居眠り磐音シリーズをまた見直している。14巻まで持っていて、昨日そこまで読み切った。やっぱり面白い。
実家に帰った時、父が持っていた1巻を読んだのが20代の頃だったか。それ以来だから…もう随分長い間好きでいるんだな。自分の実況活動より長いのか。14巻以降はまだ買っていない、14巻まで読み切る頃に気持ちが十分満足してしまうから。
時代劇も好きだ。実家にいた頃茶の間でよくやってたし。最近放送されているNHKのああいうのではなく、暴れん坊将軍とか水戸黄門みたいなのが好きだ。シンプル痛快な勧善懲悪モノ。見ていてスッキリする。悪人はただただ悪い奴で、良い奴はずっと良い。後腐れも後味の悪さもない。余計なことを考えなくて良い。そういう点でも、居眠り磐音シリーズを気に入って読んでいる。
それに、主要な登場人物みんないい奴で好きだ。時代劇も小説も、SFとは少し違うが、遠い昔の時代の話なので、誰かが辛い目に遭っても自分ごとのように思えなくて、そこもいい。設定がリアルだったり凝ってたりすると、悪い奴も可哀想になってきてさ、もうそういうめんどくさいのは本当勘弁してほしい。なんか時代小説とか時代劇ってアンパンマンみたいだよな、そういうところが良いんだ。
そういえば昔…マストドンというSNSのとあるサーバーに所属していた時、オイラがアンパンマンが好きだと発言したら「オレは自分の子供にアンパンマンは見せない」と、アンパンマンという作品の嫌いなところを長文で書かれ、ドン引きしてしまったことがある。あんな子供向けの作品に大の大人がマジで嫌いがって、あまつさえソレを好きな人に伝えてくるのって相当ヤバいなと思った。
そんなことがあったとあるサーバーは、来年の1月末で閉鎖するそうな。管理人にはお世話になった。正直あそこには悲しかったり気分が悪くなるような想い出も結構あるので、閉鎖するニュースを聞いてもそれほどマイナスな感情には苛まれない。せいせいする、は完全に言い過ぎであるが、悪い記憶ごと消え去ってくれたら良いなとは思うくらいには、色々思う。
多分他のSNSが消滅しても、特に何にも思わない。それくらいには色々あったからなぁ。それでもやっぱり、今までお疲れ様でした。
(インターネット上でも)多くの人間と一緒に過ごすとめんどくさいことになりがちだし、そういうことを気にしがちだ。そういう時には本に逃げる。逃げた先でもめんどくさかったら、もう行き場がない。だから本、他の娯楽もかな、シンプルな方が好みなのかもな。
でもゲームはそうじゃないんだよなー。不思議だ。