかではないか。一応先に伝えておこうか、くらいの気持ちで伝えたのだが。

病院に着くなり別室に案内された。いつもの院長がすぐ出てきてくれたが、私とのディスタンスが遠い。触診無し。問診を取り、採血へ。

なるほど、コロナウイルスの症状を抱えてやってきたと思われてるな?大丈夫、私も自分自身が怖いから事前に電話してきたのだ。

採血の部屋に行くために、別室から待合室を抜け、また別の部屋へ。途中子連れの母親と目があった。ごめんなさいね、怖いでしょう。

採血する部屋で待っていると、すんごい格好の看護師さんがやってきた。厚手のゴム手袋、ビニールエプロン、透明なサンバイザーみたいな奴。簡易的だが重装備だ。

でも中身はいつもの採血メチャウマおばさんなので不思議な気持ちだ。

貴方やっぱり採血苦手なのね、はい針怖いですでも献血には行くんです、良いじゃないバンバン行きなさい、等という話をして、採血自体はあっさり終わった。

また最初の別室で待たされた。やることもないのでスマホを見ていた。

今日も誰かが誰かを怒ったり、誰かのミスを茶化したり、怒ったり茶化したりしている人をRTしたりしているな。お盛んである。

最近、教養を持つということが少し怖くなってきた。

怒っている人や茶化したりする人は、ただ闇雲にウンコーとかハゲーとか言ったりしていない。おそらく私よりも教養があるのだろうなと、文を読んでいて感じる。

多くのことを知ると、多くのものに目を向けられる。目を向けられるということは、それだけ多くの素敵なこと、嫌なことを目にしてしまうのだろう。

私のようなアホでは到底及ばない所で問題を提示したり腹を立てたりしている所を見ていると、アレコレとものを知るというのはすごく疲れることだなぁと思うのだ。

もし字が読めなければ「死ね」という字は読まずに済むだろう。字が書けなければ「死ね」と書かずに済むではないか。

そりゃあ「立ち入り禁止」も読めないかもしれないが、家にこもっているならどこにも立ち入らずに済む。

私はアホだが、賢くなった場合にそれらを上手く扱えるだろうか。力への恐怖みたいでかっこいいな。

箸にも耳の裏にもかからない話を考えていたところで、採血の結果が出た。

至って良好。帰ってよし。しかし怖かったら休んでもいいし何かあったらすぐに連絡すること。

帰りに薬局に寄り処方箋を出してもらった。先程の親子も同じ薬局に来ていたようで、会計を済ませていた。

私の前を通る時、少し間隔を開けていたように思える。いいぞその調子だ。母子ともに強く健やかに生きて欲しい。

その日はゼリーだけ食べて寝た。

 

そのままの君でいて

トロパズのレビューが消えていて少し悲しかった。2度目である。まさか自分のレビューも消されるとは。生きているとそういうこともあるな。もうトロパズのことは忘れよう。

やはりコンシューマのゲームが私には合ってるということ……あ、そういえばマリオラビッツをプレイし終えた。残っていたミッションを全て終わらせた。

といってもほぼ作業になってしまって戦略の楽しさは無かった。キャラが強くなりすぎてしまったから。

ああいうのはバーっとやらないと突然「俺は何をしていたんだ…?」と虚無感に襲われるのでスピードが大切だ。スピードに乗ってる時と、好ましい作業の時は楽しい。

テラリアやビルダーズ2をやっている時なんかは黙々と岩を削るが、あれは好ましい作業だなと思う。作業をさせるための作業だから。

作業目的ではなかったはずの遊び方を作業にされることが私は嫌なのかもしれない…レベル上げともまた違うんだ。レベル上げはレベルを上げさせる作業。お金集めはお金を集める作業だ。貯めるの楽しい。

そうだそういえばあつ森をやっている。先日一応のエンディングというか、スタッフロールを眺めることが出来た。あれは私だけのエンディングなのでここに載せたりはしない。

あつ森でも自分の悪いクセが出ているのだけど、元々あった島の形をなるべく変えたくなかったりする。なので今でも木がモリモリ花がモリモリ生えている。

ただ歩きにくいので、人が通らない所に植え直したりしている。雑草のためのスペースも用意してある。

これではいつまで経っても島は発展しないのだけれど、良いのだ。後からやってきたのは我々の方なのだから、先に住んでいた木や花に迷惑をかけるのも申し訳ない。

ただ魚を釣ったり貝殻を集めたりもするので、この先住民を尊ぶ思想には矛盾している所がある。

ちなみにこのクセはビルダーズ2でもいかんなく発揮され、結果島は全然形が変わらなかった。どうしてもトンネルが必要になった時、泣く泣く削り、その削った岩でまた新たな岩山を作った。

