だし巻きが好き。まるです。
先週くらいにTVでハウルの動く城を放送してたね。ずいぶん久々に見たな~今回で視聴は二回目だったはず。
以前見た時はいつだったかな…忘れた。内容で唯一覚えてたのは、お婆ちゃん(荒地の魔女)が「良い火だねぇ~」って言いながら溶鉱炉に沈むシーンかな…
映画が公開されたのが2004年だってさ。ほんで何年かぶりにハウル見たけど…めっっっっちゃ面白かった…面白かったな…?(確認
なんだべ、何からなにまで面白かったんだけど、今回はカルシファーとハウルの関係性とかアレコレ考えたり二人の可愛さとかをヒシヒシ感じてたな~
カルシファー君は良いな~何食っても美味しそうだったもんな…あんなに美味しそうに卵の殻食べる生き物中々いないもんね。しかも悪魔なんだもんなぁ…
カルシファーは悪魔って言ってたけど、悪魔って人間とは住む世界が全く違うわけでさ。その世界を宇宙として、悪魔を宇宙の星として書いてるんだべかねぇ…交わることのない存在…
人ってのは流れ星に願いを込めるけども、殆どの星は水に落ちて消えてなくなるから、願い≒契約は叶わないのかもしれないね。
ハウルは消えてしまう前に星を掴み取れたからこそ願いが叶ったわけd…ハウルとカルシファーの契約ってなんだったんだろ?強大な魔力?魔法そのもの?
でもサリマン先生の元にいる時から既にとても優秀だったわけだし、星に願いを込めなくても、そのうちハチャメチャ優秀な魔法使いになってたんじゃないかな?
うーん…でもアレか、先生の後を継ぐってことは当然国お抱えの魔法使いになるわけで、それは「魔法を自分自身のためにしか使わない」ハウルにとっては嫌だったのかな…
先生の言い方も良かったですよね、魔法を自分自身のためにしか…ってやつ。己の私利私欲のためではなく、多くを救うために魔法を使うべきだという話。それは多くを得るための小さな犠牲はやむなしという、大人の考えだ。
でも実際ハウルって、何かしらを守るために魔法を使い続けてるのよね。自分の身を犠牲にしてでも。それをソフィーも感じ取り話が進んでいくわけだ。
それは先生の言う理想的な魔法使いの形かもしれないんだけど、見方を変えれば「自分の大切なものを守る≒自分のため」というエゴになってしまうんじゃないかしら。
そんな我儘でも、守られる側からしたら嬉しいし感謝もするし。優しい人間だ素晴らしい魔法使いだって、決して愚かな存在ではないって言い切れるわけじゃない?
だからよ。だからこそサリマン先生は、ハウルをまだ未熟と捉えてるんじゃないかな。
自分のために魔法を使われたことがない、ハウルに護られたことがないからこそ、ハウルのことを未熟と言わざるをえないんじゃないかな~って考えたり。
あ~~~考えるとキリがねぇな~~~~~~~!!!!最高!!!!!!!
こういうのは答えがないから良いよね。答えを求めなくても良い、延々と考え続けることが出来る。無限妄想。
ここでこうやって先週見た映画のことをアレコレ書いてるわけだけど、実はジブリ作品って苦手だったのよね…
あ、いや。作品自体はすごく好きだったのよ。今も勿論好きだしさ。
以前ジブリ作品の一つがTVで放送されていてね?映画館にも見に行ったくらい好きで、めっちゃ楽しかったのよ。あそこ良いよなーとかあの場面はああだったのかなーってまた考えたりして楽しんでたんだ。
そんで放送が終わってから、SNSで「今まで明かされなかった裏設定」ってのを発表されて。映画関係者の公式アカウントから。そんでネットでも大々的に取り上げられて。
それが私はどうもしんどくてな~急に自分の好きなキャラが「作品では一切明かされませんがこの後死にます」なんてこと言われたら嫌じゃない????
