まるっとまったりまろやかに

ゲームの感想、考察、実況プレイ動画のこと。日記も。

1月1週目辺りの日記のつもりだった

プロローグ

あけでとー。紅白でサザン見終わった時に「あ…平成って終わるんだ…」と思ってすごく寂しくなった。でもいいもん見れた…。孤独のグルメも面白かったしね。最後の方食い終わるのか…?ってハラハラしてしまった。

お年玉あげたかい?もらった?私はどちらも今回パスだ。実家の母からは基本「帰ってくるな」と言われるからね、雪がすごいから暖かくなってから来なさいと。そのおかげで私の懐は暖かいままだ。

唐突だけど、ビルダーズ2を貰ったよ。

会社の上司が奥さんのために購入したそうなんだけど、買ったその日に奥さんも買ってたみたいで余っちゃって。仲良し。

じゃあ誰かにあげるかっつって私に回ってきた。どんなクリスマスプレゼントだ。ありがとうございます。

ダウンロードカード(って言うのかな?)を貰ってから、一人ずっとワタワタしていた。どうしよう本体いつ買いに行こう。次の休みに急いでヤマダに向かったよ。

PS4は以前から欲しかったんだ~ペルソナ5めちゃカッコいいしFPSもやりたいし、PS4でしか出てないインディーズ作品多いしで。最近はそんなこと無いけど。

そう、最近はそんなことなかったのだ。ペルソナ5PS4だけどペルソナQ2というゲームは3DSでも出来るそうだし、FPSは元々下手だから我慢できる。

あとインディーズ作品がPS4でジャンジャン出始めたのはWiiU任天堂の看板だった頃の話で。今はPC/PS4/Switch版で発売すること多いからね。

PS4欲しい波が来る度に、岸壁で波をバシャバシャぶっかけられながら「PCがあるから!Switchがあるから!実況があるからー!」と買わずに耐えていた。

それが急に手元にビルダーズ2。更に今約25000円でハードを買えてソフト2本ついてくるキャンペーン中。乗るしか無いこのビッグウェーブ

まさか開封動画であんなにふぁぼられるとは思ってなかった。

 

1月1週目辺りの日記(ビルダーズ2のアレコレ) 

ビルダーズ2、あれはやめといたほう良いよ。

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タイトル画面。めちゃテンション上がる。

私29日辺りから三が日終わるまで延々とビルダーズ2やってたもん。

1月2日だけスーパーに買物行ったけど、トイレ見ては「扉ってこうなってるんだ…通路…」と考えて、階段見れば「ここの天井はどうやったら再現できるかな…」って考える。外に出かけたのに頭の中は自分の島のことばかり。

出かける以外はもうずっと。引くほどずっと。やりすぎて二の腕痛くしたもんね。本当は三が日も大晦日もそれなりに予定組んでたんだけど、全部予定変更ビルダーズ2一択。

もうたまったもんじゃないね。最高だ。大事な予定がある方には購入を勧められないね。こっからビルダーズ2のネタバレになるかもしれないから注意な。

サンドボックス系のゲームは色々あると思うんだけど、ビルダーズ2の場合は優しいのよ。とにかくサンドボックス初心者に優しい。

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モンスターまで優しい。
制限されているから優しい

ビルダーズ2は島から島へ行き来して、自分の島を豊かにしていったり、他の島の問題を解決していったりするんだけど、どの島でもストーリーとミッションがある。

誰の家建てろとか、アレとってこいとか耕せとか、スケスケシャワー室作れとか。

それがすごくありがたい。なんでも出来る、なんでもある世界にポーンと出されると私はダメなのよ…全然進められないの。ある程度指針があるとすんげーやりやすい。

 