島が全然発展もせず、地面に絵も描かずに楽しいのかと聞かれると、とても楽しい。趣味は水やりとぼーっとすることだ。最高である。

「来た人皆がぼーっとしてしまう島」にしたいと思っている。例えるならホウエン地方のコトキタウン。私あの雰囲気好きなんだ。

 

最近投稿した動画と感想

youtu.be

最高のライブだった。もうこれ以上の言葉は必要ないし、多分未プレイの人に伝わる気がしない。でも書く。動画を見てから読んで欲しい、ネタバレになるから。

3-12の楽しさは、ライブに似ている気がした。

ハナチャンちゃんとワイワイと楽しく移動して、島に着くと弦楽器の音が小さく聞こえる。奥に進むと段々音が大きくなる。

更に進むとそこにはボスが、と同時に曲が激しく変わる。バトル開始。

ボスはターンごとに攻撃法が少し変わり、バトル中のBGMに合わせてボスも攻撃を仕掛けてくる。まさに踊るような攻撃だった。

バトル中のBGMも、ターン経過につれて曲調が鈍重なものに変わっていく。ボスが特殊な攻撃をしてくる頃には、1ターン目のBGMにあった楽しさ、というかコミカルさは大幅に薄れているように思えた。

この時は本当に焦らされると言うか、むしろ怖かった。しかしこの怖さは、このバトルだから味わえた怖さだと思うのだ。

このゲームでは、プレイヤーはタイミングよくボタンを押すことで攻撃をガード出来る。そしてこのバトルでは、ボスはBGMに合わせて攻撃を仕掛けてくる。

つまりプレイヤーも半ば強制的に、BGMに合わせてガードすることになる。あちらは踊るように攻撃をし、こちらも踊るように守る。

相手に攻撃を加えようと考える、その間ボスはずっとクラップでBGMを盛り上げる。

BGMの中にクラップ音がある、という方が正確なのかもしれない。しかし私にはそう感じられない。BGMに合わせて、自分も相手も動き続けているのだ。

攻撃を防ぎ、反撃をし、それでも減らないボスのHP。特殊攻撃により減らされる体力、楽しくも焦らされるバトル。そんな時に、だ。

ボスの特殊攻撃をカウンター。ボスは怯み、反撃のチャンス。この瞬間!暗雲がパッと晴れたかのように全く変わるBGM。マリオシリーズではおなじみのあの曲だ。

これが流れた瞬間、私は完全にペパマリシールの世界に入り込んだ。

私がライブに例えたのはこういう理由だ。ただ素敵な曲が流れ、シナリオに感動して感情移入したのではない。このバトルに散りばめられた要素全てが、心を揺さぶるのだ。

このステージはゲームから自分へ伝えられる楽しさと、ゲームへの自分の反応が一つになることで完成する、いや完成させられる。

見物人ではなく、この世界の要素の一つとなって世界をつくるこの感覚。ライブ、フェスと言っても良かったと思う。

この没入感は、今までのペパマリシリーズでは体験したことのなかったものであった。

 

私はゲームのBGMのタイトルも、作曲者も何一つ知らない。その代わり「これはあの時流れた曲」ということは覚えている。

それは多分、ゲームミュージックを自分が体験したものセットで強く覚えているからだと思う。情報ではなく体験を覚える。曲単体として鑑賞するのではなく、映像も思い出も全て含めてそのゲームのBGMなのだ……と思っている。

だから曲を聴いてもタイトルは浮かばないが、しくしくと泣いたりニヤニヤしたりする。

このペパマリシールの曲は、まさに私が強く覚える方のBGMだと思う。ゲームに寄り添うような……劇音楽や付随音楽といった言葉が当てはまるのかもしれない。舞台劇で使われるような盛り上げ方をする。

これは今までのペパマリらしくない曲であると思う。今までのはゲームらしい曲で、シールの方は舞台らしいというような。どっちも素敵だ。

なのでインテリジェントシステムズはペパマリシールコンサートをやってくれ。頼む。後生だから。

 