いや、分かる。公式からのそういう情報って面白いっちゃ面白いじゃんね。設定資料集を買ったり「制作秘話!」「あの時こうだった!」「製作者が明かすテーマ!」とかってすぐ人気出てるから、そういうのを求める層って多いんだと思う。
さっきSNSで~って話したでしょう。それらの呟きね、ドエライ伸びたのよ。すごい!知らなかった!ありがとう!ってリプが沢山付いてたもんね。
でも私はその光景を遠くから見てて、皆そういうもんなんだ…私の楽しみ方が変なんだ…と。自分の思う自分の作品がガラガラと崩れていった。それでジブリから離れていったからなぁ。
設定資料集って全然買わないし、裏事情とかも裏設定とかも全然興味ないのよ。ついでに言えばあらすじとかも説明される必要ないかなって思っちゃう。
なんだべな…まず与えられる情報を咀嚼するだけならwikiで充分かなって。作品を見るのではなく設定資料集のみで良くないか?みたいな…
ゲームでも映画でも、それらには多くの情報が詰まっているわけだけど、ブログでまとめられたりすると、皆に必要な情報しか載らなくなるわけだ。そりゃそうだ。
夕焼けに照らされながら、息を切らせて山を登るソフィー。後ろを付いてくるカカシ。
こんなシーンだって「まとめる上では必要のない情報」だ。なんだったら今私が書いた一文だってただの情報でしかない。
でもこのシーンを実際に見た人たちは、何を思うだろうか。あの空の色を見て、ソフィーの息切れを聞き、表情の変わらないカカシの顔を見て何を感じるのか。
作品を紹介する時って、どれだけ詳しく書いても情報しか載せられない。せいぜいその時の情景を伝えることは出来るだろうけど、それは情景の情報だ。
情報として伝える時にこぼれ落ちていくもの、それらは作品を体験した人にしか分からない。だから情報としての資料は別にいらない、って感じだ。
もちろん後で聞いたらへーそうなんだ!ってなることもあるし教えてもらうと嬉しいけど、作品そのものの方が重要だからなぁ…これは自分の初見実況への考えに繋がるところがあるな。
あとは…ジブリに限らず、作品に対する想いってのはそれぞれの世界のものだと思うのよ。
二次創作だと「こういう世界線」とか「うちの設定」とかあるでしょう?でも二次創作に限らず、作品に触れ何か考えたらその瞬間に「その作品と自分」だけの世界が生まれると思ってる。
それは他の人と似てても良いし違ってても良い。公式の設定から大きく逸れてても他人と一部共有してても良い。だって作品に金払ってるんだから邪魔さえしなけりゃ自由やろ~~~~
そんで、創る側が何を想い何を考えたかというのも、変な話創る側の想い”でしかない”わけで。受け手は創る側の想いを掴まなくて良いし、大いに影響されても良い。
だってどこまで掴めばいいの?って話じゃん。全部創り手の意に従わないと行けないなら、作品全て最高に面白かったですってことにしないといけないもんね。
そして他人の考え、創り手の想いに触れることで作品自体をより好きになることだってあるよね。わかる~~~~~!!!!!ってやつだよ。
でも『触れない自由』は保障されて良いはずだ。想いの不可侵条約だ。貴方はこう考える、私はこう考える、違っていて良いじゃないにんげんだもの。
これを知らないなんてモグリだ!って言われるのは別に良いんだ。言われても作品と私の関係は変わらないから。でも世界観が変わるほどに余計なことまで教えんでくれ…聞きたい時は聞くから…って思うのよね。
ここまで書いといてなんだけど、別にどうしてくれとかは無いのよね…w 普段実況見てる方々は、初見のんびり実況の方針とかを分かった上で話しかけて下さるから何の問題もないし寧ろ私なんかに話しかけてくれてありがとう!って思う。
あ、そうか。初見のんびり実況の考えがそのまま他の創作物に現れてんのか。小説でもアニメでも、自分の世界を必死に大事にして、その作品を好きな方々と距離感を大切にしながら盛り上がりたい…
最初に書いたジブリの件は、自分の世界に土足で入り込まれたように感じたからショックだったんだ。私の世界の彼は死んでないのに…って。
それ以来ジブリは「自分の世界を作ってもそれは幻なんだ…」って辛くなってジブリから離れたんだ。でも今は色んな人から自分の世界を肯定してもらって、またジブリ見れるようになったんだ。実況やってて良かったなぁ…w
そうだ!ハウル見て原作も読みたくなったよ!色々出てるみたいで上中下巻まであるのね…amazonでも買えるから今度買うべな。
うん、今度な…今はブレイブストーリーの原作の方を中古本で買ったのでそれを読みたい。
映画になったのは知っていたんだけど「映画だと尺の都合上かなり端折っちゃってる所もあるから、心理描写とか街の情景とかをもっと知りたいなら原作も良いぞ」って言われてな?
ああいう薦められ方すると自分から読みたくなるな。人に薦めるの上手くなりたいね~出来る限り誰も何も傷付けずに、物を薦める力ってかなり大事だ…
-----
【第3話】星のカービィトリプルデラックス 初見のんびり実況【角無】
このブログは何かを薦めるようなもんではないけども、そうでなくてもこの作品は私から薦める必要がないよね。間違いなく名作だ。
トリデラは人からリクエストを頂いてて、それと1年前?くらいに誕生日のクーポンだったかGWのセールだったかで購入した。買ってて良かった…
動画内では終始私がはしゃいでいるだけなんだけど、そりゃアンタはしゃぐって。めっちゃキレイだよ。
グラフィックがまずキレイだし、カービィが吸い込んだり浮かんだりする動作がすごく細かく作られてる。カービィがますますポヨポヨしてる。
白飯3杯食えるよね。少し映るから分かるかもしれないけど、カービィだけでなく敵キャラの動きまで細やか。さすがハコボーイで驚異の四角を生み出したHAL研だ…
あとはステージがキレイ。グラフィックがって意味も勿論なんだけど、綺麗に創られてるのよ…雲の形、花の形、何から何まで徹底してるし、3DS最大の特徴である「奥行き」を作り込んでる。カービィに動きに合わせて見える景色が全然違う。
そしてそれぞれのエリア毎の仕掛けに一番合うものを用意してる。森林なら木こりだし、深い森林の中には針を持った虫やビートリーがいたり、はしごや雲までステージに合わせて作ってるとか最高かよ…創造神か…創造神だった…
勿論ボス戦もコピー能力も新しいものばかりでめちゃ楽しいんだけど、何より「アクションする楽しさを知れる」「可愛さに溺れる」ってのを楽しみにしてる所あるな。100%クリアとかエクストラもいいけれど、正直上の2つを体験できたら2%も1000%も関係ないわ。私の中では120%だ。
-----
ラノベとは別かもしれないけど、小説原作の作品って基本端折られるよね。でも個人的には東野圭吾の「新参者」はドラマも良かったと思う。東野圭吾は最近全然読めてないからなー本読みながらゲームしながらポケモンやりたい。支離滅裂なってやつだな。
ではまた。