オイラのお盆の後半も無事に終わった。墓参りに行けなかったことだけが心残りだ。
お盆前半戦で色んなことをしたので、後半はいったいどんな日々になっていくのだろうなーとワクワクしていた。
まず、軽い熱中症になった。
ベトナム料理を食べたい、特にチェーが!食べたい!と思い、とある学生街のお店へ。この店に入ると、いつもそこそこ席が埋まっていて、そして若い学生が一人もいない。お盆の時期だからというのもあるけれど、いつもこうである。オイラがあと10年若かったら、この店の手前にある餃子の店でライス大盛りにして食べるもんな。
ココナッツカレーと、念願のチェーを頼む。うめーうめー。一緒に来た友人のご飯も美味しそうだった。店長さんも気が利く方で、店には落ち着いた雰囲気もある。好きな店だ。
店を出て電車に乗ったりして、友人の用事に付き合う形で色々歩く。途中、日記用に使うノートが1冊欲しいと相談し、友人に連れられモール内のロフトに行った。
んだがそこでオイラの目が眩んだ。いや、なんかすごい物があってその対象に目が眩む…とかではなくてね、目がシパシパして、瞼を開けてられないのだ。友人にそのことを伝えると、確かにここのロフトはやたら眩しいなと同意してくれて、とりあえずモールの外に出た。
休憩したほうが良いと言われて近くのマックに入る。店内から窓の外をぼーっと眺めていたら、少しずつ眩しさがなくなっていった。ロフトの前にいた時は(モールにいた時からかもしれない)視界の端?特に右端の方がずっとモザイク状の光がチカチカしていて、思わず目を瞑ってしまったのだけど、それがぼや~っと消えていった。
一安心して注文したポテトを食べると「あれ?味が薄い…?」となり、友人から急いで沢山ゆっくりお茶を飲め、熱中症かもしれないと告げられた。友人が食べても普通の味のするポテトらしいんだが、オイラが食べても食べてもぼんやりと、しょっぱみだけが薄く感じた。友人のナゲットのソースをハンバーガーに塗りたくって食べても塩味の輪郭がハッキリとせず、やべーじゃんやべーじゃんと笑いながらポテトとハンバーガーを平らげた。笑っている場合ではないんだが。
回復したのでまた友人に付き添い、武蔵小杉という場所でバスに乗って移動。要件を終わらせてまたバスで駅まで帰ってくる。その時バス停の前には2,3階建ての銀行らしき建物が見えたんだけど、まるでそれを囲むようにタワーマンションが4,5本生えていて、何故だか気持ち悪い光景だな…と感じた。大人が子ども一人を取り囲んで見下ろしている図、みたいな怖さというか。
結局あの眩しがってたのは熱中症の症状?の一部だったのかねぇと、友人と話した。でもロフトって普段からすんげー眩しくないですか?思い出すだけで目を細めちゃうんだけど。
あとは何をしたっけな。上島珈琲に行ったね。
町の方に用事があって、それを済ませるために出かけて、帰りに寄ったんだっけな。あそこのグラス、金属で出来ててヒヤッとしていいよなー。中身のコーヒーがずっと冷えてるし、唇が触れる度におおっとなる。
もう少ししたら帰ろうかなーと思っていた時に、老夫婦が入店してきてさ。おばあちゃんの方は店に入るなりずんずん進んでいって、奥よりちょっと手前くらいの席にスッと座って。おじいちゃんの方は、何やらカウンターの店員さんと話し込んでいる。おじいちゃんは笑顔なんだけど、店員さんは半分苦笑いというか、そんな雰囲気で。
んで、おじいちゃんはその後すぐに店を出ていって、店の前の通りの植え込み辺りに腰掛けて、のんびりしだした。えっ、注文しないの?とビックリした。外で何かするわけでもなく、ただ座っている。夕方とはいえまだ暑いのに、というか用事がないなら一緒に座ったら良いのに。
おばあちゃんの方に目をやると、一人で二人がけのソファ席に座ってぼーっとしてる。気が付かないうちに店内用のブランケットを肩にかけている。こっちも全く注文しない。急におばあちゃんが席を立ったかと思ったら、今度は奥の喫煙席の方に座りだす。やっぱり注文しないし、タバコも吸わない。ただただ座っている。
なんなんだこの二人。なんで店内と店外で離れて座ってるんだろう。でもおじいちゃんは帰ったりしないんだろう。オイラは離れた老夫婦の顔をチラチラ見ながらコーヒーを飲む。
そこから……20分くらいかな。おじいちゃんが店の中に入ってきて、まだいる?と店員さんに声を掛けた。でも店員さんもいちいち把握してないから、えっと…と困っている。たまらずオイラが「奥の!喫煙室にいます!」と大きな声を出してしまった。店員さんもおじいちゃんもビックリした顔をしたが、おじいちゃんはそのまま喫煙室の方へ入っていった。
オイラの席から丁度、その喫煙席の二人が見える。隣に座るかと思ったら、一組分テーブルを離して座りだした。そしてここでようやくコーヒーを注文した。彼らの一連の動向を伺っていたオイラは、1mmもその状況を飲み込めず、店を出ることにした。
帰りながら、あの一連の出来事は一体何だったんだろうと考えた。色々と想像してみるが、どれも確証はない。それに、答えを知ったとしても、だからどうしたってんだよ、とも思う。ただ、なんだろうな…あの時の上島珈琲店は、彼らのああ言う振る舞いを許したんだな、それは嬉しいことだなーと思った。
店の都合としては、注文して席取って、一組でやってくるなら組で座って欲しいだろうさ。で、大人はそういうのを理解しているからそうするじゃんね。そうしないのは厚かましいとか常識知らずとか…いわゆる”悪い事”だと感じるし。実際そういう人ばっかりいたら、そういう人以外の全員が困っちゃうだろうから、店側は当然許可できないだろうしな。
でも、あの時の店はそれを許したんだよ。どういう事情があるにせよ、傍目から見たらトンチンカンなお客さんの振る舞いを許した。それをオイラは、人間のダメなところだなーと思って、嬉しくなったんだよな。
そういうことがあった、という思い出話。オイラが何かしたってわけじゃないんだけどね。
あとはチョイチョイ色々したな、貰い物のメープルシロップを使いたくてパンケーキ焼いたりとか、動画をとって編集したりとか、サバイバルクラフトゲームをいくつかやってみたけど上手くハマれなくて落ち込んだりとか。どうでもいいことばっかりしてるな。
こう書いてみると、お盆の前半にいろいろしすぎて、後半は大きな出来事はなかったかもしれないな。でもどの行為も楽しかった。特にパンケーキがうまく焼けて嬉しかったなー。パンケーキってさ、フライパンに油を薄くひくのが上手な作り方のひとつらしいんだけど、オイラは割としっかり油をしいちゃうんだよな。そうするとフチの所がカリカリってなってさ、そこが美味いんだよなー。フワフワしたやつより、薄くてもちもちペナペナしたやつが好きだ。
こんなことを、お盆が明けてから書いている。昨日冷たいものを飲みすぎて(コーヒー→氷水→冷や汁→氷水×2)胃腸をやってしまったらしく、半日くらい胃が痙攣していた。胃腸を強める活動をしたほうがいいかしらねぇ。
これでオイラのお盆はおわり。来年は何しているんだろうね。楽しいことしてるといいなぁ。

普段はこのブログで日常のことを書いていますが、趣味のゲームのことはこっちで書いてます。暇つぶしにどうぞ。