終わりに

ニトリでリビング用のテーブルを買った。天板を横にずらすと折りたたまれていた部分が伸び、広くなる。

これは一粒で二度美味しいな!お得だ!と思って買った。買う時に店員さんが「でもなんだかんだで、ずっと広げて使っちゃうんですよね~私がそうだから」と言っていた。

全くもってその通りであった。広げると物がたくさん置ける、たくさん置くと畳めない、畳めないけど広いからOK!!となってしまった。無精テーブルである。ではまた。

4月1週目辺りの日記

私はLを着ています

この前チャンピオンのMサイズのパーカーを見た。別に人様の服のタグをまじまじと見たわけではない。胸の右側にチャンピオンのロゴ、その隣にはMと書かれていたのだ。

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胸に輝くロゴとM。

胸を覆うほどのロゴとMだった。もう今となってはチャンピオンだったかすら怪しい。それほどまでにMの衝撃が凄まじかった。あんなにもサイズを主張する服があるとは…

興奮して家に着き、ブログに書こうとメモまで取った。でも一日経ってよく考えたら、MでもLでもどうでも良いと思えた。なぜ昨日はあそこまで興奮したのか。

あの興奮は、赤の他人に自己紹介する、される時に感じる気恥ずかしさに少し近いのかもしれない。あぁ、そういうご趣味があるのですね……みたいな恥ずかしさ。

……いやそもそも私以外の人間が、自己紹介されることに恥ずかしさを覚えるかどうか分からない。

いきなり貴方のプロフィールを知って良いんですか、まずはお互いの距離を大切にしながらタイミングを見て…と思ってしまう。気にしいなのだ。

私が自己紹介をする側に立つのもこっ恥ずかしい。名前くらいしか言うことがない。年齢は!?彼女は!?それは9周年の時にもうやった。

バイバイ

この件は有名な話であるしほぼ決着がついてしまったことなので、この映画についての私の意見は必要なかろう。見てない映画を語ることも出来ない。

やべー映画だなとは思う。そして、思うだけで口には出せない。

なぜなら私は9年前、BWの観覧車イベントで山男のナツメに対してホモネタだと笑って実況しているからだ。

観覧車イベは製作側が同性愛を笑いのネタに変えているわけでも、ましてや病気だの宗教観だのと括り付けているわけではない。

ただ汗まみれの男と観覧車に乗り、暑いなとトークかますだけ。私はそれを見て面白がっていた。ただそれだけだ。だから大丈夫。

そんなわけがないだろう、私よ。未だにきんのたまオジサンを引っ張っているゲーフリが、あれだけ盛り上がった同性愛ネタに対して第6世代からほぼ触れていない。

制作側は理解して作っているのだ。もうそういう時代じゃないと。アレはそういうネタで、それを私はゲラゲラと笑ったのだ。

バイバイの方も、9年前ならここまでのことにはならなかっただろう。しかし大丈夫だ、時代が悪いわけじゃない。満場一致でバイバイが悪い。

そして9年前の私ももれなく、悪いのだろう。だから今の私も、決して石を投げつけることは出来ない。

今観覧車イベを実況している私に会ったら、その自分を捕まえて本荘大橋の上を原付で引きずり回したくなる。しかし当時の私には、その理由が理解できないはずだ。

9年の間でセクマイへの理解や他との違いへの理解が多少進んだ。そしてそれらを攻撃する人を見ると呆れるようになった。

しかし悲しいかな、私は今でもゲームのホモネタを面白いと思ってしまう。一番嫌悪するのは自分になのだ。

クレヨンしんちゃんが風間くんにせまるシーンで笑ってきた。とんねるずの保毛男で笑ってきた。阿部さんでニコニコにハマってしまった。そこかしこにそういったものがあったのだ。しかしこんなもの、言い訳になるのだ。

