wander around holding a soft oval

日記や雑記を書いています。それらの違いは分かりません。

ナスのような肌触り

日課の散歩をしていたら、2匹のアオスジアゲハが天に向かって飛んでいく様子を見かけた。一匹はその言葉の通りまっすぐ空に登っていくのだが、もう一匹は相手の周りをぐるぐる旋回しながら追いかけるように登っていく。これが二匹ともフラフラ飛んでいるなら、仲睦まじいな~とかケンカしてんのかな~と思えるが、まっすぐ登っていく方はもう片方など歯牙にもかけない様子でぐんぐん飛んでいくのだ。繁華街の客引きをスルーして家に帰ろうとする人みたいで、なんか格好が良かった。一瞬歩道の方に目をやって、また蝶を見ようと振り返ったら、もうあの二匹はいなくなっていた。野生動物って、目を離すとすぐにいなくなる。

 

散歩から帰って家事をして、それから午後まで作業をしていた。私は実況プレイ動画を投稿する活動をしているのだが、昨日空いた時間にささっと動画を収録しておいた。それをさっさか編集する。まったく手をかけない。なんならAIに任せても良いくらい。まぁ任せないが。動画編集は楽しいが、他の楽しいこともしたいのだ。例えばゲームとか。結局ゲームじゃん。いいんだよゲームが好きなんだから。ひょんなことから彫刻刀をゲットしたので、何か彫ってみたいなとも思っている。したいことは全部やろうと思っている。

 

午後の2時になり、支度をして出かける。移動中はポッドキャストを聴いていた。ぼる塾のトーク番組。餅などに入っているアンコの話になり、アンコはSNSに載せる奴が全然いないだけでアンコ離れが起きているわけではない、SNSがすべてなわけがない、家族は大切だがSNSに載せないそれと同じだと話していて、その通りだなと思った。自分が見ているものが全てではない。それはアンコだろうがなんだろうが同じである。私はデイリーヤマザキに売っている芋饅頭が好きです。

 

駅から少し離れた場所にある、病院へ着いた。検査の結果、カンジタ菌はいなかったとのこと。薬を塗っていたら痒みは大分おさまりましたと伝えたら、軟膏一本使い切るまで塗り続けて、それで痒みがなくなったらもう大丈夫ですと言われた。会計は430円。今日はズボンは脱がずに済んだ、ちょっと安心。そう、今回は肛門科に行っていた。1か月ほど前から肛門が酷く痒く、市販の薬を塗っても良くならなかった。不安に思って人生二度目の肛門科に行ったのだった。一度目は学生時代、切れ痔が全く治らないのでガンかと思って病院に駆け込んだ。あの時の先生に初めて肛門に指を入れられ、びっくりして「うわー!」と叫んでしまったことを、今でも覚えている。結局薬を塗って治った。あれから十年以上経ち、二度目の肛門科であった。ここの先生は優しく丁寧に診てくれるし話も聞いてくれた。看護師さんも私が股間を晒さないように気遣ってくれて、非常に安心した。肛門を触診する時も声をかけて下さったので、全く驚かなかった。

 

ルンルン気分で買い物をする。ユニクロで新しいパンツを2枚買った。うち一枚はエアリズムシームレスボクサーパンツというもので、触り心地が面白い。特にゴムの部分がつるつる。適切な表現かは分からないが、ナスのような肌触り。尻を締め付けるような下着はやめたほうが良いと、先生に言われたので下着を買い直したのだった。

 

その後カフェで休憩。私の席の周りには一人しか客がいなかったのだが、その客がZOOM会議を始めた。話を聞く限りでは、どうやら動画か映像作品を作るかどうかの案件なようで、客は自身の腕を売り込む側の人間であった。「バズる動画を作りますよ」と、ノートPCに向かって、ハッキリ言った。私は肛門に指を突っ込まれる程度にビックリした。まさか世の中には、本当に、バズるための動画を拵えるクリエイターというのがいるとは。そして本当に、バズらせようと話を持ちかけるとは。歳の頃は30を過ぎている。キャップの似合う男性だ。話は続き、自分がいかに優れた存在なのかをアピールし始めた。動画だけでサラリーマンくらいの月収は稼いでる、借金をしてひどい目にあったがそれを元手に映画を撮った、そのスタッフの中にはシン・ゴジラの照明をやった人がいたんだ、など。私は恐ろしくなって、まだ残っているアイスコーヒーをズコーッと飲み干して、さっさと片付けてその店を後にした。

 

私は自己アピールがとても苦手である。履歴書は100枚ほど買って5枚程度しか完成させたことがない、それくらいには自分の経歴や長所などを人様に伝えるのが苦手である。自分は何者でもないと、心から思っている。実況プレイ動画を拵えて投稿する活動も、別に誰かにチヤホヤされたくてやっているわけではない。されたら勿論嬉しいが。本当は、ただゲームが好きなので、遊ぶついでにカメラを回しているだけだ。Vlogだ。そして私は何者でもない自分が結構好きだ。そういう奴なので、ああいうアピールを聞いていると前頭葉がチカチカしてくる。

 

家に帰り、買ったばかりのパンツを試しに履いてみた。ツルツルしてて面白い。水着みたいと書いたら伝わるか。生憎、男性用の水着以外は試着したことがないので分からないが。それから数時間後、今こうやってブログを書いている。カフェで余り物の食パンを買ってきたので、明日はこれで何か作りたい。今日の晩ご飯はゴマダレの冷やし中華の予定である。昔練りごまを買ったことがあったが、使い勝手が悪くて悪くて、結局ほとんど使わずに捨てた。自分には、ゴマダレは市販のもので充分であると結論を出した。以前拵えたホットケーキについての記事にも、似たようなことを書いた記憶がある。ホットケーキミックスを自作してみたり、ゴマダレに挑戦したり。やってみると、自分に向いている素、向いていない素があることを知れる。カスタードクリームと冷やし中華のタレ(醤油)は自作が好きだ。そういえば最近カスタードクリーム作ってないな。今度やるか。