あと、ストーリーを進めないと素材が集まらないのも良い。

「家建てるか~まずはこの岩をつかっt…いやこの岩よりも見栄えの良い石とかあるんじゃない…?あそこのアレ使っても良いな…そもそも土地がもっと良い所あるんじゃ…」

と、最初からよりよくしようとして進まない。最初からなんでもあることが分かってると、迂闊に作れない。

ほんで結局、多くの素材があることを分かっておきながら、妥協した家が出来る。妥協した家に愛着は湧かない。なにより心が沸き立たない。

ビルダーズ2は、最初自分の島にはなんにもないの。想い出の昆布くらいかな…あるのは。だから建てようにも、そこらへんの砂と岩でしか家を建てられない。

次の島には泥ばっかり。だから最初は泥メインでやってくしかない。その時に出来る一生懸命で作れるんだ。

それで、その島のストーリーを進めることで新たな素材を集められたり、新たなレシピをドンドン思いついていくのよね。都度都度で一生懸命を出せる楽しさよ。

 

自分島以外の外の島では、居住区が決まってるのよ。島自体はめちゃ広いんだけど人は限られた場所にしか住めないし、その場所から出られない。

例えばある島で「畑を耕せ」というミッションが出てくる。島は広いから、土さえあればどこでも耕せそうだ。

しかしそうじゃない。畑は農民職の人しか耕せない。そして彼らは村から出ない。なので畑は村の中で作らなければいけないんだ。家とかも同じだね、でけー山の上に家建てても誰も住まない。

この「限られた土地、限られた資材でいかにして建てるか」ってのが中々悩ましく、楽しいところでもあるんだ。トイレの隣に風呂作るのも…だったらトイレを移動して…とかね。

ほんで各島々で持ち帰った素材とレシピ、そして一緒に連れてきた移民の皆と一緒に、一切の成約がなくなった自分の島で好きなように建てる…これもまた面白くてな…

遊びっていうのは、ある程度ルールがあった上で遊ぶ楽しさと、ルールなしに自由にできる楽しさ等あると思うんだけど、ビルダーズ2にはどっちもあるのよね。それが嬉しい。

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限られた資材に土地でも色々出来る。
ドラクエの枠組みが優しい

あ、限られた土地と書いたけれども、島自体はものすごく広い。私泥の島で愕然としたもん。「えっさっきまで散々歩き回ってた場所、島の半分なの!?」っつって。

あそこ怪しい!なんかあるかも!とか、お使い頼まれたけどあの山々のところまで寄り道しよう!とか。

ドラクエプレイヤーなら一度はやったことあるんじゃないか?あれが一人称視点で出来る。

風景もめっちゃ綺麗だしな~鉱山の島の地下洞窟はすごいよ。冒険中は一人称視点でドラクエやってんのと変わらないもん。

ほんで新たな廃墟や原住民の建物を見るとすんごい参考になる。モデルハウスがあるのがありがたい…!

勿論戦闘もある。あのお馴染みのモンスター達と戦闘だ!おおナメクジはしっかり気持ち悪いしドラキーは集団でまとまって寝てて可愛い。オークのデカさにビビる。しっかり攻撃回避しないとあっという間にやられちゃうね。

だから薬草作ったり武器防具を整えたり、ご飯も作って…ってやってると、増えた住民たちが原っぱで寝てるから大急ぎで家を建てたりご飯を食べる環境を整えたり…

するとご飯になる食材が足りないから畑を耕したり別の島で食べ物と素材持ってきたり…

で自分島に帰るとザブザブと水の中に入って移動してる住民を見つけるからじゃあ橋をどこかに建てるために整地して…という感じだ。

時間がいくらあっても足りない。最高だ。

JRPGって一本道だから~とバカにされたりするでしょう?このビルダーズ2は、そのJPRGの一本道が決まっている所と、サンドボックス特有の自由さが丁度良く混ざり合ってる感じなのよ。

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ドラクエらしい地下神殿や世界の果てを見たくなる。
住民が優しい

住民が優しいのも良いんだ…何作っても喜んでくれるししっかり使ってくれる。一日の生活サイクルがちゃんとあるのよ、そしてそれは建てたもの作ったもので変わってくる。

朝昼晩しっかり食べて畑耕して。風呂を作ると毎晩風呂前には長蛇の列が出来る。でそれだとかわいそうだから風呂を増築して…また時間が溶ける。

こう考えると、私の場合は自分のために建てることってあんまりないな…住民がいかに心豊かに暮らせるかって考えてる。人のためのほうが頑張れる。

そうそう。風呂って言ったけど、勿論風呂は自分で好きに作っていい。でも最初だけは風呂の設計図通りに作らないといけない。風呂釜はここに置く、タオルはここの壁に…という指示がある。