自分の、セクマイに対して別に良いじゃんと考えるのも、他国で同性同士の結婚が認められるニュースに喜ぶことも感情だ。

しかし面白いと思うのも感情なのだ。私のこの感情は、もう変えられないのかもしれない。それが私は悲しい。

面白いと思うことが悪いとは思わない。勝手に思えばいい。なんなら笑っていればいい、それは私には関係ない。しかし私は私のそれを悲しいと思う、それだけの話。

追記

一夜明けて読んでみて、どうしてもこの文に気に入らない部分があるので追記する。

もう変えられないかもしれない、と決めつけて終えるのはおかしいんじゃなかろうか。

確かにそういったネタを滑稽だと思う気持ちは変えられないかもしれないが、そういったものから遠ざかることだって出来るんじゃないか。

感情は変えられなくても、態度は変えられるだろう、これから先も。それを悲しいで締めるんじゃない。追記終わり。

 

ラビィッ

www.nintendo.co.jp

昨日ようやくマリオラビッツをクリアした。まだシナリオ攻略しかしておらず、この後残りのアイテム集めやサブミッションをこなしたい。全て済んだら追記するなりしようと思うが、今の所の感想を書いておく。

なお、マリオラビッツの良さみたいなものは既にあちこちで書かれているので、そういうのが知りたければそちらのブログを読む方が良い。

一言でいうとかなり楽しかった。でももう少し具体的に書く。(ネタバレ注意)

①マリオ・ラビッツピーチ・ピーチの個性

登場するのはマリオ側のいつメン、そしてラビッツ達。彼らのキャラがしっかりと立っている。特に上で書いてあるキャラ達の出番が多い。

主役は勿論我らが世界の配管工であるが、正義のヒーローらしい立ち振舞をしてくれる。ポジティブで明るく、そしてカッコいい。

特にマリオが最初のステージに到着するシーンは「UBI……ちゃんとマリオさんの顔立ててるじゃねぇか……」と思ったものだ。このゲームの制作はあのUBISOFTである。

ピーチも途中で参戦するのだが、この登場の仕方が実にピーチらしい。気品が溢れ慈悲深く、そしてお転婆。「姫はいい加減クッパルートに進んでくれ」と願っている私も、このピーチには好感が持てた。マリオとピーチの関係が良いんだこのゲームは。

そしてラビッツ側のメインヒロイン、いや下手するとこのゲーム全体の主役であるラビッツピーチだ。プレイすると必ず、必ず「ラビッツピーチ可愛すぎない???」と頭を抱えることになる。必ずだ!三回言った。

ラビッツピーチとピーチ、見た目も大きく違うが、最大の特徴はここだ。

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いとしのマリオをみつめている。

「マリオのことが好きだ」と明文化されているのだ。報酬にキスをするピーチとは違う。いつでもキスをする心構えが出来ているのだ。あのメスウサギは!(個人の見解です)

ピーチに対抗意識を燃やし、マリオの隣を常にキープ。そして大好きなスマホのストラップにはマリオの形の人形が。

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絶対この時ラビッツピーチはドキドキしてる。

何?この一文だけでマリオを好きかどうかは分からんだと?良いぞ、ラビッツピーチのマリオLOVEエピソードは細かいがまだまだある。

このゲームはバトル終了後にリザルト画面に映る。そしてチャプターをクリアするとHPが回復する。それらの時の固有のモーションで、ラビッツピーチは必ずマリオの方を見るのだ。

どんな編成でバトルしても、リザルト画面ではマリオの右側をキープ。そして身だしなみを整えてマリオの方を見る。は?可愛い。

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せっせと身だしなみを整えて、チラッ。

そしてもう一つ。このゲームは一度遊んだステージをやり直すことが出来る。私はステージ2のボス戦をやり直した。編成は変わらずだ。しかし。

やり直した時の、ボス戦前のムービーがかなり違うのだ。やり直す前はラビッツピーチが強制退場。やり直した時は、ラビッツピーチがメンバーに参加。

つまりラビッツピーチが参戦した時に限り、専用のムービーが流れるのだ。ラビッツピーチの魅力が溢れるムービーが、だ。これを見るためにはステージ2をクリアする必要があるが、ぜひとも見て欲しい。可愛いから。
(もしかしたらやり直す前でも見れたのかもしれないけど、条件がわからない)

ラビッツピーチの活躍はこれに留まらない。EDではピーチと和解し、あんなものまで建つ。そしてスタッフロールでは……もうUBIのラビッツピーチ推しがすごい。

勿論他のキャラクターの個性も結構立っている。不気味でヤベー奴ヨッシーラビッツとか。マリオとマリオラビッツ、ルイージルイージラビッツが初めて会った時は中々に可愛いんだ。

