まるっとまったりまろやかに

ゲームの感想、考察、実況プレイ動画のこと。日記も。

年末年始の日記

12月31日

 年末最後の買い出し。仕事が1月4日から始まるので、その時に食べる作り置き用の食材やらなんやらを買った。しいたけの値段が高くてビビる。

 スーパーに行くまでに、ヤクルトレディさんたちが駐車場でヤクルトコンテナを洗っていた。キャイキャイしていて、とても良い。寒空の下、外で物を洗っている人見ると、なぜか年末を感じる。スーパーの駐車場では、警備員の方が立ったまま号泣していた。心配になるくらい泣いていたので声をかけようかと思ったが、私が近づくとじんわり遠ざかっていったので、そっとしておくことにした。買い物から帰るころには別の警備員さんがトラックに棒を振っていた。

 買い出しから帰り、マストドンを眺めたり、年末年始に食べる筑前煮などの用意をした。マストドンでは正月なんてめでたくねーよとキレてる人がいた。その人を観察すると、普段から割とメンタルがやられてるようで。年末年始ってみんな浮かれてるから、その反発心というか、身に降りかかる不幸諸々でキレてるようだった。いろんな年の瀬があるな。

 昔は「みんなが楽しんでいる中で盛り下げるようなことを言うヤツってイヤだなー」と思ってた。今も思ってるぞ!でも最近は「周りが盛り上がってる中、イヤだ!としか叫べない時もあるよな」とも思ってる。空気を読んでポジティブに振る舞うのは、周りも自分も得かもしれないけれどね。でも譲れないくらいしんどいコトがあって、周りからは無視を決め込まれて。自分はその場から離れる事ができない(他に行ける場所がない)……みたいな時って、どうすればいいんだろうなーと思う。実生活で空気読みまくってしんどい思いしてたら、ネットで叫びたくなるのは分かる。それが自分で解決できるタイプなのか、人に噛みつかないと歯の疼きを抑えられないのかは、人によって違うだろうけど。

 「好きの反対は無関心」と聞いたことがあるけれど、じゃあ嫌いはどんな立ち位置にあるんだろう。好きと嫌いは紙一重とも聞くけれど、私はこの2つはぜんぜん似ていなくて、全く別の感情としてあるんじゃないかなって想像してる。

 そばと筑前煮を食べて年を越した。紅白は郷ひろみだけ見た。もともとそんなにテレビは見ないのだけれど、郷ひろみが毎年元気にやっているのを確認して、2355年末スペシャルを見て、私の年越しは終わった。阿佐ヶ谷姉妹のエッセイを読んだことがあるので、Eテレで仲良くしている二人を見ると、ちょっとふふっとなる。

 

1月1日

 正月らしさがまったくない。神社にも寺にも行かず、豪華なご飯も特にない。雑煮を食べようかと思ったがめんどくさかったので、簡単な味噌汁に焼いた餅を入れて食べた。普通。

 今年は実家から餅が届かなかったので、スーパーなどでお餅を買った。個包装だし焼きやすいしで便利だ。初めて食べたんだがビックリした。美味しくない!いや決してまずくはないんだが……味がないんだよな。無味。餅はアンコをつけたり磯辺焼きにしたりで色々食べるが、それって結局餅の表面に味がついているだけで、それ以外の部分には味がついてないだろう?それ以外の部分が餅の味だ。その味が、しないんだよな。無味のモチモチの何かを食べているようで、怖かった。

 美食家ともなればそういう経験は沢山あるだろう。しかし私は貧乏舌。ベーカリーの300円のパンよりローソンのアンパンの方が好きな奴だ。だから自分にもそういうことがあって驚いたんだ。そういえば……子供の頃、豆腐は豆腐屋で買ったものを食べていた。その豆腐屋が閉店したので、母はスーパーで豆腐を買ってくるようになった。初めて食べたスーパーの豆腐の味の無さに、ショックで泣いてしまった記憶がある。たかが豆腐、されど豆腐。しかし今はスーパーで3パック100円のものを食べている。味の無さというか、この豆腐に慣れたんだ。時々遠くの商店街まで行って豆腐を買って食べると、味の濃さに引いてしまう。ちょっとで満足する。

 私にとってのお餅も、そうなるのだろうか。なんだか嫌だな。餅との思い出が薄まるようで悲しい。来年までに餅つき機を買おう。もしくは米屋で餅を買う。

 夜はYoutubeLiveでバグフェイブルズをプレイ。冒頭からいいシーンが多くて泣くかと思った。うそだ、ちょっと泣いた。いい作品だ。毎度毎度言わせてもらうが、あの作品を「ペパマリっぽい」とは呼べないと思う。影響は受けているだろうが、キチンと見るとぜんぜん違う。どんなゲームにも良い点悪い点があって、その捉え方は人によって違う。ただ、あれをペパマリライクなインディーズ作品と結論づける人間を、私は信用しない。

 

1月2日

 動画の投稿をして半日を消費する。動画のサムネイル制作は、思うよりもずっと時間がかかる。動画を再生して、良い所でスクショを撮って、それを加工して……を20本ほど繰り返す。それだけなのになんでこんなに時間がかかるんだ!もう!と落ち込んだ。初落ち込み。

 多分自分の中で型が決まってなくて、アレコレ試したりするから無駄に時間がかかるんだと思う。1つの動画の中で起こることはいくつもあるし、動画をまだ見ていない人間にどこまでネタバレするかも考えないといけないから……なかなか難しい。動画のサムネイル制作を外注するYoutuberもいるらしいが、その気持は分かる。サムネを作ったら動画投稿。youtubeに4本、ニコニコに2本。動画説明文を考えたり、各リンクを整えたり。これでも時間が取られる。もう!

