オイラは自分の声が結構好きだ。だもんでカラオケに行くと気持ちがいいし、もっと気持ちよく歌いたいなーって思っている。
録音した声を自分で聴くのがイヤな人ってのは、結構な割合でいるそうだ。今はPodcastとか動画配信とかで自身の声と向き合うことが多いだろうから、そういう人は困るだろうな。そんな人は、声を音声として発信しないのだろうか。いや、どうしても発信したい理由があれば、我慢してやり続けるだろうな。
オイラは実況プレイ動画を拵えてサイトに投稿する活動を、15年くらい続けている。だから自分が喋っている声を、画面越しに聴き続けることを15年ほどやっていることになる。初めて録画(録音も)した時の自分の声を聴いた時は「おっなかなかいい声じゃん?」と思った。好きな声だ。オイラは自分の声とか顔とか手とかが結構好きだ。
長年自分の喋っている声を聴いている。マイクや環境の変化によって差はあるが、いつも同じ声。「マイクが変わると聴こえ方が変わる!いい声に!」という見出しでマイクの紹介をしているサイトがある。でも、スーパーで買ってきた冷凍のサバが、調理法によって生のアジになることは無いだろ。本質は変えられない。ボイスチェンジャーを使ったら大きく変わるだろうけど、それはサバもアジも加熱してほぐしてツナ風缶詰にしているのと同じだしな。オイラが幸運なのは、自身のイワシ、じゃなくて声に満足できるような感性を持っていることだと思う。
長年活動していて、ひとつ心配なことがある。「鏡に写った自分に向かって『お前は誰だ?』と言い続けると気が狂ってしまう」という話を昔に聞いた。オイラは怖がりなので絶対にやらないのだが、PCから聞こえてくる自分の声を、四六時中聞いていたら、同じようなことにならないのだろうか。画面の向こうにいる人物と、ここにいるオイラで、分離したりしないだろうか。分離とまではいかなくても、むにょ~んと延ばした餅のように、距離が離れたりしないのだろうか、と。
自分が狂ったりボケたことを、自分は気付けないものだろ。だから、ひょっとしてオイラはやんわりと気が狂ってたり、自分が自分じゃなくなったりしていないだろうか、と、そう考えたりするのだ。変だろうか。
動画投稿活動をしていて、オイラの声が良いとか好きとか言ってくれる人もいる。ありがたい。その一方で喋り方が気に食わないとして、色々と誹謗中傷を受けたこともある。声の質と喋り方はまた違う。喋り方なら改善が可能だと思うのだが、余計なお世話である。
こちらが不快になるコメントを書き込む人は、今もまぁアレだが、昔はもっとアレだった。動画投稿サイト上で、こちらが取れる行動が、昔は非常に少なかったからだ。だもんでやりたい放題で、ボロカスに書き込んでも困ることはなかったのだろう。
そういう人は、今はもうすっかり忘れてしまったのだろうか。自身がインターネット上で他人を攻撃したことを、忘れてしまうのだろうか。忘れられるのもイヤだが、覚えておかれるのもなんか気持ち悪いな。オイラが忘れてしまうのが一番いいんだろうな。なかなか上手くはいかないのだけれど。
コメントで、声が良いと言われることはある。しかし、歌が上手いと言われることは滅多にない。動画内で気分が良くなって歌うことがあるんだが、下手とも上手いとも言われない、どの人も無感想である。
オイラが歌が極端に下手というわけではなく、多分興味がないのではないかな、と思う。配信中に音楽やラジオの話をしてもウケが悪かったりする。
オイラは散歩が好きで、人のラジオやPodcastが好きで、読書と美味しい定食が好き。コーヒーも好きか。あとは自分の服飾を手入れするのも好きだ。もっと沢山好きなものはあるんだが、こういうことを動画内やSNSで発信しても、なんのリアクションも貰えなかったりする。オイラの話がつまらないのかな?と思ったりもしたんだが、友人に相談したら「それは単に見ている層とお前の興味のあるものが被らないんだよ」と言われた。
確かにオイラは、ゲーマーと呼ばれるようなタイプではない。それにインターネットに詳しいわけでもない。上で書いたこと以外、例えば映画にアニメに漫画は全然触れないし、他のYoutuberさんの動画とか殆ど見ないもんな。世界史が好きな花屋さんが、客の前で世界史の話をしても、多分ウケないよな。体感としてそんな感じがする。
昔は、オイラの話が面白くないからだ…と落ち込んだこともあったが、友人にそう言われてからは、ノーリアクションでもあまり気にしないことにした。ゲーム実況者はゲームの話をしていればそれでいいのだ。
が。したい話があればするし、歌いたければ歌う。それはオイラの気分で行って良い。なぜならオイラの動画はオイラの発信、というか発散のために作っている所が大きいからだ。
話さずにはいられない。お喋りが好きとか得意とかそういう話ではなくて、身体に溜まった…おしっこ?を排泄しないと、病気になっちゃうだろ。そんな感じだ。オイラのそれを聞いてもらったりもらわなかったりするのは、他者承認欲求と関係あると思うのだが、出力するかどうかには他人は関係ない。
と、こういうことを書きながら、最近投稿した自分の動画を見たら、歌が上手いというコメントを見つけた。何年かぶりに歌に対してリアクションを貰ったな、どうもありがとう。