一方で、その後マリオラビッツ達の出番は少し少ないように思える。ヨッシーは加入時期の関係上仕方がないが、ストーリー上では全然出番がない。寂しい。

なおストーリー上というだけで、バトルでは皆活躍の場が多い。それぞれ独自のスキルを持つので戦略の幅が広い。そうだバトルのことも書こう。

②意外と難易度の高いバトル、不便な点、初見殺し

公式サイト等を見て貰えれば、どういうバトルをしていくのかは知れると思う。なので説明はしない。でも思ったことは書く。

このゲームは隠れることが大切なのだが、相手の武器の射程と移動歩数が長いので、割とすぐ横を突かれる。また遮蔽物を挟めば弾は当たらないかと言うとそうではない。

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この場合マリオはブロックに”隠れていない”ので敵の攻撃を食らう。

遮蔽物に隠れていても、一人で突っ込めばあっという間に裏を取られて負ける。例え隠れていても、武器の持つ効果(スーパーエフェクトという)によって無理やり移動させられることもあるので油断できない。

そして敵も移動中にスライディングで攻撃をしてくるので、相手の射程、歩数、地形を把握しながらしっかりと、かつ臨機応変に立ち回るのが基本となる。

特にステージ1の中ボス戦やボス戦、ステージ2のボス戦は相手の行動をよーく理解する必要がある。そして雑魚やボス含めAIがしっかりしている。無駄な行動もとらず、かつただ突っ込むこともせず。危なくなったら退くことも普通にする。

見た目とは裏腹にしっかり考えないと全然勝てないゲームだ。それがすごく楽しい。

特にステージ3からは私の中で悪名高いピーカーブーが登場する。彼には本当に苦戦して、初めてのバトルでは4回ほどgoodになってしまった(バトルの結果によってランクが決まる、goodはB勝利みたいなもの)。

但し、各ステージが終わった頃にもう一度チャレンジすると、大抵はPERFECTを狙える。なぜなら強い武器が買えるし、ステージをクリアすることでHPも上昇するから。

特にこのゲームは強い武器が大切だと思った。FE烈火のように鉄シリーズにも良いところがある!とかではない。とにかく新しく買える武器が強い。

敵はステージごとにHPと火力がグンと伸びるし、特殊スキルも使うようになり、敵の種類も増える。なので新しい武器がないと戦闘は辛い。しかし新しい武器を買うと急に楽になる。というかなりすぎる時がある。

特に武器と敵の強化のバランスで気になるのは、各ステージクリア後に挑めるチャレンジバトルだ。ステージ1のチャレンジバトルの中には、ステージ2で武器を強化しておかないと詰むものがある。しかし強化しておくと本当にあっさりと終わってしまう。

ここらへんのバランスは気になるところだったが、ゴリ押しが通じるのは一部で、あとは緊張感を持ったバトルができる。はず。常に最新の装備を!と武器をポンポン買いすぎると金が足りなくなるので注意。

ちなみにチャレンジには敵全員を倒す以外にも色々とある。中にはパズルゲームのようなものもある。

バトルで思ったのはこれくらいか…あ、バトル中にカメラをグルグルと回転させられるのは良かった。近くが見やすい。それと、バトルのやり直しがしやすい。やられても永久ロストにはならないし、デメリットが少ないのが良い。

しかしバトル中にミニマップであったり全体を見渡すということが出来ないのは面倒。あとボタン一つで各ユニットを選択できなかったり、移動マスや射程マスを見るのが少しやりづらかったり……バトル中のクリティカル演出をスキップ出来ないのも気になる。

FEや他のSRPGに慣れている人は不便に思うこともあるだろうし、大味に感じる部分もある。しかし難易度は高いので、そこらへんは楽しめると思う。

ただしボス戦、テメーはだめだ。初見殺しが過ぎる。

ボスは第1形態から第3形態までで攻撃法が全然違う。形態が変わるのはボスのゲージを一定まで減らした後。つまり自分フェイズの途中だろうと形態が変化する。

そしてボスは形態が変わる度にある行動を起こすので「自分フェイズの途中で形態変化→ボスの行動により味方が強制移動→味方が孤立したままフェイズ終了→取り巻きに囲まれてやられる」ということが起こる。特にラスボス戦。