 でも、この動画投稿やサムネ制作の時間は大切だし、面白かったりもする。自分のブログをアレコレいじるのと、動画投稿時の作業はちょっと似ていると思う。商品のレイアウトを考える時とか?そういうのって楽しい。あと私の場合、サムネ制作時に動画を再生するんだけれど、その時に気付くことも結構ある。シナリオのこの場面って…とか、このポケモンの強さは…とかね。

 夜は枕を買いに行ったり、タンブラーを眺めたり。実物を見たくて家電量販店に行ったが、どう見ても店員がサーモス推しだなと分かるようなラインナップで、諦めて帰ることにした。象印がほしいのだ。だってマークがかわいいじゃん。帰りにバーミヤンでエビチリを食べた。正月といえばエビ。エビフライを食べたらその度に正月気分になれる。

 

1月3日

 4日から仕事が忙しくなるので、そのために作り置きのおかずを用意したり、ゴロゴロして一日を過ごす。マストドンで「睡眠時に曲を聴くかどうか」という話題が出た。私は怖がりなので、曲を流しながらの方が寝付きやすい。しかし睡眠が浅くなるのでちょっと困る。ふとラジオ番組の「ジェットストリーム」を思い出した。あれを聞いていると大体眠くなる。調べるとMCが大沢たかおさんから福山雅治さんに変わっていた。更に調べると、ジェットストリームのCDが売っていることを知った。ほ、欲しい!!どうしよう……1枚くらい試しに買ってみようかな。

 初読書。「AIの時代を生きる(美馬のゆり)」を読んだ。前半はAIと人間の社会、人間の持つ共感性、技術と人間の関係について書かれていて、それは楽しく読んでいた。後半は人間はどう学ぶべきか、どう生きるべきかが書かれていた。こちらは聞き慣れない言葉ばかりが出てきて、半分くらいすっとばして読んだ。本の中で話が出てきた、東ロボくんの本も読んでみたい。

 「君がいない夜のごはん(穂村弘)」も読みきった。こちらも前半は面白かったが、後半が気持ち悪くなってすっ飛ばした。味オンチの著者が見せるこだわりや食への悩みは読んでいて新鮮で面白いのだが、時折挟まるそれ以外の価値観が合わない。自身が本の中で「性格が悪い」と書いているので、本当にそうなんだろう。

 去年…いや一昨年くらい?から、めんどくさい所、読みたくない所はすっとばして読むことにした。読むのが苦痛で読まなくなるくらいなら、読みたいところだけ読めばいいという考えに至ったから。読書で頭が良くなりたいわけじゃない、読書はただの趣味だ。だからテキトーでいい。色んな読書スタイルがあればいいと思う。たくさん読むのも1年に1冊だけ読むのも、全部読書だ。

 そういえば、去年読んだ本の冊数が100冊を超えた。タイトルをメモしていて、年末に数えたら100だった。ぜんぜん合わなかったもの、泣きながら読んだもの、いろいろあったな~。イギリス人作家が自分に尽く合わなかったのは面白かった。どれもすごく面白いのに、読んでいるとイライラしてくるのは不思議だ。1節を読み終えて「このイライラは…まさか!」と思って作者をチェックすると、だいたいイギリスの作家なんだ。先入観を持ちたくないから、作家を見て本を読むことはあまりしないのに、当たってしまう。あのハリーポッターですら合わなかったので、もう諦めている。

 個人的には「岸辺のヤービ(梨木香歩を今年も読みたい。あれは良いものだ。私の大好きな本「家守奇譚」を書かれていることを最近知った。作者を調べずに読んでいると、時々こういうことが起こる。こういうのが嬉しい。

読んだ本。児童書と新書が多いか。小説は全然だ。

おわりに

 私の年末年始はこんな感じだ。書いてみると、いつもの日常と変わらないような気がする。今年の抱負は「水をたくさん飲む」「いろんな本を読む」など。餅も勿論買う。手帳も変えたから継続して書いていきたいし、ゲームも沢山やりたい。今年の抱負はまた今度丁寧に書く。

 

ふだんはココで動画投稿しています

niconicohttps://www.nicovideo.jp/user/37168119

youtubehttps://www.youtube.com/c/MrMaruimono0427

ポートフォリオhttps://potofu.me/maru-tyokubai