wander around holding a soft oval

日記を書いてます。人からはエッセイだとも言われます。

缶詰のうまいドラッグストア

今朝はなかなか目を覚ませなかった。頭はなんとなく起きているが、目が開かない。開けようとしていないのではなく、指でこじ開けようにもヒリヒリと痛むくらいなので「開かない」と書いている。どうやら空気が少し乾燥しており、そのため夜の間に目が乾いて開けられなくなっているのではなかろうか。我が家にも秋が来たようだ。

アイマスクをして寝たら、半目で寝ていても目の乾燥を防いでくれるだろうと思って買ったこともあるが、結局起きると外しているので諦めた。オイラは寝相がひどくて、起きるといつも枕が縦になっているくらいだ。

昔どこかで糸井重里さんの「起きれない時はむりやり目に目薬をさす」という記事を読んだ気がする。あ!!くそー。目薬買ってくればよかった!と、今こうやってブログを書きながら悔しがっている。

今日は4軒ほどドラッグストアを巡り、柔軟剤を探したんだ。そのついでに買えばよかったな~と思ってさ。

 

先日、最近できた方のドラッグストアに向かい、いつも使っている柔軟剤を探したのだが…あるにはあった。しかし税抜きで450円くらい。ボトル1本でその値段である。うちで使っているのはヤシノミ洗剤の柔軟剤だ。香りがほとんど無いし洗い上がりがさっぱりしていて気に入っている。ただし、一般的な柔軟剤と比べても少し高い部類なのだ。隣のハミングなんて同じ量で半分以下の値段だ。

インターネットで探してみても、450円とか500円とか。微妙に高い。いや、ヤシノミ洗剤の性能を考えれば妥当な値段だと思う。しかし相対的には高いと言わざるを得ない。そこで、どこか別のドラックストアになら、もう少し安く売られているのでは……そう思い、明くる日の今日、隣町まで足を運んでドラッグストアを巡ったのだ。

結果として、無かった。ハミングならどこの店にもあった。きっと人気の商品なんだろうな。オイラも前使ってたもん。安いしさ。良いよねわかる。でも置いてくれてもいいと思うよ、ヤシノミ洗剤。セブンイレブンには置いてるよ。

ドラッグストア巡りのついでに図書館で予約していた本を受け取ったりもしたもんだから、肩も足も疲れて疲れて。骨折り損だとションボリしたまま自分の家がある街まで帰ってきた。

その時に、もしかしたらと、昔からある方の古いドラッグストアに歩いて行ったら……あったのだ!ヤシノミ柔軟剤!詰替えではないけれどボトルサイズで400円!う、うれしい。ようやく買えた。

ホクホクしながら家に帰っている途中、いよいよ足が痛くなってきたので、近くにあったスタバにお邪魔して休憩をする。ここでコーヒーを飲むより、先日訪れた最初のドラストでその柔軟剤を買っていた方が、トータルのお金の消費は少なく済んだのではないかと頭に浮かんだ。

気にしないことにした。だって最初に買っていたとしても、オイラはどこかのタイミングで喫茶店に入ってコーヒーを飲んでいただろうから。

 

 

この記事を書いている時に、回していた洗濯物の存在を思い出したので、今干してきた。服の割にハンガーが多いので、今度古いものから順に捨てていこう。

古い方のドラッグストアはいつも嬉しい、というか変わった品揃えをしてくれている。さっきのヤシノミ洗剤のこともそうだが、食べ物も他のスーパーには置いてないような、それでいて美味しいものを置いている。

例えば ちょうしたの缶詰。正式には千葉にある田原缶詰株式会社の缶詰なんだが、パッケージにチョウシタ印が書いてあるので「チョウシタの」と呼んでいる。300円くらいのでかいイワシの缶詰を見かけて、珍しくて買ってみたんだが、これがとっても美味しいんだ。

ぶつ切りタイプではなく身がそのまま入っていて、食べてみるとふわりとしていてかつジューシー。自信を持って書くが、あの缶詰は”ご馳走”だ。おまけに大きいので一回の食事では食べきれず、2回に分けることになる。意外とリーズナブル。最高だ。そんな最高の缶詰がなぜか、あのドラストでだけ売っている。ここは神奈川で千葉からもかなり距離があるのに。

またS&Bの 沖縄島とうがらし沖縄そば風だし味のパスタソース も何故か売られている。これがまた美味い。味としてはペペロンチーノに近いんだが、沖縄そばを感じられるあの出汁感と、島唐辛子の香り。

初めて食べた時に「オイラはもうこれでイイな~」とひとりごちてしまった。何をもって「もう」なのか今考えてもサッパリ分からない。近所のどのスーパーにも置いてないのに、なぜかあのドラストでだけ売っている。

www.sbfoods.co.jp

今はもう置いていないが、冷凍食品コーナーに ネギトロ が売られていたこともあった。ハンバーグやらラーメンやらの冷凍食品が売られているドラッグストアはそこそこあるが、ビニールでピチッと閉じられただけのネギトロが売られている現場を見たのは、あとにも先にもそこのドラストだけだ。もちろん買った。

季節は春のこと、新玉ねぎのスライスを醤油に漬けておいたものを上に乗せて、ネギトロ丼を作ってモリモリ食べた。想い出だけで今オイラの脳みそが喜んでいる。

これはほんの一例だ。あのドラストは快挙に暇がない。おまけに接客も抜群に良い。ああいう店が徒歩圏内にあるというだけで、オイラの生活は満ち足りたものになる。

ドラストの缶詰とネギトロ。美味かった。

日記を書こうと思っていたのにドラストのいい思い出を書いてしまった。疲れたので今日はここまで。10月になり目も皮膚も乾燥し始めたが、良い1ヶ月にできるようがんばる。まずは明日目薬を買ってくるつもりだ。