これに対処するためには、事前にボスの行動を知り、かつ味方がその行動に巻き込まれぬように事前に配置しておく必要がある。勿論始まる前のヒントは無い。

なお知ってしまうとラスボス戦もかなり楽だ。事前に知っていたら簡単になるというのはSRPGあるあるだが(増援とか)、ボス戦まではそれが無かった分残念だった。逆に言うと、それ以外では初見殺しMAPのようなものはない。ここらへんはありがたい。

とはいえ最初は何度もやり直す羽目になると思う。それくらい難しくて面白い。

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これはラスボス戦でゲームがフリーズした時の画像。
③綺麗なステージ、探索要素、そしてパズル

マリオ達は、あることが原因で物と物が混ざってしまったり、ラビッツのいたずらでめちゃくちゃになった世界を冒険することになる。例えて言うならマリオの世界×おもちゃ箱×ウサギ。

その世界がすごくキレイで面白いのだ。さすがUBI。そこかしこにウサギを象ったものが飾られていたり、ラビッツが遊んでいたり、キラーがパンツを被せられていたりする。

ラビッツのことを何にも知らなかったのでラビッツの映像作品を見たが、そのノリを守りマリオ達の世界をいい意味でめちゃくちゃにしてくれている。

そしてステージのBGM。これがまた……なぜかレア社っぽいのだ。すげーぽい。バンジョーとカズーイのそれにしか聞こえない時がある。レア社がアレンジしたマリオBGMという感じ。どの曲も良い。

探索するとその曲を聞くことが出来たり、設定画像を眺められたり、武器までもらえたりする。それ自体はすごく面白いのだけど、探索はあんまり楽しめなかった。

というのも、このゲームの大筋はSRPGだ。戦略脳になっている時にのんびり探索はしていられない。私はそこで気持ちがダレてしまった。

ただし景色を見るのはすごく楽しめた。特にステージ4の作り込みは…良いぞ。

そしてこのゲームには多くのパズル要素が存在する。解くことでアイテムをゲットできたりするが、本筋のシナリオを進めるためにもパズルを解かねばならない。

しかし、やはりSRPG中にパズルをしたいかと言われると難しい。よし!ヴァロール島へ行くぞ!決戦だ!パズルを解け!……は?となるだろう。

そのパズルもブロックを押すばかりで面倒だし、自機は色んな方向に動けるのに対してブロックは上下左右の4方向だけしか動かないので、操作しずらい。

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これはまだめんどくさくなかった方。

ここらへんは公式サイトに大きく「探索!バトル!探索!」と書かれているので、探索が嫌いな人がこのゲームを買うとは思えない。

しかしながら、その探索やバトル間の移動が地味に長いので、私はダレてしまった。

④マリオらしさ、ラビッツらしさ、UBIらしさが詰まった良いゲーム

タイトルそのままだ。マリオ達はキャラを壊すことなく冒険の舞台を駆け回り、楽しみながらバトルしている。ラビッツ達はしっかりとふざけている。ここらへんはすごく楽しい。勿論バトルも熱中してプレイしていた。お気に入りはラビッツルイージとラビッツピーチ、マリオの初期メントリオです。

UBIらしいグラフィック、音楽にゲームのボリューム、奥深さはありつつも、要素の詰め込み方、若干のバランスの悪さもUBIらしいかなと思ってクスッとした。

どこぞの紹介記事みたいになってしまうが、歯ごたえのあるSRPGをお探しの方は是非。損はしないと思います。ということで改めてリンクを貼っておく。

マリオ+ラビッツ キングダムバトル - Switch

なおラビッツの映像作品はUBIJAPANの公式チャンネルで見ることが出来るのでよければ。私は起きてラビッツが好きだ。


『ラビッツ インベージョン』Season 1 起きて、ラビッツ!

 

終わりに

なんだ今回は実況のことを書いてないじゃないか!全くもう!といっても特段書けることはない。書きたいことはたくさんあるが、まだそのタイミングではないから……

ラビッツをとりあえずクリアしたので、ようやくBotWをプレイできる。もちろん忘れたことなどありはしない。しかし、クリアするのが勿体なくてな。ずっとプレイしなければ、この世界はこのままだから…と考えてしまうことがよくある。しかし良くないな。

行こうか、ガノンに会いに。その前に島の石カンカンやってきていいかい?あと花に水あげたいんだけど…ではまた。