こう書くとマイナスに捉えられるかもしれないけど、私にとってはそうじゃない。設計図があるから誰でもステキなものが作れるんだと思ってる。

粘土だけ与えられてフィギュアは作れない私だけど、プラモデルを組み立てるのはすごく好きなんだ。そういうプラスがあると思うんだな。

設計図以外にもレシピってのがある。特定の素材を組み合わせることで、名称のある部屋を作ることが出来る。

変な話、風呂釜1つを居住区のどっかに置くだけで皆風呂に入るのよ。原っぱでもベッドの横でも。

でもそうじゃなくて、壁があってタオルや椅子や桶がある空間に風呂釜を置くと「風呂」という名称が付き、皆が喜んでくれてレシピノートが埋まる…そこに薪を2つ置くと「ポカポカお風呂」という名称が付き更に喜ばれる。

ちなみに喜ぶとポイントが貯まる。そのポイントを使って、ストーリーに関係ない島に行けたり新たなレシピと交換したり出来る。色んな面で、レシピ通りに作るのは楽しいんだ。

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ストーリーに大きく関わるミッションから、個人から受けるクエストなど様々。
難易度も優しい

アレコレ冒険行ったりすれば当然敵とも出会う。それに居住区にいてもモンスター達が攻めてきたりする。戦闘で破れたらゲームオーバーだ。

でもやられてしまってもペナルティが無い。持ち物は全て持ってるしレベルも据え置き。だから溺れ死んでも落ちて死んでも安心。

モンスターたちとの戦闘で破壊された町は、ある程度進めておくと住民が直してくれるし戦ってくれる奴らも増えるし。高台で一日街を眺めていても問題がない。

モンスター達と戦うには武具が必要だけど、それも壊れたりしない。武具とは別に素材採集や建築に必要な道具だって何度使ってもなくならないし、道具はゲームを進めるとアップデートされていく。

お腹が減ると行動が制限される。でも餓死はしない。

冒険中疲れたらマップでワープできるし。ワープポイントは沢山あるからありがたい。

と今思いつくだけ書いたけど、難易度が易しいのではなく優しいのよ。アレコレ作ってる間に建物メチャメチャにされたり、せっかくたどり着いた場所で餓死したりしないから。

何かをしてマイナスになるってことがなにもないんだ。住民ほっといて3日ぐらい冒険行ってきても、当然住民たちは死なないし。そういう部分で自由を保証してくれる。野ざらしの自由ではなく、整った自由がビルダーズ2にはある。

 

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でも画像はカオス。
まとめ

子供の頃から自由時間が苦手だったのよね。何でもして良いんだよ、と言われると「なんでもしなきゃいけないんだ」と思っちゃう。自由に縛られる感覚だ。

それが、ルールを整備されたり環境を限定されることで、その中で工夫して遊びたくなる。その工夫が、自由を得た時に爆発して、縛られていた自由の鎖を断ち切るんだ。

この自由度の管理の仕方が、ビルダーズ2の一番の優しさだと思うのよ。

正直な話、マイクラ等にある「最初からなんでも出来る」は無い。最初は昆布と砂しかないからね。

サンボボックス玄人というか、ゴリゴリのサバイバーには合わないかもしれない。松明に必要な石炭や木炭の作り方に頭を悩ませることがないからね。

それがつまらない所かもしれないし、面白いところかもしれない。

JRPGが好きな人やサンボボックス系はあんまり触ったことない人は是非。是非是非プレイしていただきたい。

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自分の島。ここから何が生まれ何を生みだすのか。

エピローグ

正月に起きたことほとんど書いてねぇやーわははーまぁ良いか。本当はストーリーとシドー君のこととか書きたいんだけど…ストーリーは置いといてもシドー君のことは次回書く。絶対書く。

三が日も終わったので、明日から通常営業だ。仕事に家事に実況にとアレコレやってからビルダーズ2をやろう。じゃないと現実世界に戻ってこられなくなるからな。ではまた。